今回は、「トルコリラの2023年の動向」についてくわしくまとめていきます。
トルコリラに投資したいと考えているけれど、今後どのような値動きをするか分からないと迷っている人は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
2023年11月現在、トルコリラは新興国通貨のなかでも金利が40.00%と非常に高くなっています。
ほかにもさまざまな要素をかかえるトルコリラですが、ここでは特に重要となるポイントを中心に、2021年以降どのように価格が動いていくか、長期的な見通しについて解説していきたいと思います。
- トルコリラ円は2015年から長期的な下落トレンド
- 中央銀行総裁の更迭によって今後は利下げにかたむく可能性も
- アメリカの金利政策や外交関係も重要なポイント
- エルドアン氏の再選や政策金利による価格変動に注目
- 長期的に見るとトルコリラ円が上昇となる材料がそろっている
- 現在、史上最安値に近いトルコリラ円は絶好の買い時といえる
- トルコリラ投資をするなら「LIGHTFX」「みんなのFX」「トライオートFX」がおすすめ
- なかでも、スワップポイントが約35円と一番高く使いやすい「LIGHTFX」がベスト!

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Contents
【2023年11月最新】トルコリラの現在の価格動向
こちらは、2017年から(過去約5年分)のTRY/JPYのチャートです。

長期的な下落トレンドが形成されています。
2017年には40円台で推移していましたが、現在は約5.1円ほどの価格です。
下落の要因としては、エルドアン大統領の利下げ方針が大きく影響しているようです。
2023年6月には大幅な利上げに転換しましたが、市場予想を下回ったことで再度下落基調です。
短期間では価格上下を繰り返していますが、長期的にみると常に価格を下げています。
また、2023年5月の最終決戦までもつれた大統領選ですが、エルドアン氏が再選をしたことで若干の下落を記録しています。
しかし、為替相場の特徴である急騰後の反発を見せており、底値で買いを入れた方は大きな利益が出ています。
さらなる反発に期待してエントリーするのも1つの手と言えるでしょう。
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【2021年~2023年】トルコリラの推移を解説
それでは、2021年~2022年前半のトルコリラの推移をくわしく解説していきます。
これから投資をしようと思っている方は、まずこちらを参考にしてみてください。
【2021年1〜4月】中銀総裁の更迭で下落

2020年のトルコリラ円は、前年の流れのまま年初は15円台前半で推移していきます。
1月にはNYダウが史上最高値を更新するなど市場がリスクオンとなり、トルコリラ円もやや上昇の動きを見せます。
ところが、新エルドアン大統領が金融引き締めを掲げていた中央銀行総裁を更迭して、利下げ懸念からトルコリラが売られてしまいました。
3月11日にはトルコ国内で初の感染者を確認、26日には1日あたりの感染者が1,000人を超えるようになり、その影響で4月1日には15円台まで突入してしまいます。
新たに就任したカブジュオール総裁はアーバル氏の引き締め策を批判していたので、トルコ中銀が利下げをするのではないかという見立てができたのです。
【2021年6月】政策金利据え置きで反発
年初から急落していたトルコリラですが、2021年6月の政策金利決定会合では、政策金利の据え置きにより反発をしました。

トルコリラ円は利下げ懸念での急落を招いていましたが、それが実施されないと分かり一時的に価格を上昇させたのです。
しかし、上昇は長く続かず消費者物価指数などの指標悪化が要因となって、その後すぐに価格を戻しました。
【2021年後半~2023年現在】トルコリラの利下げから利上げ方針転換も安値圏で停滞

