今回は、「FXのスキャルピング」についてまとめていきたいと思います。
スキャルピングの定義やメリットに加え、勝つためのコツや手法を中心にまとめていきたいと思います。
まだ自分の手法を身につけていない方は、スプレッドが小さく、様々な注文方法を利用できるヒロセ通商を利用するのがおすすめ。
スキャルピングをする方に一番おすすめのFX会社ですので、是非今のうちに口座開設してみてください!
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Contents
FXのスキャルピングとは?|他の取引手法と比較

スキャルピングの特徴・メリット
スキャルピングとは、数秒から数分レベルで売買する取引手法です。
取引手法 | 取引時間 | 取引回数 | 利幅 | 利益の出し方 |
---|---|---|---|---|
スキャルピング | 数秒~数十秒 | 1日に数十~数百 | 1~10pips | 為替差益 |
デイトレード | 数分~数時間 | 1日に1~2回 | 10~100pips | 為替差益 |
長期投資 | 数か月~数年 | 数週間~数年に1回 | 500~1500pips | スワップポイント |
スイングトレード | 数日~数週間 | 数週間に1回 | 100~500pips | 為替差益 |
他の取引方法と比べ、数秒単位で売買するので、あまり価格変動することがないので、リスクを抑えることができます。
一般的には、ボラティリティ(価格変動率)の高い通貨や大きなポジションで取引して、短い時間で大きくリターンを狙うことが目標となります。
スキャルピングのデメリット
スキャルピングと聞くと、少し危険なイメージもありますが、ルールを守ればそこまでは危なくはありません。
大きなポジションを取って、予想に反した方向に価格が動いて、損切りできずにずるずると膨大な損失になってしまったために危険になりえるだけで、前もって設定した損切り価格で、しっかりと損切りすることが重要になります。
また、初めての方は、小さいポジションでスキャルピングして、価格変動を抑えてトレードすることがおすすめです!
スキャルピングをするならスプレッドが小さく約定力も高いヒロセ通商を使うのが一番おすすめ。
スキャルピングをしたい方は、ぜひこの機会にヒロセ通商に口座開設しておきましょう。
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スキャルピングにおすすめなFX会社

おすすめ度 | ![]() |
---|---|
使いやすさ | A |
安全性 | A |
スワップポイント(ドル円) | 70~80円 |
スプレッド(ドル円) | AM10:00~翌AM4:00 0.2銭 原則固定 |
スキャルピングならスプレッドが小さく設定されているヒロセ通商がおすすめ。
スキャルピングは瞬間的な取引で、大きな価格変動を取ることはできません。
なので、スプレッド(買値と売値の差)ができるだけ小さいことが重要になります。
ヒロセ通商は、スプレッドが業界最狭水準なので、スキャルピングに向いています。
また、主要通貨を1000通貨から取引することができ、少額からの投資に最適なFX会社ですので、その点も少額のスキャルピングには有利となっています。
スキャルピングを考えている方は口座開設しておきましょう!
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おすすめのFXスキャルピング手法
あなたは、FXのスキャルピングで勝てる手法は限られていて、その手法を知っているかどうかで勝てるかどうか決まる、勝てる手法をしれば、自分も同じように稼げるようになる。
と思ってはいないでしょうか?
しかし、現実は違います。
スキャルピングで稼ぐ方法は1つではなく、無数にあるのです。
また、勝てる手法の中でも常勝トレーダーは自分にあったやり方を見つけ出してします。
イメージとしては、初めは誰かの手法を真似し、いずれ自分流にアレンジしていくというスタイルがよくとられています。
ここでは、いくつかスキャルピングにおすすめの手法を具体的に紹介します。
移動平均線を使った順張りトレード

