今回は、「人民元の買い時」について詳しく説明していきます。
最近では、LIGHT FXやみんなのFXでも取り扱いが始まるなど、何かと話題に上ることの多い通貨ですよね。
しかし、人民元といわれてもまだあまりなじみがない方も多いのではないでしょうか?
そこで、この記事ではそんな人民元の過去チャートを分析しながら、今後の材料についてもじっくり検討していきたいと思います。
ズバリいうと…人民元は2023年の今が買い時ではないかと予想します!
- 中国は管理変動為替相場制だから安全!?
- 今年は人民元がさらなる上昇の予想
- 年内はアメリカの利上げが実施中
- 米中関係の悪化には注意
- 人民元を取引するならLIGHT FXがおすすめ!
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Contents
人民元の買い時はいつ?|過去のチャートをチェック

それではまず初めに、過去の人民元のチャートを分析していきましょう。
どのタイミングで上昇・下落しているのかを知ることで、今後の人民元の動向も予想しやすくなると思います。
今回分析していくのは、近年でも特に重要な2015〜2016、2018〜2019年、2020年以降の5つの出来事についてです。
年 | 出来事 |
---|---|
2015年 | 人民元の基準値の変更 |
2016年 | アメリカ大統領選挙 |
2018年 | アメリカ利上げ決行 |
2019年 | 米中貿易戦争の激化 |
2020年 | 新型コロナの世界的感染拡大 |
これからの人民元を予想する上で、ぜひ参考にしてみてください!
【2015年】基準値の変更で人民元安へ

人民元は、他国とは異なる為替制度を採用していることをご存知でしょうか?
それが、管理変動為替相場制です。
管理変動為替相場制:中央銀行が為替を一定の変動幅に収める
この制度によって、中国ではなんと為替の動向に政府が直接介入する余地を残しているのです。
具体的には、人民元の為替取引についてあらかじめ対米ドルの基準値を決めておき、その前後2%の価格で取引を行う方針としています。
ところが、2015年8月11〜13日にその基準値が3日連続で計4.656%も引き下げられ、大幅な人民元安となってしまったのです。
その狙いは、人民元安に誘導することで輸出の貿易力を高め、中国経済を刺激することにあったとされています。
この基準値の引き下げに伴う混乱もあり、結果的に人民元レートは2015年後半から2016年にかけて大きく下落することとなりました。
現在ではその時の影響は収まっていますが、もし再び基準値の算出方法に変更があった場合には、売りが強まる可能性があるので注意が必要です。
【2016年】アメリカ大統領選挙で人民元が上昇

2016年は、トランプ氏が米大統領選挙に勝利した年です。
トランプ氏は選挙戦で「アメリカ・ファースト」をかかげ、他国に強硬的な姿勢を示すなど、その政策を不安視する声も少なくありませんでした。
大統領に就任した後も、思いつきとも取れるような言動をくり返し、その影響で米ドルは乱高下を繰り返す不安定な相場となりました。
それが他国への資金流入をまねき、人民元も上昇することとなったのです。
- トランプ氏の米大統選挙戦勝利
- 人民元の為替レート上昇
しかし、2020年には民主党のバイデン候補がトランプ大統領を破り、これによって突然の方針転換などによる米ドルの急落の心配は大きく減ったと思われます。
同年には新型コロナの影響で大きく落ち込んだ米ドルですが、現在はワクチン接種の普及などで経済も回復、5月以降は110円に迫る勢いで対円のレートも上昇しています。
ただし、バイデン大統領は人権問題などで中国に厳しい姿勢も示しているため、その動向には引き続き注目していく必要がありそうです。
【2018年】アメリカ利上げで下落へ

続いて紹介するのは、2018年に行われたアメリカの利上げです。
2008年のリーマンショック以降、長らくゼロ金利政策を続けてきたアメリカですが、2015年から利上げに転換、2018年には計4回の利上げで政策金利を2.5%まで大きく上昇させています。
当時、中国の政策金利も4.35%と高かったものの、米ドルの方がよりリスクが低いため、投資マネーは一気にそちらへと流れ込みました。
通貨 | 金利 |
人民元 | 4.35% |
ドル | 2.5% |
その影響は人民元だけではなく、豪ドルをはじめとした各国の通貨にもおよび、特に高金利の新興国通貨はそろって大きく下落しました。
このように、米ドルの利上げは世界の投資マネーを動かす強い要因となるので、その動向は常にチェックしておきましょう。
なお、現在のアメリカは新型コロナの影響などでふたたびゼロ金利政策へともどっています。
すでにワクチン接種などにより景気回復には向かっており、FRB(連邦準備制度)は年内に利上げを実施する方針を明らかにしています。
現に2022年3月のFOMCでは、金利を従来の0.25%から0.50%に引き上げた事が大きな話題となりました。
2023年2月現在も段階的な利上げは進んでおり、今後も利上げが継続すると考えられています。
年初は継続した利上げ
【2019年】米中貿易戦争の激化で急落