2021年後半に入っても、トルコリラ円の下落トレンドは変わりません。
1つの要因はアメリカの利上げ懸念です。
アメリカは利上げの据え置きが予想されていましたが、2022年より利上げをするとの噂が立ち始めました。
リスクの高いトルコリラのような通貨よりも、安定した米ドルの方に魅力が集まると投資家は資金を移動する傾向にあります。
IMFも新興国通貨の金融危機に警告をしており、トルコリラは大きな下落をしていくのです。
2022年3月のFOMCでは、本格的にアメリカで利上げが実施されており、今後も金融政策の引き締めが実施されると考えられています。(現在の米ドル金利5.00~5.25%)
また、各新興国通貨で利上げを実施しましたが、トルコリラのみ利下げをした結果から大きな暴落を招きました。
中銀はトルコリラ安を懸念して介入をしますが、その効果は薄く6.5円台まで下落してしまったのです。
また、2023年6月には大幅な利上げ政策を実施しましたが、市場予想20%に対して15%までの利上げと下回った事から下落に転じました。
2023年には市場予想を上回る25%の上昇となり一時的に上昇はしましたが、結果すぐに反発しています。
トルコリラの見通しのポイント
それではトルコリラの見通しを知る上で重要なポイントを解説していきます。
これからの為替に大きな影響を与えると見れるので次の点は意識して情報を集めていきましょう。
ポイント①:トルコ経済の動向

まず最初のポイントとして、トルコ自体の経済がどのような状態になっているかを知っておくことが重要です。
トルコのGDPは2021年で7945億866万ドルで、世界20位となっています。
なかでも、繊維産業がさかんで輸出の3分の1を占め、近年では自動車生産などの重工業のシェアも高まっています。
また、観光でも多くの外国人旅行者を集めていた国のため、近年の新型コロナによる観光業の衰退で大きな打撃を受けている状況です。
しかし、その分内需の拡大は強く、金利や通貨安の懸念はありながらも経済への期待は高まっています。
トルコは今後も経済成長が期待できる
一方で、慢性的な財政赤字や高すぎるインフレ率などの課題もかかえていて、2018年にはトルコリラが急落、景気にもかげりが見えてきました。
エルドアン大統領が利下げの圧力を強めたのはそれが原因で、結果的に2019年第3四半期には4期ぶりに経済成長率をプラスに転じることに成功しています。
ただし、2020年1月の利下げによって政策金利がインフレ率を下回る実質金利マイナスとなってしまったため、今後はその舵取りが注目されています。
物価(インフレ率)と金利(名目金利)は、以下のような関係であらわされます。
- 実質金利=名目金利-インフレ率
いくら金利が高くてもインフレ率が高いとプラス要素が少なくなるので、経済の実情を知るには、この実質金利を見ていく必要があります。
ポイント②:トルコと諸外国の関係

2つ目のポイントはトルコとアメリカの関係が改善されるかというポイントです。
トルコはアメリカよりもロシアと密接な関係を築いているので、アメリカとは何度か衝突しています。
トルコとアメリカの関係が良くなるかどうか
ロシア・ウクライナ情勢の動向
現在もアメリカの影響力が強い国際政治において、アメリカとの関係が悪いというのは1つのリスクとして捉えられます。
トルコは、経済面でロシア・ウクライナの両方と交友があります。
過去にはたびたびロシアと対立をしつつも、干渉し合う関係を構築したことで、現在ロシア・ウクライナの仲裁役となっている状況です。
戦争の長期化は、2国間だけでなくトルコにも大きな悪影響を与えると考えていいでしょう。
ポイント③:EU加盟交渉の行方

トルコのエルドアン大統領は、2022年3月に情勢悪化でEU加盟に積極的な体制を示しているウクライナを例に「トルコにも同様の扱いをしてほしい」と発表しました。
トルコは1986年にEUへの加盟申請をしましたが、現在に至るまで認められていない状況です。
ポイント⑤エルドアン氏の再選

2023年5月には大統領選でエルドアン氏の再選が決まりました。
2023年2月にトルコでは大規模な震災が発生し、政権批判の声は強まっていましたが、結果最終決戦を制して再選が決まっています。
野党統一候補で経済学者のクルチダルオール氏とギリギリの勝負となりましたが、経済優先ではなく政策修正への期待からエルドアン氏が選ばれたと言えるでしょう。
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【2023年】トルコリラ円の長期見通し・予想
それでは次に、2023年のトルコリラ円の長期見通しや予想を解説していきたいと思います。
これから投資をしようとしている人だけではなく、すでにポジションを保有している人も、ぜひ今後の運用に役立ててみてください。
見通し①:アメリカの利上げペースとトルコの利下げ

