今回は、「ThinkMarkets」についてまとめていきます。
ThinkMarketsは2010年にオーストラリアで設立されたオンライン証券会社で、現在ではヨーロッパ・アジア太平洋地域を中心にグローバルなFX取引サービスを展開しています。
そのThinkMarketsがいよいよ、日本国内でも正式にサービスの提供を開始しました。
海外FXでは国内FXとルールが大きく異なることもあり、そのサービス内容が気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ThinkMarketsのメリット・デメリットを徹底検証、さらに評判・口コミを参考に「どのような方に向いている/向いていない」かまで紹介していきたいと思います!
- ThinkMarketsは海外企業の日本国内向けサービス
- 定額会費最大5,000円のサブスクリプション方式
- 米ドル/円・ユーロ/米ドルのスプレッドは0.0pips
- 取引ツールはスマホアプリとPCツールを提供
- 銘柄数は77種類
- 低コストでの取引やスキャルピングトレーダーはThinksMarketsがおすすめ!
ThinkMarketsは、国内水準より大幅に狭いスプレッドが魅力のFX取引サービスです。
ただし、毎月最大5,000円の定額会費が必要となりますが、高水準の環境で取引可能です。
ぜひこの機会に、ThinksMarketsをチェックしてみてください。
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Contents
ThinkMarkets(シンクマーケッツ)の概要

おすすめ度 | |
---|---|
使いやすさ | C |
安全性 | A- |
通貨ペア数 | 77種類 |
取引単位 | 1,000通貨 |
スプレッド | 0.0pips(米ドル/円) |
スワップポイント | 非公表 |
ThinkMarketsはオーストラリアの「TF Global Marketsグループ」が提供するFX取引サービスです。
ヨーロッパ・アジア太平洋地域を拠点に、2023年現在で世界各国に50万人以上のユーザーを獲得、2020年には日本の「AFT株式会社」を買収し、国内向けのサービスを2022年2月21日から開始しました。
月額最大5,000円のサブスクリプション方式で、米ドル/円・ユーロ/米ドルの0.0pipsをはじめ、全77種類の通貨ペアで国内水準を大幅に上回る低スプレッドを実現しています。
レバレッジは最大25倍、取引単位は1,000通貨となっています。
取引ツールはスマホアプリとPCツールが「ThinkTrader」提供されており、テクニカル分析ツールが非常に充実しており、海外では数々の受賞歴を誇ります。
海外の企業ではありますが、国内FXサービスとして金融庁登録のもと、信託保全などのセキュリティも万全となっています。
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ThinkMarketsのメリット
ThinkMarketsには、FX取引サービスとしてどのようなメリットがあるのでしょうか?
おもなポイントとなるのが、以下の4点です。
- 国内水準より大幅に狭いスプレッド
- 高評価の取引ツール
- 1,000通貨単位で取引できる
- 通貨ペア数77種類
それぞれ、くわしく見ていきましょう。
国内水準より大幅に狭いスプレッド

ThinkMarketsでは、米ドル/円とユーロ/米ドルをスプレッド0.0pipsで提供しています。
ただし、スプレッドがゼロとなるのは朝9:00~翌朝6:00の時間帯で、それ以外は米ドル/円が2.8pips、ユーロ/米ドルが2.6pipsと大きく広がるので注意してください。
また、スプレッドはあくまで「原則固定・例外あり」であり、取引量の少ない時間帯や価格変動が激しいときなどには広がることもあります。
それ以外の77種類の通貨ペアも、インターバンク(銀行間取引)に準じた透明性の高いレートで、いずれも国内水準より大幅に狭いスプレッドとなっています。
このように低スプレッドが特長のThinkMarketsですが、一方で毎月の定額会費も必要となるので、取引コストはそれと差し引きして考えておきましょう。
高評価のスマホアプリ

ThinkMarketsのスマホアプリ「ThinkTrader」は、海外で最優秀モバイルプラットフォーム賞を受けたこともある、とても高性能な取引ツールです。
なかでもテクニカル分析ツールの充実ぶりが際立っていて、77種類のテクニカル指標、50種類の描画ツール、12種類のチャートを標準搭載、スマホからでも本格的なテクニカル分析を行うことができます。
最大200件のアラートで最新情報をキャッチ、リアルタイムチャートからのワンクリック決済で、いつでもどこからでもチャンスを逃しません。
取引履歴は日・週・月単位でレポートされ、自分の見たい時間単位でカスタマイズできるのも便利です。
2023年1月からはPC版取引ツールの提供もスタートしており、PC環境でも取引できるようになりました。
1,000通貨単位で取引できる

ThinkMarketsでは、最低1,000通貨から取引することができます。
たとえば、米ドル/円なら1米ドル=145円として、145円×1,000米ドル=145,000円から取引可能。
さらに、レバレッジ最大25倍をかければ、6,000円程度の証拠金から運用できるということになります。
このように1,000通貨単位での取引が可能なThinkMarketですが、一方でサブスクリプション方式による定額会費があるため、少額投資ではかえってコストパフォーマンスが悪くなってしまう点には注意が必要です。
通貨ペア数77種類
ThinkMarketsでは、77種類以上もの通貨ペアで取引ができます。
一般的な国内取引所では約20~30種類ほどの銘柄数が一般的ですが、ThinkMarketsであれば幅広いスタイルの取引が可能です。
銘柄数が多いとその分チャンスが増えるので、興味がある方はThinksMarketsをチェックしてみてください。
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ThinkMarketsのデメリット
反対に、ThinkMarketsには以下のようなデメリットが存在します。
- 定額会費のコストが大きい
- スワップポイントが低め
こちらも、それぞれくわしく見ていきましょう。
定額会費のコストが大きい