まずは、移動平均線を使った順張りスキャルピングトレードを紹介します。
基本的に、トレンド方向に順張りし、一分足を見ながら10〜20pips程度の小さな値幅を取っていきます。
トレンドにうまく乗れたときには、40〜60pisp抜ける場合もあります。
ルール
- 使用するローソク足は1分足
- 小さく利確を繰り返す
- 推奨の取引時間帯は日本時間の17:00〜25:00
- 取引通貨は特になし
- 移動平均線(期間は各自で設定)のオーダーをみながらトレンドを判断
少し補足をすると、取引時間が17:00〜25:00になっているのはロンドンからニューヨーク時間帯であり、トレンド相場になりやすいためです。
逆に、東京時間である9:00〜15:00はレンジ相場になりやすい傾向にあります。
この手法は仕事が終わってからでも数時間は取り組める時間帯であるため、日中に働いているサラリーマンの方にも適していると言えます。
取引通貨は指定していませんが、取引量の多い主要通貨のほうが約定力も高いためおすすめです。
ドル円、ユーロドル、ポンドドル、ユーロ円、ポンド円、オジ米ドルなどが取引量の多い主要通貨になります。
具体的にトレンドが発生したかをどう見極めるかは、移動平均線や一目均衡表、ボリンジャーバンドなどを使って自分で適した手法を見つけてみてください!
ボリンジャーバンドを使った逆張りトレード①

続いて、ボリンジャーバンドを使った逆張りトレードを紹介します。
ルール
- 日足、4時間足、1時間足、5分足がすべて同じトレンド方向を向いていること
- 使用するローソク足は1分足
- アップトレンドをボリンジャーバンドの+2σのラインにタッチしたとき
- ダウントレンドをボリンジャーバンドの-2σのラインにタッチとしたとき
- アップトレンド時に、1分足のボリンジャーバンド(期間20)の+2σにタッチしたときに、ショットエントリーし-2σのラインにタッチしたときにロングアウトする
- ダウントレンド時に、1分足のボリンジャーバンド(期間20)の-2σにタッチしたときに、ロングエントリーし+2σのラインにタッチしたときにショートアウトする
こちらは、ボリンジャーバンドを使った、少し時間軸が長めの逆張りトレードとなります
注意点として、うまくいけば数十pipsを狙えるものの、押し目のないままトレンドが継続してしまうと大きな損失につながることがありますので、損切りラインを浅めに設定しておきましょう。
ボリンジャーバンドを使った逆張りトレード②