トルコリラの動向を見ていくうえで、まず注目しておきたいのがアメリカの政策金利です。
一見、何の関係もなさそうに思えますが、アメリカの政策金利が低ければ米ドルが売られやすくなり、その反動でトルコリラは買われやすくなります。
アメリカでは2015年から利上げに方針を転換、4年近くかけて金利を2.25%まで上げてきましたが、2019年9〜10月には競争力を高めたいというトランプ大統領の思惑で、10年半ぶりとなる利下げを実行しました。
2020年はさらに新型コロナに対する緊急利下げで0.25%となり、ふたたびゼロ金利政策が復活しています。
アメリカはワクチン接種などで順調に経済が回復しつつありますが、FRB(連邦準備制度)は少なくとも2023年までは利上げを行わないという見通しを示していました。
しかし、2022年に入って流れが変わり、2022年3月のFOMCでは、従来の0.25%から0.50%の利上げを実施して、大きな話題を呼んでいます。
アメリカでは、2023年内の追加利上げを示唆していますが、徐々に利上げペースが下がっています。
2023年8月時点では5.25~5.50%まで金利を上げています。
また、世界的に利上げが進む中で、トルコは利下げに前向きであることも大きな問題です。
アメリカ経済は好景気に突入したとの見方がですが、物価上昇によるインフレなどが懸念となっており、現状では抱える問題も多いです。
見通し②:トルコの政策金利は引き上げの可能性も

2021年3月20日、トルコからのニュースで為替市場に大きな衝撃が走りました。
昨年11月にトルコ中央銀行の総裁に就任したばかりのアーバル総裁が、わずか5ヵ月という短期間で解任されてしまったというのです。
アーバル総裁は就任直後から2会合連続で政策金利を引き上げ、さらに今年3月にも19.00%まで利上げを敢行、その姿勢が市場からの期待をあつめ、下落トレンドにあったトルコリラを押し上げる要因となっていました。
しかし、かねてから利上げを嫌っていたエルドアン大統領がこの状況に堪えかね、総裁を交代させてしまったのです。
あたらしく総裁に就いたカブジュオール氏は、エルドアン大統領と同じく利上げには否定的だったため、15円台まで回復していたトルコリラはわずか1日で13円台に急落、2022年1月現在は8円台に突入したのです。
ただし、カブジュオール総裁はいまだインフレ率が高い水準にあることから、当面は政策金利を現状のままとする意向を示しています。
見通し③:新興国通貨のなかでは高い金利を維持

新型コロナの感染拡大に応じ、世界各国では経済対策として緊急利下げが行われてきました。
その事情は、高金利通貨がメリットとされてきた新興国でも変わりはありません。
たとえば、南アフリカやメキシコでは、2020年の間に以下のように金利が引き下げられてきました。
- 南アフリカ:6.25%(2月)→3.50%(7月)
- メキシコ:7.00%(2月)→4.25%(9月)
2022年からは、アメリカの利上げ懸念から他の新興国でも利上げが続々と始まっています。
新興国の中ではトルコのみが据え置きをしているという現状です。
ただし、トルコリラの現在は40.00%とかなり高い金利になっています。
ほかの新興国通貨とくらべても圧倒的に高い金利は、トルコリラにとって大きなアドバンテージといえるでしょう。
【2023年】トルコリラ円の今後の予想・長期見通し
次に、より長期的となる2023年以降の見通しについても解説していきます。
スワップトレードなどで長期投資を考えている人は特に重要なポイントとなるので、ぜひ確認しておいてください。
見通し①:アメリカとの関係がさらに冷え込む可能性も?