ThinkTraderの取引はサブスクリプション方式のため、毎月最大5,000円の定額会費がかかります。
たとえば、DMM FXでは米ドル/円のスプレッドは国内最狭水準の0.2銭となっていますが、これを250万通貨取引するとちょうど5,000円と釣り合うことになります。
したがって、それ以上の取引を行う方であれば、定額会費を支払ったとしてもコストを軽減できることになるわけです。

ただし、5000円かかるのは最高コースのみで、ルビーコースであれば1500円から開始可能です。
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スワップポイントが低め

ThinkMarketsでは、メキシコペソや南アフリカランドなどの新興国通貨を取り扱っていますがスワップポイントが低めです。
新興国通貨には高金利のものが多く、スワップポイントを目的とした長期保有にもよく用いられていますが、そうしたスワップトレードが行いにくいのもデメリットといえるでしょう。
Think Marketsではスワップポイントも非公開となっていますが、他社に比べれば低い水準となっています。
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ThinkMarketsの口コミ・評判
ThinkMarketsの取引サービスについては、実際にどのような評判があるのでしょうか?
ここでは、Twitterでの口コミを参考に見ていきたいと思います。
ThinkMarketsってどんな感じなんだろう
— 水道塔 (@SakuraThs1010) February 24, 2021
ThinkMarkets
と検索するとキャンペーンで、ドル円とユーロドルがゼロとなってますこれでレバもかけられたらやりたいなー
今は、ヒロセ通商です。
使ってないのですがら、XMももってます。トレタカさんはどこをつかってますか?
— 公園の芝生 (@6rvJXLxs2dEPoH9) June 22, 2022
日本ではまだあまりなじみのないサービスということで、その内容が気になっている方も多いようですね。
そのなかでもやはり、スプレッドがゼロになるという点に注目が集まっているようです。
ThinkMarkets、この2月から日本での営業をスタートしたが、取引ツールが自社のスマホアプリのみ。しかも月額8000円で取引量にも制限あり。新規参入なので稼げるポイントもありそうだが、あまり旨みがなさそう…使えそうな戦略が一つあるのでそれだけ来週試してみる。
— N301 (@N___301) March 18, 2022
しかし、一方で定額会費がかかってしまうという点に疑問を持つ方も多いようです。
以前は最大8000円かかっていた月額も現在は5000円まで引き下げられてます。
また、2023年からはPCツールの提供もスタートしているので、使いやすい会社になっていると言えるでしょう。
現在は低コストで高水準の取引環境が提供されているので、初心者~上級者まで幅広いユーザーに最適の会社となっています。
ぜひこの機会に、ThinksMarketsをチェックしてみてください。
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ThinkMarketsがおすすめな方
ここまでのメリット・デメリットや口コミ・評判をふまえると、ThinkMarketsは以下のような方におすすめなサービスといえそうです。
- 米ドル/円・ユーロ/米ドルのみで取引する方
- 豊富な通貨ペアで取引したい方
米ドル/円・ユーロ/米ドルを大量に取引

Think Marketsは国内水準と比べてスプレッドが狭く、特に米ドル/円とユーロ/米ドルは0.0pipsとなっています。
一方で、サブスクリプション方式により毎月最大5,000円の定額会費がかかるため、実際に低コストを実現するには、それを超える取引数量が必要となります。
具体的には、米ドル/円であれば月に400万通貨、ユーロ/米ドルであれば15万通貨を超えるような取引量の方にはお得となるでしょう。
豊富な通貨ペアで取引したい方
ThinkMarketsでは、豊富な通貨ペアで取引できます。
77種類もの銘柄を扱っているので、幅広い取引をしたい方はぜひ利用してみてください。
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ThinkMarketsがおすすめできない方
反対に、以下のような方にはThinkMarketsはおすすめできません。
- 少額投資をしたい方
- スワップトレードをしたい人方
少額投資にも長期トレードにも向いていない

ThinkMarketsでは、最大5,000円の月額会費がかかるのが最大のネックとなっています。
1,000通貨からの少額取引も可能ですが、大量の取引を行わないとそのコストに見合わないため、現実的とはいえないでしょう。
同じ理由で、取引回数が少なくなる長期トレードにも向いていないサービスです。
メキシコペソや南アフリカランドのような新興国通貨は取り扱っておらず、スワップポイントも非公開となっているため、その点でもスワップトレードを行うのには適していません。
スワップトレードをしたい方

ThinkMarketsでは、スワップトレードに不向きです。
新興国通貨の長期での取引を考えている方には、まず選択肢に入らないサービスとなるでしょう。
スワップも公表されていないので、逐一プラットフォームからチェックする必要があります。
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ThinkMarketsまとめ

ここまで、「ThinkMarkets」についてまとめてきました。
ThinkMarketsはオーストラリアのオンライン証券会社による、日本国内向けのFX取引サービスです。
その最大の目玉は、米ドル/円・ユーロ/米ドルのスプレッドがゼロとなる点で、それ以外の通貨ペアも国内水準より大幅に狭い内容となっています。
ただし、月額会費が最大で5,000円かかりますが、最低1500円から始められるのは大きなメリットと言えるでしょう。
また、通貨数も豊富で米ドル円、ユーロ米ドルでスプレッド0.0銭の取引ができるので、幅広い取引スタイルやスキャルピングに適した環境を提供しています。
今後もサービス改善を積極的に行ってくる可能性があるので、今のうちにぜひこの機会に、ThinksMarketsをチェックしてみてください。
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