今回はGMMA(Guppy Multiple Moving Average)について、チャート画像を使って初心者の方でもわかりやすく解説していこうと思います。
GMMAは期間が異なる指数平滑移動平均線(Exponential Moving Average)を12本表示させて、トレードをする手法になります。
指数平滑移動平均線を12本も表示させるので、チャート画面が移動平均線だらけになるので、慣れていない方は違和感を感じるかもしれませんね。
本記事では、GMMAのメリットやデメリット、さらに使い方や手法について画像付きで詳しく解説します。
- GMMAは指数平滑移動平均線を12本表示させるてトレードする
- 基本的に押し目買いと戻り売りを仕掛ける
- GMMAは順張りしやすい手法
- 初心者でも扱いやすい
- チャート画像付きでGMMAの手法を徹底解説
- GMMAはFX初心者におすすめのヒロセ通商で取引可能

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Contents
GMMAとは
GMMAは複合型移動平均線と呼ばれ、12本の指数平滑移動平均線を使用してトレードをします。
- 短いEMA
→ 3・5・8・10・12・15 - 長いEMA
→ 30・35・40・45・50・60
ちなみにEMAはよく使われるSMA(Simple Moving Average:単純移動平均線)よりも直近の価格に影響を受けるので、売買シグナルが早く出やすいメリットがあります。
なので、ゴールデンクロスやデッドクロスなどで利用される方が多いようです。
GMMAは上記のEMAを表示させてトレードをしていきますが、人によって数値が異なる場合がありますが本記事では基本的な数値で解説します。
- Guppy(グッピー)
- Multiple(複合)
- Moving(移動)
- Average(平均線)
GMMAは上記のGuppy Multiple Moving Averageの頭文字を取ってつけられた名前で、グッピーという人物が開発をしました。
本名Daryl Guppy(ダリル・グッピー)さんはオーストラリアの金融アナリストでGMMAを開発したことで有名になったようです。
そして短期の移動平均線は個人投資家、長期の移動平均線は機関投資家を表しており、それぞれの売買の行動を把握することができると言われております。
- 短期の移動平均線:個人投資家
- 長期の移動平均線:機関投資家
個人投資家は短い期間での取引を行い、機関投資家は長期的な売買を好みます。
GMMAを使って取引をしている為替アナリストの陳満咲杜(ちんまさと)さんは、GMMAについて、
- 短期の移動平均線の集合体=イワシの大群
- 長期の移動平均線の集合体=クジラ
クジラは大海でエサを求め、ちょこちょこと動くイワシの大群を飲み込む、このような表現をしていますね。
GMMAを使うならヒロセ通商

おすすめ度 | |
---|---|
使いやすさ | A |
安全性 | A |
スプレッド(ドル円) | AM10:00~翌AM4:00 0.2銭(原則固定) |
最低取引単位 | 1000通貨 |
GMMAを使うならヒロセ通商がおすすめ。
ヒロセ通商は初心者でも扱うことができるおすすめのFX会社になります。
本記事で紹介するGMMAは移動平均線を12本表示させてトレードするのですが、ヒロセ通商は問題なく表示させることができます。
なので、ヒロセ通商でもGMMAの手法を使うことができますね。

こちらはヒロセ通商でGMMAの基本的な移動平均線を表示させた画像なのですが、しっかり12本の移動平均線を表示させることができています。
さらに約定力も高いので、スキャルピングもすることが可能。
1000通貨から取引ができるので、少ない資金から始めたいと思っている初心者の方も最適なFX会社です。
GMMAを使いながら取引したい方は、約定力も高く使いやすいヒロセ通商がおすすめです。
豊富なキャンペーンも開催中ですので、是非この機会に口座開設してみてください。
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GMMAのメリット
まずは、GMMAのメリットについて紹介していきます。
考えられるメリットは、
- トレンドの方向感がわかる
- トレンドの強弱がわかる
- トレンドの転換点がわかる
GMMAのメリットを順番に解説します。
- 短期の移動平均線:青
- 長期の移動平均線:赤
トレンドの方向感がわかる

GMMAは12本の移動平均線を表示させることによって、トレンドの方向感がわかりやすくなります。
トレンドの方向感は短期と長期の移動平均線が同じ方向を向いていることを確認するだけです。
逆に短期と長期の移動平均線が下向きなら、ダウントレンドだということが判断できますね。
FXで戦略を立てる場合も、トレンドが上か下かを判断するのが大事なので、初心者の方でもGMMAの手法を使うことでトレンドが認識しやすくなります。
トレンドの強弱がわかる

GMMAはトレンドの方向感がわかるだけではなく、トレンドの強弱も確認しやすくなります。
短期と長期の移動平均線が離れているところに青丸を付けたのですが、隙間が広がっていることが分かりますね。
このように短期と長期の移動平均線が離れているところは、トレンドが強く、逆に狭いところはトレンドが弱くなっている可能性があります。