続いて、ボリンジャーバンドを使った逆張りトレードをもう一種類紹介します。
ルール
- 日足、4時間足、1時間足、5分足がすべて同じトレンド方向を向いていること
- 使用するローソク足は1分足
- アップトレンドをボリンジャーバンドの+2σのラインにタッチしたとき
ダウントレンドをボリンジャーバンドの-2σのラインにタッチとしたときとする - アップトレンド時に、1分足のボリンジャーバンド(期間20)の-2σにタッチしたときに、ロングエントリーし十〜数十pips取れた時点でショートアウトする
- ダウントレンド時に、1分足のボリンジャーバンド(期間20)の+2σにタッチしたときに、ショートエントリーし十〜数十pips取れた時点でロングアウトする
こちらは、ボリンジャーバンドを使った、時間軸が短めの逆張りトレードとなります
トレンドの押し目を狙ったトレードとなるため、うまくいけばそのまま数十pips取れる可能性は高い手法ですが、スキャルピングですので小さく利確を繰り返し、欲を欠かないように注意しましょう。
スキャルピングをするならスプレッドが業界最狭水準で、約定力も高いヒロセ通商がおすすめ。
まだ口座をお持ちでない方は、今のうちに口座開設しておきましょう。
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スキャルピングで勝つコツ・手法
ここでは、初めての方向けにFXのスキャルピングで勝つ主なコツを紹介していきます。
スキャルピングで特に必要になる情報や手法を紹介していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
取引量の多い通貨ペアを選ぶ
取引量の多い通貨といっても、はっきりとしないかもしれませんが、
基本的に、有名な通貨と思ってもらって大丈夫です。
- 米ドル
- ユーロ
- オーストラリアドル
- NZドル
- 中国人民元
- スイスフラン
などです。
取引量が多い通貨、経済が大きい国の通貨は、売り買いが頻繁になるため価格が一方向的に変わりにくくなります。
つまり、価格が安定しているということですね。
スキャルピングは短期的に取引するものなので、急激な価格の変化が起こればすぐに損切りせざるをえないので、比較的安定した通貨で取引するのがおすすめです。
勝てる確率が高いと思う時や、慣れてきたらボラティリティの高い通貨に投資してもいいと思いますが、
はじめの内は安定した通貨でスキャルピング取引の練習をしていくと良いと思います。
ロンドン〜ニューヨーク時間に取引する
そして、取引する時間帯も重要になります。
スキャルピングで大事なのは流動性の高い時に取引することです。
その理由は、
- (売買が交錯して)1つの事象で価格が一方向的に変化しにくい
- 純粋な分析による価格予想ができる
です。
一日の主な時間帯の区分けは、
- オセアニア時間:6~8時
- 東京・アジア時間:8~16時
- ロンドン時間:16~21時
- ニューヨーク時間21~翌5時
となり、
オセアニア、東京時間の後半などは取引が閑散として、10~20銭程度くらしか動かないことが多いです。
そのような時に、短期売買をしようとしても価格の予測をするのは難しいですし、あまり利益もとれないのでおすすめしません。
16時からは、世界で最も外国為替取引量を誇るロンドン市場が動くので、より大きく価格変動し予測もしやすくなってきます。
特に、ニューヨーク市場が開いた21時からロンドン市場がクローズする24時までの3時間が一日の中で最も取引量の多い時間帯になりますので、
16時から24時までが取引するおすすめの時間帯になります。
1分・5分足を見て分析する
次に、1分足あるいは5分足で分析することです。
スキャルピングは数秒、長くても数分、数十分で取引を終えるので、長期的なトレンドを見る必要はありません。
大事なのは、1分、5分先に価格はどう動いているのかを知ることなので、
1分足や5分足を見て、トレンドを把握することが大事になります。
そこで、次に説明していくラインによる分析や、移動平均線やボリジャーバンドといった統計ツールを使ったテクニカル分析をすることで、
1分、5分先に価格はどのように変動していくのかを予測していくことができます。
なので、短くまとめると、「1分、5分足でラインや統計ツールを使った分析をすること」
が3つ目の勝つコツになります。
ラインを中心に分析する
価格を予測する指標の一つにラインの分析があります。
価格が一旦落ち着く終着点のようなもので、市場参加者の多くの人が意識するポイントです。
主なラインとして、サポートラインとレジスタントラインがあります。
サポートラインとは…
下値抵抗線といい、価格がそれ以上下落しにくく相場の下支えとなるライン・価格帯のこと。安値の目安となり、そこで跳ね返ったり、突き抜けて下がると大きく下落する可能性があります。
サポートラインは、主に過去に付けた安値や何度も過去に何度も反転して上昇していく価格帯です。
何度も安値として反転しているポイントなので、市場参加者も「今回も反転するのでは」という思惑で、
「買い」が集中するポイントとなります。
しかし、市場心理がかなりネガティブな場合は、その下値を突き抜けてさらに下がる場合があります。
よく言われているのは、
ヘッジファンドの内、短期売買を主としたファンドマネージャー・トレーダーなどが、その下値を突き抜くために「売り込」んでいたりします。
その背景としてあるのは、その下値よりは下がらないと思っている投資家はサポートラインの少し下にロスカットラインを設定していることが多く、
そのため、ヘッジファンドの「売り」が売りを誘発して、大きく儲けることができるからです。
そのため、サポートラインに価格が近づいたら、一旦はどうなるのかを落ち着いて見守ることが大事です。
次にレジスタントラインです。
レジスタントラインとは…
上値抵抗線といい、価格が頭打ちして上昇相場の天井となるライン・価格帯のこと。高値の目安となり、そこで跳ね返って下落する場合や、突き抜けてさらに大きく上昇する可能性があります。
レジスタントラインは、上昇相場の頂点で反転して下落する価格帯で、「売り」が集中しやすいポイントとなります。
また、「買い」で入っている投資家も利益確定し安いポイントなので、反転して下落する可能性が高くなります。
もちろん、市場環境が非常に良く、ポジティブなサプライズなどがあれば、簡単に突き抜けて高値更新することがありますので、
その場合は、さらに価格が上昇する可能性が高いです。
なので、ラインを突き抜けるか跳ね返されるかを見守ることが大事になります。
最後に、価格が長期に渡って、サポートラインやレジスタントラインで上下値を抑えつけられている相場に用いられるラインがトライアングルと呼ばれています。
トライアングルとは…
三角保合い線ともいい、価格が上下しつつもその変動幅が徐々に小さくなり、収束した時に大きく上下に大きく変動する相場となる。その線を突き抜けた方向にポジションをとることで、大きく利益をだすことができます。
トライアングルとは…

