今回は、「FX会社の出金」についてくわしくまとめていきます。
FX取引では、まず専用口座にお金をあずけ、その資金をもとにして運用を行います。
取引で出た利益は、ふたたび銀行口座へ移して現金化する必要がありますが、そのときの出金方法についてはFX会社によって細かいルールが異なります。
その点をよく確認しておかないと、自分の思うタイミングで現金化することができないケースもあるので気をつけましょう。
ここでは、そうならないための出金の基本知識から、即日対応でお金を引き出せるFX会社の紹介、またその他の注意点についても解説していきます。
結論から言うと、当日出金ができるおすすめのFX会社は「LIGHTFX」。
即日出金できるので、資金のやりくりが非常にやりやすい業者となっています。
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FX会社から出金する際の基本知識
FX会社からの出金には、ある程度共通したルールや特徴があります。
特に、以下の3つは重要なポイントなのでおさえてきましょう。
- 手数料は基本的に無料
- スマホからでも出金手続きができる
- FX会社によっては当日出金で対応
出金手数料は無料であることが多い
国内FX会社では、基本的にどこでも出金手数料は無料となっています。
ただし、FX会社によっては一定の出金額以下では有料とするなど例外のケースもあるので、その点はあらかじめ確認しておきましょう。
出金が有料になるケースについては、あとの「FX会社から出金する際の注意点」の項でくわしく説明しているので、ぜひそちらにも目を通しておいてください。
また、外貨のまま出金する場合には、「リフティングチャージ」と呼ばれる外貨取扱手数料が特別にかかることになります。
その場合は、さらに金融機関から引き出すさいにも手数料がかかってしまうので注意してください。
スマホからでも出金依頼が可能
出金をするさいには、まずマイページや取引画面などにある「出金依頼」のメニューから手続きを行います。
近年では、ほぼすべてのFX会社がスマホ表示にも対応しているので、外出先からでも問題なく出金依頼の操作を行うことができます。
また、多くのFX会社では、取引専用のスマホアプリも提供しています。
こちらにも出金メニューが用意されているので、より手軽に出金することができるでしょう。
ただし、FX会社によってはwebサイトからでは出金依頼できなかったり、逆にアプリからはできなかったり、またアプリから出金を選ぶとwebサイトに遷移したりと、さまざまなパターンがあります。
手続きで迷わないように、その点も事前にたしかめておくとよいでしょう。
当日でも出金できるFX会社がある
FX会社から出金を行うさいには、依頼から実際に銀行口座に振込が反映されるまでにタイムラグが生じます。
基本的には、出金依頼の翌営業日が反映のタイミングとなりますが、その日のうちに口座に振り込まれるFX会社もあります。
何かの急用などで現金が必要になったときには、とても便利なサービスとなるでしょう。
ただし、FX会社によっては当日出金に対応している時間帯や金額、回数などが決められているので、その点はよく確認しておいてください。
また、FX会社のなかには、出金依頼すると即時に振り込まれるリアルタイム出金を提供しているところもあります。
当日出金できるおすすめFX会社はLIGHTFX。
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当日出金可能なFX会社
ここからは、実際に当日出金に対応しているFX会社を紹介していきます。
FX会社を選ぶさいのひとつの基準として、ぜひ参考にしてみてください。
LIGHT FX
「LIGHT FX」では、1回につき最低2,000円から出金を行うことができます。
出金依頼から口座に反映されるまでの日数は、依頼から3営業日以内とされています。
ただし、営業日の午前11時までに出金依頼を受け付けた場合には、原則当日出金となることを約束しています。
余裕をもって手続きしておけば、ほぼ確実に即日出金できるでしょう。
LIGHT FXは、ほかにもコストが安くシンプルで分かりやすいサービス内容となっているので、特に初心者におすすめのFX会社です。
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▼LIGHTFXの評判については以下の記事をご参考ください
みんなのFX
「みんなのFX」は、LIGHT FXと同じトレイダーズ証券が運営を行っているサービスです。
そのため、出金ルールも「1回につき最低2,000円から」、「営業日の午前11時までの受付なら原則当日出金」という点が共通しています。
みんなのFXでは、ほかにもシストレやバイナリーオプションも利用できるので、より幅広く取引をしたい人におすすめです。
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▼みんなのFXの評判については以下の記事をご参考ください
ヒロセ通商
「ヒロセ通商」では、「リアルタイム出金」と「通常出金」の2とおりの出金方法を用意しています。
リアルタイム出金では、時間帯によって以下のようなタイミングで出金が口座に反映されます。