短期と長期の移動平均線の間隔が広がっているだけではなく、それぞれの移動平均線の間隔が広がっているのも、トレンドの強弱を判断する一つのポイントになります。
それぞれの移動平均線の間隔が広がっているということは、激しい値動きがあったということになります。
トレンドの転換点がわかる

どちらの移動平均線も下がっていましたが、青枠で短期の移動平均線が下から長期の移動平均線をブレイクしているのが分かります。
このように画像では、下落していた相場が青枠の転換点で上昇していますが、必ずしも上昇するわけではありません。
GMMAは転換する可能性が箇所を見つけることが可能ですが、必ず転換するというサインではないのでチャートをしっかり見てエントリーする必要がありますね。
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GMMAのデメリット
続いて、GMMAのデメリットについて解説していきます。
考えられるデメリットは、
- レンジ相場では使うのが難しい
- ローソク足が見づらくなる
- 基本的な手法がわからないと使えない
レンジ相場では使うのが難しい

GMMAはレンジ相場だと移動平均線が横ばいになっているので、方向感がわかりませんよね。
このような場合は、GMMAを使って利益を上げることが難しいのです。
なので、GMMAの移動平均線が横這いで方向感がわからない時は、トレードを見送った方がいいと判断できます。
トレードをする上では売買の判断が難しいのでデメリットですが、トレードを見送るという意味ではメリットになるかもしれません。
ローソク足が見づらくなる

GMMAは移動平均線を12本表示させるので、密集しているとチャートが見づらくなってしまいます。
値動きが弱まっているときは、特に見づらくなってしまいますね。
後々、画像付きで解説しますが、ローソク足の色や移動平均線の色を変えて見やすい配色をしてあげるといいでしょう。
短期と長期の移動平均線で色を合わせると、密集していても見やすくすることが可能です。
さらに、移動平均線の太さを変えるだけでも、見やすくすることが可能です。
基本的な手法がわからないと使えない
GMMAはトレンドの方向や強弱、そして転換を見つけるやすくなると、GMMAのメリットで解説しました。
しかし、トレンドの方向や強弱が移動平均線でわかったとしても、FXの基本的な手法が頭に入っていないとGMMAを上手に使うことができません。
例えば、GMMAを使って押し目買いをする場面では、ダウ理論が頭に入っていないとトレードをするのが難しいでしょう。
というように、基本的な手法がわからないとGMMAを使っても意味がないので、GMMAだけではなくFXの手法を勉強すべきです。
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GMMAの使い方
GMMAの具体的な使い方について解説していきます。
- 移動平均線を表示させる
- 移動平均線の方向でトレンドを確認する
- 長期と短期の移動平均線の間隔で強弱を確認する
移動平均線を表示させる
例として、TradingViewで移動平均線を表示させる方法を紹介します。

- 「fx」をクリックする
- 3MA with Perfect Order Alertを入力
- 表示されたものをクリックする
3MA with Perfect Order Alertは一度に3本の移動平均線を表示させることができます。
なので、3MA with Perfect Order Alertを4つ表示させることで、移動平均線を12本表示させることができますね。

MAの期間:3・5・8・10・12・15・30・35・40・45・50・60
MA Type:ema
MAの期間はGMMAで使われる数値を入力し、MA Typeはemaに設定して12本表示させましょう。

短期の移動平均線:青
長期の移動平均線:赤
このように色を分けると、チャートが見やすくなるはずです。
移動平均線の方向でトレンドを確認する

GMMAの初期設定ができたら移動平均線の方向で、トレンドがどちらに向いているのかを確認します。
長期の移動平均線が上向きなら買いのシナリオ、下向きなら売りのシナリオを立てることができますね。
GMMAは12本の移動平均線を参考にして買いか売りかを判断することができます。
そして、短期の移動平均線が長期の移動平均線と同じ方向に向いた時にトレードをするなど、自分でトレードルールを作り売買をすることができますね。
長期と短期の移動平均線の間隔で強弱を確認する

最後に長期と短期の移動平均線の間隔を見て、トレンドの強弱を確認しましょう。
間隔が広がっていると一気にチャートが動くことがあるので、売買のタイミングを見極めてトレードをすると利益を残しやすくなります。
GMMAはトレンドの方向と強弱を判断しやすいので、押し目買いや戻り売りのトレードをしたいと思っている方はいい手法かもしれません。
そして自分の中でルールを決めてトレードをすることで、GMMAを生かすことができるでしょう。
GMMAはヒロセ通商で使うことができますので、是非口座開設してみてください。
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GMMAのおすすめ設定
GMMAのおすすめの設定を紹介します。
- おすすめの数値で移動平均線を表示させる
- 短期と長期の移動平均線で色を変える
こちらの2つを順番に解説していきます。
おすすめの数値で移動平均線を表示させる
GMMAは移動平均線の数値は基本的に決まっていますが、人によっては数値を変えてトレードしています。
- 短いEMA
→ 3・5・8・10・12・15 - 長いEMA
→ 30・35・40・45・50・60
こちらがGMMAの基本的な数値なのですが、数値を小さくするとより細かい動きを見ることができます。
逆に数値を大きくすると、スイング寄りのトレードをすることが可能になります。
自分のトレードスタイルに合わせて移動平均線の数値を変更してみるといいでしょう。
数値を変更してチャートを見て検証をすることで、自分のルールを構築することができるはずなので、まずは基本的な数値から試してみるといいかもしれません。
短期と長期の移動平均線で色を変える
GMMAを使う際に短期と長期の移動平均線ごとに色を変えましょう。