のようなイメージ。(引用:マネックス証券)
価格が収束するに従って、相場が大きなエネルギーを溜め込んで、最終的に一方向に大きく変動していくことがあるので、
トライアングルは、そのようなレンジ相場から変化する瞬間をつかむ良い指標となります。
これらのラインを駆使することで、スキャルピングの売買やポジションを取るときの良い指針とすることができるので、
ぜひ、これらのライン分析を使ってみてください!
スキャルピングに適したFX会社を選ぶ
スキャルピングに適したFX会社を選ぶポイントとなるのが
- スプレッド
- 約定力
となります。
スプレッドとは…
「買値」と「売値」の価格差のこと。FX会社の主な収益源で、売買の手数料となる。多くの場合、スプレッドの幅は0.3~3銭くらいに設定されています。
スキャルピングは瞬間的な価格変動をとっていく手法なので、わずかな価格差も大事になります。
そのため、スプレッドはできるだけ小さい方が望ましいです。
2点目は約定力です。
約定力とは、「売買を決めた価格と実際に売買が執行された価格の正確性」です。
極論を言うと、ネットワーク回線のスピードに関わることだと思うのですが、
スピードが遅ければ、売買を決めてクリックしてから、FX会社に伝わるまでに時間がかかってしまい、実際には少しずれた価格で売買されることがあります。
スキャルピングにとってはそのような約定の価格にずれが生じることが命取りになることもあるので、
約定力は非常に重要で、FX会社を選ぶ大きなポイントとなります。
スキャルピングをするなら、約定力が高く51種類もの注文方法を使うことができるヒロセ通商がおすすめ。
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トレンドに沿った取引をする

FXで勝つために重要なことは、市場と同じ方向に取引をするということです。
逆張りトレードは利幅が大きく取れる可能性がありますが、負ける可能性が高いので利益が安定しません。
特に初心者の方が逆張りで当てるのは難しいので、順張りの方がおすすめです。
実際には、日足、1時間足等で相場の全体のトレンドを確認した後に1分足でエントリーポイントを探していきます。
全体のトレンドに乗っかれるポイントがあればエントリーしてトレードを行なっていきます。
この方法の方が勝率が高くなりやすいのですので、FXの経験がないという方は特に順張りを徹底してトレードをしてくてださい。
テクニカル手法を勉強する