| 受付時間 | 口座反映 |
| 0:00〜9:30 | 当日の9:30以降 |
| 9:30〜14:30 | 即時 |
| 14:30〜0:00 | 翌営業日の9:30以降 |
一方、通常出金では以下のとおりの条件で口座に反映されます。
| 受付時間 | 口座反映 |
| 0:00〜12:00 | 当日の15:00まで |
| 12:00〜0:00 | 翌営業日の午前中 |
なお、いずれの出金方法も合わせて1日1回までが原則となっています。
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▼ヒロセ通商の評判については以下の記事をご参考ください
GMO外貨
「GMO外貨」では、1回分あるいは1日分の出金額が合計300万円以内なら、リアルタイム出金サービスが自動的に適用されます。
その条件は、時間帯によって以下のとおりとなります。
| 受付時間 | 口座反映 |
| 0:00〜14:30 | 当日の8:50以降 |
| 14:30〜0:00 | 翌銀行営業日の8:50以降 |
出金額が300万円を超える場合は、口座に反映されるのは受付の翌々銀行営業日となります。
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FX会社から出金する際の注意点
FX会社の出金ルールには、各社によってさまざまな条件や例外があります。
実際に出金依頼を行う前に、少なくとも以下の3点はかならず確認しておきましょう。
- 出金可能額
- 手数料の有無
- 土日祝日の出金
出金可能額を確認しておこう
FX取引では、口座残高とは別に、かならず「出金可能額」あるいは「振替可能額」という金額表示があります。
この数字が「現在引き出すことのできる金額」なので、かならず出金依頼を行う前にチェックしておきましょう。
では、なぜ口座残高のお金をそのまま引き出すことはできないのでしょうか？
そもそもFX取引というのは、レバレッジをかけて資金の何倍もの金額を運用することができる、いわゆる「証拠金取引」の一種です。
国内FXでは最大レバレッジが25倍なので、たとえば1米ドル=100円のとき、
1,000米ドル=10万円のポジションなら25分の1の金額、つまり4,000円の口座残高があれば取引できるようになるわけです。
このように、口座残高にどれだけの資金があるかによって取引できる金額が決まってくるので、
ポジションを保有していたり新規注文を行なっていたりすると、それに必要な「証拠金」は動かすことができなくなってしまうのです。
また、ポジションに含み損が生じているときは、決済前でも証拠金からマイナスして計算するので、その分だけ出金可能額も減ってしまうことにも気をつけてください。
なお、出金依頼後にポジションの評価額が下がると、出金可能額が減って出金そのものが取り消されてしまうこともあります。
基本的に、ポジションを保有していなければ口座残高はすべてそのまま出金できるので、
全額を引き出したいときにはあらかじめポジションを解消しておく（新規注文を出している場合は取り消しておく）とよいでしょう。
ただし、利益を確定してもそれが反映されるまでに2営業日程度かかる場合もあるので、その点にも注意してください。
出金に手数料が必要か確認しておこう
FX会社では、基本的に出金手数料はかからないということを先ほども述べました。
しかし、なかには例外的に手数料がかかるケースもあるので気をつけてください。
たとえば、最低出金額を設定しているFX会社では、それを下回る金額を引き出すには手数料がかかることがあります。
また、1ヵ月ごとに手数料無料となる回数が決められている場合もあります。
これらの条件も、FX会社を選ぶさいにあらかじめよく確認しておくようにしましょう。
土日祝日の出金はできない
FX会社から出金をするには、かならず間に金融機関の処理をはさむことになります。
そのため、金融機関自体が休業となる土日祝日には出金をすることができません。
ただし、出金依頼そのものはネット上で365日24時間いつでも手続きすることができます。
したがって、土日祝日のタイミングで出金依頼が行われた場合は、休日をはさんで金融機関の翌営業日に出金が反映されることになります。
出金依頼をするときには、その点もよく考えて、計画的に行うようにしましょう。
FX会社から出金する際のまとめ
ここまで、「FX会社の出金」についてくわしくまとめてきました。
FX取引では、出金は基本的に無料で行うことができます。
ただし、最低出金額や回数制限などで各社ルールが異なっているので、その点を事前によくたしかめておきましょう。
また、出金依頼から実際に口座に振り込まれるまでには時間がかかることもあります。
できるだけ自分のタイミングで引き出したい場合は、即日出金に対応しているFX会社を利用するのがおすすめです。
ほかにも、ポジションを保有していると口座残高より出金可能額が少なくなる場合もあるので、注意してください。
出金ルールをうまく利用して、できるだけコストをかけずにスムーズにお金を引き出すようにしましょう！
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