このように、ご自身が使われているチャートのローソク足の色に合わせて、移動平均線の色を変更すると見やすくなるでしょう。

このように片方の移動平均線だけを太くすると、12本全部同じ太さよりも見やすくなるかもしれません。
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GMMAと他の手法との組み合わせ
GMMAと他の手法との組み合わせについて解説します。
- ゴールデンクロスとデッドクロスとの組み合わせ
- ボリンジャーバンドとの組み合わせ
こちらの2つの手法との組み合わせを順番に紹介していきます。
ゴールデンクロスとデッドクロスとの組み合わせ
GMMAはゴールデンクロスとデッドクロスと組み合わせてトレードをすることができます。

このタイミングでトレードをすることで、チャートを見る限り利益を伸ばせたということになります。
実際に順調に下がっていったので、売りで入っていれば利益を伸ばせた結果となりました。

こちらではゴールデンクロスが起こっているので、買いで入れば利益を伸ばせた結果となりました。
このようにGMMAはゴールデンクロスとデッドクロスと組み合わせることで、トレードをすることが可能になります。
しかし、ゴールデンクロスとデッドクロスが確認できたからと言って、思った方向にチャートが必ず動くわけではないのでトレードは慎重に行いましょう。
ゴールデンクロスやデッドクロスだけではなく、他の手法でも同じように必ず思った方向にチャートが動くわけではないので注意が必要です。
RSIとの組み合わせ
RSIは簡単に言うと、売られすぎと買われすぎを判断するテクニカル分析です。
一般的には0%〜30%は売られ過ぎ、70%〜100%だと買われすぎだと判断することができます。
- 売られすぎ:0%〜30%
- 買われすぎ:70%〜100%

RSIが77%超えているので買われすぎだと判断でき、そろそろ売られるのでは?と想像することができます。
その後、GMMAの移動平均線がデッドクロスをするタイミングで売りで仕掛けると、利益が伸ばせる可能性が高くなると予想を立てることができますね。
このようにGMMAだけではなく、RSIを使うことでトレードの根拠を見つけることが可能になります。
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GMMAを使ったおすすめ手法
最後にGMMAを使ったおすすめの手法について紹介します。
- 押し目買いと戻り売りでエントリー
- 水平ラインを使ってエントリー
こちらの手法を順番に解説していきます。
押し目買いと戻り売りでエントリー

GMMAは押し目買いと戻り売りが基本的なトレード方法になります。
短期の移動平均線が長期の移動平均線に触れるか近づいた後に、同じ方向を向いたらエントリーをしても良いと判断できるでしょう。
基本的な押し目買いと戻り売りをする際に、GMMAはかなり便利なのでトレードの一つのヒントとして捉えてもいいでしょう。
さらに、移動平均線だけではなく水平ラインを使うことで、よりトレードのヒントを得ることが可能になります。
水平ラインを使ってエントリー

先ほどのチャートに水平ラインを引いてみました。
短期の移動平均線が長期の移動平均線で反発した後に同じ方向を向いています。
さらに少し水平ラインを超えてしまっていますが、このように青枠の箇所で反発しているので、エントリーをする際の一つのヒントとして捉えることができますね。
FXでトレードをする際はGMMAだけではなく、水平ラインなども合わせることでより良いトレードをすることが可能になるはずです。
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GMMAまとめ
本記事ではGMMAについて、チャート画像付きで詳しく解説してきました。
- GMMAは12本の移動平均線を表示させて使う
- 押し目買い戻り売りが基本的な手法
- 他の手法と合わせた方が有利になる
- ダウ理論などの基本的な勉強も必須
- GMMAは初心者向けなので勉強する価値アリ
GMMAは12本の移動平均線を使うことでトレンドの方向や強弱、さらに転換点を見つけるヒントになることがわかりましたね。
やはり、FX初心者は順張りがおすすめだと言われているので、GMMAを使うことで初心者でも良いトレードができる手法ということになります。
もちろん、GMMAだけではなくFXの基本的なことや他の手法を勉強することで、よりトレードの勝率を上げることも不可能ではありません。
GMMAの手法だけでトレードをするのではなく、本記事で紹介したゴールデンクロスやデッドクロス、RSIと合わせて検証をしてみるといいでしょう。
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