2019年は、米中貿易戦争がより激しくなった年です。
前年1月のアメリカによる追加関税措置を皮切りに、両国の間では報復の応酬が行われていました。
その打開策として米中通商協議の場が設けられたものの、話はまとまらず、5月10日に中国側が一方的に合意文書案を修正すると、反発したアメリカはさらなる関税率の引き上げへと踏み切りました。
それを受け、人民元は8月末までに16円台から14円台にまで下落してしまいます。
しかし、年末にようやく米中通商協議の第1段階に合意すると、翌年1月には両国の間で署名がなされ、一応のところ争いは沈静化することとなりました。
ただし、協定が実際に履行されるかどうかはまだ不透明な部分もあり、アメリカは近い将来に履行状況の精査を行うことを表明するなど、その成り行きには今後も注目が必要です。
【2020年~現在】新型コロナからの経済回復

上チャートは、人民元/ドルの日足チャートです。
2020年には、新型コロナの感染拡大で世界中の通貨で暴落がありました。
最初に新型コロナが発見されたのが中国ということもあり、中国人民元の落ち込みも大きかったと言えるでしょう。
しかし、2023年6月時点では上昇トレンドの過程にあり、人民元への買いが加速する一方です。
また、円安の影響も強くなって、対人民元でも相対的に価格伸ばしている状態でした。
しかし、2022年11月からのゼロコロナ政策による大規模デモが、人民元の下落に繋がっている状況です。
現在は高値圏で停滞が続いています。
2023年後半は人民元が買い時!
2020年の人民元は、春先こそ新型コロナの影響で落ち込みましたが、夏ごろからの経済回復、さらにアメリカの利下げも好材料となり、順調に推移しました。
- 新型コロナの感染拡大
- 米金利据え置きからの方針転換
特に、感染拡大を厳しい監視体制でおさえ込み、世界で「ひとり勝ち」といわれるほど貿易黒字を伸ばしたことが大きく後押ししています。
また、世界各国で緊急利下げが行われるなか、中国は政策金利を維持したままだったことも、ほかの通貨に対して有利にはたらきました。
しかし、政府は更なるゼロコロナ政策を掲げており、大規模なデモ活動が活発に行われました。
政府はこれを受けて緩和する動きを見せており、徐々にデモは収まってくると考えられますがまだまだ懸念は多いです。
この状況は2022年に入っても変わらず、4月にアメリカの長期金利が低下すると対米ドルで大きく上昇、対円では5月下旬からの急上昇で2018年以来となる17円台を記録しています。

また、円安の影響も大きく、2015年に記録した高値である20円台に到達しました。
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人民元の今後の予想・見通し
それでは次に、人民元が買い時である2つの理由について詳しく説明していきます。
今年、特に人民元に大きく影響を与えていると考えられるのは、「経済成長」と「ウクライナ情勢」です。
- ロシア・ウクライナ情勢の行方
- デジタル人民元の普及
この2点に注目して、人民元の買い時を見きわめていきましょう!
ロシア・ウクライナ情勢の行方

2022年2月に、ロシアがウクライナへの軍事侵攻をしたことがきっかけで、連日大きな話題となっています。
欧州や日本、アメリカなどの国でロシアに対する反発が強まる中、中国はというとロシア側を支援することを表明しています。
これはヨーロッパの勢いを弱める目的やアメリカとの対立が要因と言えるでしょう。
今後の情勢次第では、ロシアに大きな経済懸念をもたらすと言われていますが、中国はうまく立ち回って経済回復をするのではないかと考えられています。
しかし、アメリカや欧州との対立は避けられないので、情勢が落ち着くまでは懸念も多いといえるでしょう。
緊迫した情勢は長期化しており、2022年11月も依然として続いている状況です。
デジタル人民元の普及

中国ではデジタル人民元の開発と普及が始まっています。
デジタル人民元とは、、中国の法廷通貨である元をデジタル化したものです。
累計の取引額は1兆円を超えたことで、かなり注目度が高くなっています。
個人のお金の管理や流通元を把握するために作られたものですが、利便性から需要は増していると言われています。
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2023年人民元の不安材料
さまざまな好条件がそろっている人民元ですが、まったく不安材料がないわけではありません。
その最大のポイントとなるのが、米中関係と新型コロナです。
- 米中関係のさらなる悪化
- 人民元安の誘導
- 経済指標の悪化
2023年の人民元の動向を見ていく際には、これらの不安材料にも目を向けていきましょう。
バイデン大統領の対中強硬姿勢

2020年の米大統領選挙では、国際協調路線をかかげるバイデン候補が勝利したことで、市場では米中関係が改善へ進むことが期待されました。
ところが、大統領就任後は香港やウイグルの人権問題について批判的に言及するなど、中国に対してかなり厳しい姿勢を見せています。
5月には、新型コロナウイルスが中国の研究所から流出したことを調査するよう指示を行い、これが中国の強い反発をまねいて、ますます対立が激化しつつあります。
米中関係が悪くなれば人民元は下落、逆に改善されれば上昇していくきっかけとなるので、今後のバイデン大統領の言動には要注目です。
現在は、ロシアとウクライナの対立が続く中で、中国はロシア側の支援、アメリカはウクライナ側を支援と真っ向から対立している事も、大きな懸念材料です。
人民元安への誘導