近年、トルコとアメリカの関係は急速に悪化しつつあります。
特に、2016年に起こった軍事クーデターをめぐっては、首謀者の引き渡しなどで対立が激化、2018年8月にはアメリカ人牧師の拘束に報復するかたちで、トランプ大統領が追加関税による経済制裁をくわえました。
これがきっかけでトルコリラは前日比20%の暴落となり、いわゆる「トルコショック」が引き起こされました。
その後も、2019年のシリア侵攻や2020年のロシア製ミサイルの購入に対し、アメリカはたびたび制裁を発動、それがトルコリラの下落につながっています。
一方で、エルドアン大統領とトランプ前大統領は個人的な関係が良好だったこともあり、その対立が最悪の事態にまで進展することはありませんでした。
しかし、昨年11月に選出されたバイデン大統領は、人権を重視する立場から、エルドアン大統領の言論弾圧などにもかなり批判的で、これまで以上の関係の冷え込みが危惧されています。
トルコ側としても、最近はロシアや中国への歩み寄りが目立っており、その動向が国際的にも気がかりです。
とはいえ、アメリカにとっては対ロシア・中国の戦略を考えるうえでもトルコは重要な位置にある同盟国なので、この数年で一気に関係が崩れるということまでは考えにくいでしょう。
見通し②:アメリカの追加利上げの実施

アメリカは、2020年に新型コロナ対策として緊急利下げを行って以来、ゼロ金利を維持しています。
2021年に入って景気回復も見込まれるなか、いつ利上げに踏みきるかが注目されていました。
アメリカ連邦準備制度(FRB)のパウエル議長は、インフレ率が目標の2%を上回ったとしても、完全雇用を目指して2023年まではゼロ金利政策を続けていく姿勢を示していました。
ただし、ワクチン接種の普及などでアメリカの経済回復は思いのほかスピードが速く、株価は史上最高値を連日更新、財政出動による景気対策への期待もあり、国際通貨基金(IMF)は2021年の成長率を5.1%と高い水準で予想しています。
公表通りの利上げ継続となれば、トルコリラ安を招く可能性もあり得るでしょう。
見通し③:トルコが経済回復する時期は?

2020年の新型コロナ感染拡大は、世界中の経済に多大なダメージをもたらしました。
もちろんトルコも例外ではありませんでしたが、そうした状況下でもG20のなかでは中国に次ぐ、実質GDP成長率+1.8%という高い数字を残しています。
ただし、トルコリラの価格は大きく下落、外貨準備も激減し、インフレ率は7ヵ月連続上昇で、雇用もほとんど増加していません。
このことはつまり、トルコの経済回復が内需などにまでしっかり届いておらず、いまだ不安定な状態にあることを示しています。
トルコが完全な経済の立てなおしをはかっていくには、やはり主要産業のひとつで外貨獲得手段でもある観光産業の復活が大きなカギをにぎっています。
2023年現在はロシア・ウクライナ情勢の悪化や震災の影響で観光産業が停滞していますが、今後活動の復活が大きく注目されています。
見通し④:原油価格の行方はどうなる?

トルコは中東国でありながら、エネルギー資源にとぼしく、原油のほとんどを輸入にたよっています。
そのため、原油価格が安ければ安いほど、トルコ経済ひいてはトルコリラにとって有利となります。
2020年の原油価格は、新型コロナ感染拡大による世界的な需要の減少で、史上初のマイナス価格となる異例の値動きとなりました。
その後、世界経済の回復とともに原油価格も上昇、5月現在ではWTI原油先物が60ドル以上とコロナ前の水準を取りもどしています。
これは市場の予測を大きく上回るペースで、その背景には各国の大型財政出動による景気対策があると考えられます。
1年間以上にわたる新型コロナの影響は世界経済に深くおよんでいるため、この傾向は今後も数年間はつづいていくと見てよいでしょう。
また、2022年2月よりロシアとウクライナの情勢悪化でさらに原油価格の高騰は続いています。
価格が安定していればそこまで問題はありませんが、高騰するようだとトルコリラにとって大きなマイナスとなるので注意してください。
見通し⑤:米中関係はトランプ時代よりも冷え込む?