次に紹介するスキャルピングのコツはテクニカル分析を勉強するということです。
テクニカル分析とスキャルピングトレードは非常に相性のいいトレードスタイルです。
そのため、これからスキャルピングを身に付けたいという方は、まずテクニカル分析をしっかりできるようになることが大切です。
移動平均線、MACD、ボリンジャーバンドなど基礎的なテクニカル指標を覚えて、応用のマーケット理論を実践していきましょう。
ヒロセ通商では豊富なFXに関する情報を集められるのでおすすめです。
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FXスキャルピングのメリット
ここでは、スキャルピングのメリットを3つ紹介していこうと思います。
スキャルピングは、短期的に何度もトレードする手法のことでしたね!
スキャルピングならではのメリットがありますので、ぜひスキャルピングを始める参考にしてみてください!
スキマ時間など短時間で勝てる
まず第一に、数秒から数分単位でトレードするので、スキマ時間などちょっとした空いた時間にトレードして利益を出していくことが可能です。
日中、勉強や仕事で忙しいと長い時間チャートを見ていることはできません。
なので、チャンスと思える時にサクッと利益をとって、短時間の積み重ねでコツコツと利益を出していくことができます。
これこそが、スキャルピングならではの特徴であり良いところであると思います。
オーバーナイトでもちこさなくて良い
そして、数秒から数分単位でしかポジションをもたないので、オーバーナイト(日をまたいだ)取引をする必要がありません。
ポジションをオーバーナイトに持ち越すと、寝ている間に相場がどうなっているのか分かりません。
特に、夜は海外市場が開いている時間帯ですので、相場を大きく動かす力をもっています。
なので、非常の場合が起こる可能性もありますので、あまりポジションをオーバーナイトにもち込むのはおすすめできません。
その点、スキャルピングは寝る前にはポジションをクローズしてしまうので、夜に何が起こっても安全です。
なので、ポジションをもったまま日をまたぐことに抵抗がある方は、ぜひスキャルピングをおすすめします。
資金の効率が良い
スキャルピングは、数秒単位で売買するので、資金の回転率がとても高いです。
FXで成功するのに重要なポイントは、同じ資金で何度も利益を生み出していく回転率になります。
スキャルピングは資金を効率よく運用させているので、資金が増えていくスピードも速くなってきます。
FXスキャルピングのデメリット
今度は、逆にスキャルピングのデメリットを3つ紹介していこうと思います。
スキャルピングはうまくやれば先ほど書いたメリットにより大きな利益を見込める手法ではありますが、短期間の取引ならではのデメリットも忘れずに頭に入れておきましょう。
スプレッドの影響を受けやすい

FXでは、スイングトレード、デイトレード、スキャルピングどの取引手法を使っていたとしても、スプレッドがFX会社の手数料分としてかかってくるためトレーダーにとっては実質的にコストとなってしまいます。
そして、スキャルピングでは基本的に小さな利益を積み上げていくという手法を取るため、一回の取引における利益額は小さく、その分利益に対するスプレッドの割合が相対的に大きくなってしまいます。
このようにスキャルピングでは小さな値幅を取る取引を数多くこなすため、結果としてスプレッドの影響が大きくなるのです。
特にスキャルピングでは1回のトレードで数pips〜10pips程度を狙って取引を繰り返すため、スプレッドは1pipsでも大きな負担となります。
スキャルピングをメインでする方は、スプレッドの狭い取引所を使いましょう!
約定力の影響を受けやすい

約定力とは、その字のごとく約定する力のことで、現在表示されている価格で注文を約定できる状態のことを約定力が強い、
逆に、流動性などの影響で表示価格で約定できない状態のことを約定力が弱いと表現します。
多くの場合、約定力が低い時にはスリッページによってトレーダーは損をすることが多いです。
スリッページとは…
スリッページとは、注文した価格と実際に約定された価格差のことです。ボラティリティ(変動)が大きい相場では、スリッページが発生する可能性が高くなります。
スキャルピングでは、数pips〜10pips程度の値幅を狙うので、スリッページによる損失が数pipsでもあると、トレードには大きな影響を及ぼします。
スキャルピングでは、1pips単位でトレード計画を立てて細かい利ざやを積み上げていく人も多いため、こういった約定力による問題でトレード計画が大きく狂ってしまうことも。
そのため、スプレッドの狭さだけではなく、表示価格で決済できるかどうかという約定力の観点から取引所を見極める必要もあります。
また、スキャルピングでは、デイトレードやスイングトレードに比べて、指値で板取引をするよりも成行売買も多くなるため、そう言った意味でも約定力の強さは大切な要素です。
ポジポジ病になりやすい

