今回は、「自動売買をMT4で自作する方法」についてくわしくまとめていきます。
自動売買の自作というと、基本的に上級者がするもので、自分にはあまり縁がない…と考えている人も多いのではないでしょうか?
たとえば、リピート系自動売買のサービスぐらいなら利用したことがあっても、自作まではなかなか手が伸びない、という人も少なくないと思います。
しかし、じつはMT4のさまざまな機能やツールを使えば、自動売買の自作もそれほどむずかしいものではないのです。
そこで、ここでは実際にMT4で自動売買を自作する方法から、そのメリット・デメリット、さらにおすすめのツールなどについても紹介していきたいと思います!
- MT4のEA(自動売買)で24時間トレード可能
- 作成ツールを導入すればプログラミングの必要もなし
- FXTFで自動売買を作成してみよう!,
- 自分だけの自動売買を作成できるのが最大のメリット
- トライオートFXならMT4なしでも自作できる!
MT4を使用するなら、オリジナルのインジケーターが豊富なFXTFがもっともおすすめ。
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Contents
MT4で使えるEA自動売買とは?

MT4(MetaTrader 4)は、ロシアの「MetaQuotes Software」社が提供する取引プラットフォームです。
FX取引では、世界でもっとも多くの投資家が利用しているといわれ、国内FXでも「FXTF」や「OANDA Japan」などの業者が導入しているので、すでにおなじみの人も多いでしょう。
それだけ多くの投資家が愛用している理由のひとつに、EAの存在があります。
EAというのは「Expert Advisor」の略で、いわゆる自動売買のプログラムのことをいいます。
MT4でEAを動かすと、あらかじめプログラムされた売買ルールにしたがって、発注から決済までを自動でくり返してくれます。
24時間稼働させることができるので、仕事中や就寝中でも関係なく利益を上げられるようになります。
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MT4の自動売買を自作する方法
実際にMT4で自動売買を自作するには、どのようにすればよいのでしょうか?
おもに用いられている方法は、以下の2つです。
- プログラムを組む
- 作成ツールを使う
自分でプログラムを組んで自動売買を作る

MT4には、自動売買を自作するための「メタエディター」という機能があります。
このエディターから、MT4専用のプログラム言語「MQL4(Meta Quotes Language 4)」を用いてプログラミングを行います。
新規作成を選ぶとテンプレートのコードが表示されるので、あとは必要な処理を書き込んでいけばよいだけです。
おもな設定は、使用するテクニカル指標やロット数、エントリー・決済条件などです。
ツールを活用して自動売買を作る

MT4では、自動売買の作成ツールを導入することで、プログラミングを行わなくてもEAを作成することができるようになります。
作成ツールにはさまざまな種類のものがありますが、いずれもあらかじめ用意された設定項目に、自分の売買ルールに合った指標や数値を選択・入力していくだけです。
複数の指標を組み合わせていけば、さらに複雑で高度な自動売買も手軽に作成できてしまいます。
ただし、基本的に有料なので、高機能になるほど価格も上がっていきます。
初心者におすすめなMT4の自動売買自作ツール
MT4で自動売買を自作するためのツールには、どのようなものがあるのでしょうか?
ここでは、特に初心者にもおすすめの以下の4つを紹介していきます。
- visual trader studio
- EAつくーる
- MT4EAエディタ
- トライオートFX(ビルダー機能)
visual trader studio

「visual trader studio」は、海外のMT4専用自動売買作成ツールです。
ビジュアルプログラミングを用いているのが特徴で、フローチャートのように各条件のボックスをつないでいくだけで、簡単に自動売買を作成することができます。
とても視覚的で、プログラミング未経験者でも直感的に操作しやすくなっています。
ソフトウェアは、こちらから129ドルで購入できます。
EAつくーる

「EAつくーる」は、GogoJungleが販売するMT4専用の自動売買作成ツールです。
MT4に搭載されたインジケーター(指標)、あるいは市販のものなどを組み合わせて、かなり高度な自動売買を作成することができます。
設定項目もあらかじめ用意されているので、プログラミングの知識もまったくいりません。
なお、作成したプログラムには、それぞれのコードが何をあらわしているかというメモが書きこまれているので、未経験者でも内容がよく分かるようになっています。
購入はこちらからで、1年版15,800円(税込)、1カ月版2,180円(税込)のライセンス料となっています。
現在は「Web版 EAつくーる β版」も利用でき、これまで使えなかったMacやスマホからでも作成できるようになっています。
MT4EAエディタ

「MT4EAエディター」は、日野ソフトウェアが販売するMT4用の自動売買作成ツールです。
MT4搭載の指標にくわえ、自分で追加したカスタムインジケーターも組み合わせていくことができるので、かなり幅広いプログラムを作成することができます。
もちろん、入力するのは売買条件だけで、プログラミングの必要もありません。
また、設定はチャートを見ながら行なっていくので、初心者にも分かりやすく、調整や修正も直感的に行うことができます。
購入はこちらからで、年間8,500円(税込)のライセンス料となっています。
トライオートFX

ここまでMT4用の作成ツールを見てきましたが、それ以外にもプログラミングの知識なしで自動売買を自作する方法があります。
それが、インヴァスト証券が提供する「トライオートFX」のビルダー機能です。
トライオートFXでは、「自動売買セレクト」からあらかじめ設定済みのプログラムを選んで自動売買を行うことができます。