上海ロイター通信では、2023年の人民元は2年連続の上昇を経て元安圧力に直面しているとの見通しを立てました。
金融市場が利回りの低下、世界市場の不確実性などが理由で2022年に人民元へ下落圧力をもたらすとの見解を示したのです。
人民銀行は、近年の人民元高を抑制するたに、金融機関に対して2021年により多くの外貨準備を保有するよう指示しています。
主要経済指標の悪化

2020年は新型コロナ感染拡大にともない、世界中で経済が大きく停滞しました。
そんななか、唯一といってもよいほど好調だったのが中国経済です。
- すみやかな感染抑制に成功
- 世界経済の停滞でさらに差が広がる
中国でも当初はコロナの影響は大きく、第1四半期(1〜3月)の実質GDP成長率は、統計以来初のマイナスとなる-6.8%を記録しました。
しかし、すばやく感染拡大をおさえ込んだことで経済も回復、第2四半期(4〜6月)には+3.2%のプラスに転じ、年間でも+2.3%という数字を達成しました。
しかし、2023年までの中国は、主要経済指標が軒並み悪化しており、経済の減速に大きな懸念がされているのです。
2022年4月の上海指標では、小売り・宿泊・飲食・製造業など、すべての指標が軒並み悪化しており、懸念は続く一方です。
対円相場では上昇が続いていますが、他の通貨に対しては人民元安が続いています。
人民元の購入におすすめなFX会社
ここからは、人民元の購入におすすめなFX会社を紹介していきたいと思います。
どこで口座開設しようかまだ迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
通貨ペアによっても取引所ごとに若干の差があるので、自分のトレードスタイルに合ったところを見つけることが大切です。
人民元に関しては、とりあえず以下の3つから選んでおけば間違いありません。
- LIGHT FX
- みんなのFX
- SBI FXトレード
それでは、各社の特徴について詳しく見ていきましょう。
各社のデータは、人民元円について以下の条件で示しています。
- スワップポイント:10ロット(10万通貨)を買いポジションで1日持ち越した場合
- スプレッド:1通貨あたりの取引にかかるコスト
- 1年間運用時の利益:10ロットを買いポジションで1年間(360日換算)保有した場合
1位 LIGHT FX

おすすめ度 | ![]() |
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使いやすさ | A+ |
安全性 | A |
スワップポイント | 4円 |
スプレッド | 0.9銭 |
1年間運用時の利益 | 3654円 |
まず最初におすすめするのは、LIGHT FXです!
こちらのFX会社は、とてもスワップポイントが高く、なおかつスプレッドが狭いことで有名です。
つまり、トレーダーにとっては手数料を最小限に抑えて利益を最大化することができるわけです。
ほかの高金利通貨も総じてスワップポイントが高いので、長期運用をしたいと考えている人にはベストなFX会社といえるでしょう。
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2位 みんなのFX

おすすめ度 | ![]() |
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使いやすさ | A |
安全性 | A |
スワップポイント | 30円 |
スプレッド | 0.9銭 |
1年間運用時の利益 | 3654円 |
続いて紹介するのは、みんなのFXです!
この取引所もLIGHT FXと同様に、スワップポイントが高く、スプレッドが狭くなっています。
他の高金利通貨も多く扱っているので、スワップトレードを行いたい人にはおすすめです。
毎月無料のFXセミナーを開催しているので、FXを一から学んでみたいという初心者の人は、まずこちらから選んでみてはいかがでしょうか。
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3位 SBI FXトレード

おすすめ度 | ![]() |
---|---|
使いやすさ | A- |
安全性 | A |
スワップポイント | 21円 |
スプレッド | 1.4銭 |
1年間運用時の利益 | 1095円 |
最後に紹介するのは、SBI FXトレードです。
上記2つのFX会社と比べると、スワップポイントやスプレッドはやや見劣りします。
しかし、長期間にわたって人民元を扱ってきた実績があるため、見通しを立てやすいのが特長といえるでしょう。
SBI FXトレードは取引ツールも充実しているので、初めての方から専業の方まで広くおすすめすることができます。
現在はお得なキャッシュバックキャンペーンも開催しているので、ぜひ口座開設をしてみてはいかがでしょうか。
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人民元の買い時まとめ

ここまで、「中国人民元の買い時」についてまとめてきました。
今年は人民元にとって明るい話題がそろっているため、人民元の買い時としては最高のタイミングとなりそうです。
- 中国経済減速への懸念
- アメリカの利上げが実施される可能性
- 米中関係のさらなる悪化の可能性
- ウクライナとロシア対立の影響
ただし、バイデン大統領が予想以上に中国に対して強硬姿勢を示しているので、その点には注意しておきましょう。
投資を始める人は、まずは少額から様子を見て、安全に資金管理していくのがよいでしょう。
人民元は金利も高いので、スワップポイントだけでも十分にリターンを狙うことができます。
特に、LIGHT FXは高水準のスワップポイントが用意されているので、ぜひ口座開設してみてください!
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