トランプ前大統領は中国に強硬姿勢を示すことが多く、在任中は両国のあいだで関税合戦など、つねに貿易摩擦が起こっていました。
その後、2020年に米中経済貿易協定の第1段階に合意したことで、一応のところは落ちついたかたちとなっています。
昨年11月には、国際協調路線をかかげる民主党のバイデン候補が大統領選に勝利したことで、米中関係もさらに改善されることが期待されました。
しかし、今年の3月18・19日に行われた直接会談では、おたがいの意見に反論をくり広げる展開となり、むしろ関係の悪さを世界中に知らしめることとなってしまいました。
もともと民主党は人権問題を重視する立場にあり、特に近年では香港やウイグルなどで中国の弾圧がはげしくなっていることに警戒感を示しています。
経済問題ではおたがいに譲歩しやすい部分もありましたが、こうした政治・思想がからんだ問題が焦点となってしまうと、なかなか歩み寄ることもむずかしくなるでしょう。
米中関係の悪化で市場がリスクオフになると、トルコリラが売られやすくなるので、その動向には十分に注意しておいてください。
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トルコリラ円の今後|お金マンの価格予想・見通し

2023年8月現在、トルコリラ円は市場最安値となる5円台近くまで下落しています。
この価格帯が底値となるかどうかが分かれ目ですが、お金マンはここからトルコリラ円は反発、長期的な上昇トレンドに入ると予想します!
順調にいけば、2023年以降はコロナショック前の20円台近くまで回復することも可能でしょう。
2023年以降はコロナショック以前の20円台に回復!?
ただし、その前提となるのが以下の2つのポイントです。
- ロシア・ウクライナ情勢の行方
- アメリカとの関係が悪化しないこと
- 金融政策の引き締め
まず新型コロナについては、トルコはすでに4月の大きな山を乗り越えつつあります。
今後、効果の高いファイザー社のワクチン接種も広がっていけば、年内の経済正常化をはかることもできるでしょう。
さらに世界中で感染抑制が進んでいけば、トルコの主要産業である観光産業の回復にも期待することができます。
一方、アメリカとの関係についてですが、バイデン大統領の人権重視などの姿勢を見るかぎり、劇的な改善を期待することはできないでしょう。
ただし、同盟国としておたがいに重要な役割をになっているため、あえて関係を悪化させるような方向には進まないと思われます。
これらの点をふまえれば、2023年以降にトルコリラ円が長期的な上昇トレンドに入る可能性は十分にありそうです。
ただひとつ懸念材料としては、エルドアン大統領の利下げへの圧力があげられます。
しかし、こちらについても一度は金融政策引き締めに積極的なアーバル総裁を起用するなど、通貨安に対しては現実的な対処を行う姿勢も見せています。
また、2023年までは大きな選挙もひかえていないため、安定した政権運営が行えるのも強みとなるでしょう。
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【2023年の見通し】トルコリラ円の買い時は?今後価格は上がる?

トルコリラ円の価格が上昇すると予測したとして、一体どのタイミングで購入するべきなのでしょうか?
もちろん、予測はあくまで予測なので、今後さらにトルコリラ円が市場最安値を更新して下落していく可能性もないわけではありません。
とはいえ、トルコの経済力を考えればそこまで極端に落ち込むことはまずありえないでしょう。
現在のトルコリラ安は、あくまでインフレ率の対応や金利政策のちぐはぐさが災いしているだけと考えるのが妥当です。
であれば、底値となりうる現在の価格が絶好の買い時といえるでしょう。
金利もほかの通貨とくらべて圧倒的に高くなっているので、安いうちに購入して長期保有しておくのもおすすめです。
仮に思うように価格が上がらなかったとしても、スワップポイントだけで十分に利益を出せる可能性があるでしょう。
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野村證券の予想