スキャルピングで、特に初心者に多いミスが、相場を静観することができずどの場面でも何かしらのポジションを持ってしまうことです。
短期間の取引だからと、雰囲気でポジションを持ってしまう人も多いように感じます。
この、いつでもすぐにポジションを持ってしまう状態をポジションを持つという言葉を文字って、『ポジポジ病』といいます。
ポジポジ病の人は、結局トータルで見ると負けの取引が多く負けてしまいます。
勝っているトレーダーは自分のルール通りのエントリータイミング以外でエントリーすることはありません。
ポジポジ病の治療法は「根拠ある取引」を心がけることです。
- 雰囲気でエントリーしない
- 自信のない時や、エントリールールにない場面でのエントリーはしない
この2点を心がけましょう。
すでに持っているポジションについても、「もう少し待てば利益が増えるかも?」などとは思わずに、ルール通りの利確・損切りを徹底してポジポジ病から卒業しましょう!
ポジポジ病についてはFXのポジションの記事で詳しく解説しています。
FXスキャルピングに向いている人の特徴
スキャルピングは短期間で売買を繰り返す取引ではありますが、ハマれば高いリターンを生み出せる可能性も秘めています。
もちろん短期売買であるため、集中力や瞬発力が問われる場面も多いです。
スキャルピングに向いている人の特徴についてまとめてみたので、以下の特徴に当てはまる方はぜひスキャルピングに挑戦してみてください。
想像以上のリターンを出せるかもしれませんよ!
自分の決めた売買ルールを守れる人
スキャルピングでは、自分の中の取引ルールを明確に持っていて、それをきちんと守っている人が結果を出す傾向にあります。
場当たり的に買ったり売ったりを繰り返しているだけのトレーダーは手数料分期待値がマイナスになってしまうためトータルで見ると利益をだすことは難しいでしょう。
ところが、この取引ルールを守るということは簡単なようでとても難しいです。
プロスペクト理論でも明らかになっていますが、人は本質的に損失に対してはリスクを取りり、利益に対してはリスクを避ける傾向にあります。
プロスペクト理論とは…
心理学者&行動経済学者によって提唱され、ノーベル経済学賞も受賞した人間の行動心理を表した理論。
人は利益を得る場面では確実に手に入れることを優先し、反対に損失を被る場面では可能な限りその損失を回避しようとする傾向があるという内容の理論です。
スキャルピングに向いている人は、このような本来損大利小につながってしまう人間の本性にも打ち勝ち、自分で決めた取引ルールを守ることのできる人です。
また、スキャルピングの戦略を立てる際には、リスクリワード比率をしっかりと意識しましょう。
利益確定ポイント・損切りポイントを設定した上で、一回の負けに一喜一憂せず、何回も取引した後の利益がトータルでプラスになるようにする必要があります!
集中力と判断力に自信のある人
スキャルパーの中には、負けを冷静に捉えられず、負けている場面で感情的になってなんども売り買いを繰り返し、損失を膨らませてしまう人がいます。
初心者の場合は、先ほど説明した「ポジポジ病」に感情的になった状態で突入し、損失を取り戻すために闇雲にエントリーを繰り返し、もはやスキャルピングではなくギャンブルになってしまう人も多いです。
気持ちに余裕がなくなり、冷静さを欠くとどんなにすごいトレーダーでもミスを犯してしまうため、それを回避するためにも集中力と判断力の高さが求められます。
トレードの最中にはミスを起こさないために最新の注意を払う集中力、そして負けがすこし続いた時には一旦相場から離れるなど冷静な判断を下すための判断力
この二つを持ち合わせている人はスキャルピングで結果を出しやすいと思います。
スキャルピングをやるなら環境を整えよう
スキャルピングは非常にFXにおいて有用な方法ですが、環境設備が重要です。
ここでは参考になるポイントをまとめていきますので、確認してみてください。
高速回線を用意して取引に最適な準備をしよう

まず1つ目は回線を整えるということです。
スキャルピングでは他のトレード方法よりも回数を増やしてトレードを行うため、回線が安定しているというポイントが重要になります。
具体的には10Mbpsを切らない環境をづくりをするということです。
確かに最近ではWiMAXなどのモバイルwi-fiでも環境の構築ができますが、万が一の場合を考えると有線で自宅に専用のwi-fiを用意して取引する方が安全です。
稼げるトレーダーはやはり光回線を用意している場合が多いようですね。
また、パソコンのスペックも重要になりますのでケチらないで高速のトレードに耐えれるようなパソコンを選んでいきましょう。
マルチディスプレイを用意してトレードをする

皆さんも見たことがあると思いますが、自宅で稼ぐトレーダーの多くはディスプレイを複数持ちながらトレードを行なっています。
やはり取引をしていて、通常のディスプレイ1つだと画面も小さいので相場の機微を掴むのが難しいです。
そのため、複数のディスプレイを用意して大画面で詳しく見れるようにするのがおすすめです。
1つのディスプレイではMACDや移動平均線を表示させて、もう一方のディスプレイでは異なるテクニカル指標を表示させることで同時に複数の分析をすることが可能です。
これによって無駄にエントリーすることを減らすことにも繋がりますので、準備しておきましょう。
MT4を導入してトレード環境を最適化しよう

スキャルピングをしようと思ったら性能のいいFX会社のツールを使わないといけません。
しかし、慣れてくるに従ってもう少し理想的な機能が欲しいという場合が増えていきます。
そのような時にMT4だと自分の欲しい機能を外部からインストールできるのでおすすめです。
一般的なFX会社だと機能を増やすということはできませんが、MT4だと自分の理想的なトレード環境を構築することが可能です。
MT4はFXTFから使うことができますので、是非始めてみてください。
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スキャルピングの注意点
スキャルピングは危ないと一般的には言われていますが、
なぜ危ないのでしょうか?
その理由がこれから説明していく内容となります。
実際に取引する時は、これらに気を付けて取引してください!
過剰なロット数のポジションをとらない
第一に「過剰な量のポジションを取らないこと」です。
スキャルピングは瞬間的な取引で、あまり大きくな為替差益をとることはできません。
大きく利益を上げるために、代わりに大きなポジションをとって利益を狙いにいくのですが、
仮に損失が出た場合、大きな損失となるので、資金量に見合ったポジションをとることが重要になります。
損切りラインを最初から決めておく
先ほどの内容と関連していますが、
第二に重要なポイントとして、「損切りラインをあらかじめ決めておくこと」です。
スキャルピングで負ける大きな理由が、
あらかじめ損切りラインを決めておかなかった
あるいは損切り価格をまもらず、損失を膨らましてしまったなどがあります。
スキャルピングは通常よりも大きなポジションをとることが多いので、
利益が出れば、大きく勝てますが、損失がでると、大きく負けてしまうので、
「負けることができる幅」をあらかじめ決めておいて、損失をそれだけにおさめることが重要です。
FXのスキャルピングまとめ

- スキャルピングとは、「瞬間的な売買」
- スキャルピングのメリットー①短時間で勝てる ②オーバーナイトで持ち越さなくてよい ③資金の効率性が非常に良い
- スキャルピングのデメリットー①スプレッドの影響を受けやすい ②約定力の影響を受けやすい ③ポジポジ病になりやすい
- スキャルピングで勝つコツー①(初めの内は)取引量の多い通貨で取引 ②取引量の多い時間帯ロンドン&ニューヨーク時間で取引 ③1分・5分足で取引 ④ライン分析を駆使する ⑤スキャルピングに有利なFX会社を選ぶ
- スキャルピングに向いている人の特徴ー①自分の売買ルールを守れる人 ②集中力と判断力に自信のある人
- スキャルピングにおける注意点ー①過剰な量のポジションをとらない ②損切りラインをあらかじめ決めておく
スキャルピングをするなら、スプレッドが小さく、約定力も高いヒロセ通商で取引するのがおすすめ。
1000通貨からの取引もできるので、まずは少額から始めてみたい方にも最適です。
スキャルピングを考えている方は今のうちにしておきましょう!
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