当面のトルコリラは対ドルで底堅い推移を続けると見込まれる。トルコ中銀の利上げが相場を支えるだろう。もっとも、トルコリラが本格的な増価基調に転じたとまでは考え にくい。24年3月の地方選挙を控えるなかでトルコ中銀の大幅利上げ継続は難しいの ではとの見方が市場では根強い。大幅利上げの継続で内需が減速しなければ、経常 収支赤字もリラ安圧力となるだろ。夏場の観光収入増加でサービス収支は改善したものの、原油価格上昇などによる貿易収支悪化で7月の経常収支は54億ド ルの赤字となった。秋口以降、再び経常収支赤字が定着する公算が大きい。
引用元:今後のトルコリラ相場見通し
- トルコ中銀の利上げ
- インフレ率や経常収支赤字によるトルコリラ売り圧力の加速
インフレ率や経常収支赤字によるトルコリラの売りが加速するとしています。
boueki
貿易サービスの収支悪化懸念もトルコリラの重石になると野村證券では見ています。
そこに原油価格の上昇も加わり、経常収支の赤字はしばらくつづくという見通しです。
一方、トルコへの証券投資は回復しつつありますが、それが継続していくには金融政策への信頼が重要だとしています。
インフレの上昇を金融政策によっておさえ、実質政策金利を高めていくことがトルコ経済の浮上につながると見ています。
【見通しを踏まえて】トルコリラ円のおすすめ投資法
それでは2020年や2021年以降の見通しを踏まえたトルコの投資法を解説していきます。
是非下記の投資法を意識して投資を始めてみてください。
スワップポイントを狙った長期投資

1つ目の投資法はスワップポイントを狙った長期的な投資です。
トルコリラは30.00%と金利が設定されているので、レバレッジをかけなくても1年間で約大きく資産を伸ばせます。
日本の金利は-0.1%ですので、貯金しても全く増えませんが日本円をトルコリラにするだけで資産が増えていくのです。
もちろん、金利を使った投資法になるので一般的なFXでやるようなトレードをする必要はありません。
一度購入したら、自分が使いたい時に円に変えるだけですので簡単です。
貯金や余剰資金がある方は、トルコリラで保有して資産を伸ばしていきましょう。
ただし、2021年のような暴落リスクはつきものなので、決して低リスクというわけではないです。
また、年内には追加利下げが予想されているので、スワップポイントが下がる可能性にも注意です。
資金管理を守ったうえで調整していきましょう。
FX会社はスワップポイントの高いLIGHTFXを使うことで、より利益を伸ばすことができます。
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他の通貨にも投資をする分散投資

2つ目の方法はトルコリラ以外にも分散して投資をする方法です。
トルコリラは金利が高いため、為替の変動が大きく起こっています。
そのため、一般的な主要国通貨を保有するよりも為替変動によるリスクが大きくなっていますので、資産を分散させてトルコリラを保有するのがおすすめです。
- トルコリラ:40%
- メキシコペソ:20%
- 南アフリカランド:10%
- 米ドル:30%
高金利通貨であるトルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランドをある程度保有し、残りを比較的安全な米ドルで保有するのが安心です。
こうすることで安全性を高めた上で、金利の恩恵を最大限に受けられるので参考にしてみてください。
他の通貨への投資を考えている方は、主要通貨のスプレッドも小さいLIGHTFXを使って取引するのがおすすめです。
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毎月少しずつ投資をする積立投資

3つ目のポイントは積立投資をするということです。
1度に全ての貯金をトルコリラに変えてしまうと、為替変動によって資産が上下してしまいますので、購入する時期をずらすのがおすすめです。
こうすることで、なるべくトルコリラの平均価格で購入することができるので、為替変動によるリスクを下げることが可能です。
また、積み立てていくことで毎月もらえるスワップポイントが増えていきますので、資産が二次関数的に上昇していきます。
いきなり大きな金額を投資するのが怖いという方は、積み立てながら投資を初めてみてください。
トルコリラ円の今後の予想・見通しまとめ

はトルコリラの見通しについてまとめさせていただきました。
先行きに不安な部分もありますが、改善されることでおおいに期待できる通貨であるということは間違いありません。
上昇したときの上げ幅は他の通貨と比べ物にならないものになることでしょう。
また、価格が上がらず横ばいだとしてもスワップポイントで利益を出すことができます。
その意味でも長期的なトルコリラ投資は非常に魅力的なものです。
トルコリラを運用するならスワップポイントの高いLIGHTFXがおすすめ。
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