一方、「ビルダー」機能を利用すると、レンジ幅やスタート価格、利確幅、損切りなどの項目を設定していくだけで、
自分だけのオリジナルの自動売買を簡単に作成することができます。
ビルダー機能は、作成ツールのように購入する必要もなく、インヴァスト証券の口座さえ持っていれば誰でも無料で利用することができます。
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▼自動売買の作成ツールについては以下の記事でも詳しく紹介しています

MT4の自動売買を自作する手順
ここからは、FXTFのサービスを例に自作の具体的なやり方について説明していきます。
ざっくりとした手順は、以下のとおりです。
- 運用の手法を考える
- 手法が機能するか検証する
- プログラムを作成する
- テストで検証する
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ステップ①:運用する手法を考える

MT4で自動売買を作成するには、まずその土台となる運用の手法を考えなければいけません。
たとえば、もっとも基本的な売買サインのひとつに、移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロスがあります。
- ゴールデンクロス:短期線が中長期線を下から上に突き抜ける→上昇のサイン
- デッドクロス:短期線が中長期線を上から下に突き抜ける→下落のサイン
ただし、これはあくまで基本なので、そのまま実践しているだけではかならずうまくいくことはありません。
こうした手法を参考に取引しながら、少しずつ移動平均線の期間や角度など、さらに細かくしぼった条件から、自分なりの必勝法を見つけだしていきましょう。

FXTF MT4のインジケーター「FXTF Order History」では、過去に行った売買ポイントがラインで結ばれ、さらに現在の評価損益なども分かりやすく表示されます。
このようなデータも、うまく活用していってください。
ステップ②:手法が実際に相場で機能するか検証する

運用の手法は、一度うまくいったからといって、そのまま自動売買でも通用するとはかぎりません。
特に、自動売買では24時間プログラムを稼働させるので、さまざまな相場の変化に対応できるかどうかを見ていく必要があります。
まずは、過去の相場に手法を当てはめてみて、それで成績を出すことができるかどうかを確認してみましょう。
MT4にも過去チャートが保存されていますが、1分足では約1ヵ月程度までしかさかのぼることができないので、FXTFのヒストリカルデータを利用します。
FXTFでは、2012年1月3日以降のデータを提供しています。

ダウンロードは、マイページの「チャートデータ」から行います。
データを取得したら、MT4のツールメニュー「ヒストリー・センター」から各通貨ごとにインポートしましょう。
あとは、過去チャートに自分の手法を当てはめてみて、理論どおりの動きをしているかどうかをチェックしていきます。
より多くのケースで機能しているようであれば、それだけ信頼性の高い手法だということが分かります。
ステップ③:コードを組んでプログラムを作成する

運用の手法がかたまったら、次にそのプログラムを実際に作成します。
コードは、MT4の「メタエディター」から書き込みます。
新規作成で「エキスパートアドバイザー(テンプレート)」を選択すると、以下のようなコードが表示されるので、あとは売買条件などの必要な項目をMQL言語の形式にのっとって埋めていきましょう。
- OnInit()関数:自動売買をスタートしたときの処理
- OnDeinit()関数:自動売買を終了したときの処理
- OnTick()関数:値動きに合わせて実行する処理
コードを書くのがむずかしそうな場合は、「EAつくーる」や「MT4EAエディタ」などの作成ツールを利用すれば、あらかじめ用意された項目に記入していくだけで簡単にプログラムを作成することができます。
ステップ④:バックテスト、フォワードテストで検証

最後に、プログラムを実際に稼働させる前に以下のテストを行います。
- バックテスト:過去チャートによるシミュレーション
- フォワードテスト:デモ口座によるリアルタイムのシミュレーション
バックテストは、MT4から直接行うことができます。

まず、「表示」メニューから「ストラテジーテスター」を選択します。
すると、MT4の下部にテスター画面が表示されるので、バックテストに使用するエキスパートアドバイザーや通貨ペア、期間などを選んで設定していきます。
テスト期間が長すぎると中断する可能性があるので、まずは1年間程度からはじめ、少しずつ長くしていくとよいでしょう。
「モデル」も、まずは短時間で終了する「始り値」のみからテストして、結果がよさそうなら、より精度の高い「全ティック」でためしてみるのがおすすめです。
レートデータが増えるとバックテストに不整合が生じやすいので、チャートは非表示にしておきましょう。
また、ほかのEAを稼働させていると影響をあたえる可能性があるので、できるだけ避けてください。

すべての設定を行ったら、「スタート」を押してバックテストを開始します。
結果を見て、納得がいかないようなら設定を修正しながら何度もくり返します。
バックテストはあくまで過去のデータをもとにしたシミュレーションなので、調整もそれに合わせて行っているだけの可能性もあります。
そこで、デモ口座を利用して、実際の相場でもしっかり利益を上げられるかどうかフォワードテストを行います。
ただし、現在はFXTFのデモ口座で自動売買を利用することはできません。
代わりに、MT4を利用できる「OANDA japan」などのデモ口座でテストを行ってみましょう。
なお、フォワードテストでは24時間プログラムを稼働させるので、安定性を考えてテスト用のパソコンを用意するか、
あるいは仮想専用サーバーのVPSを利用するのがおすすめです。
VPSには、以下のようなサービスがあります。
- お名前.com デスクトップクラウド for MT4
- 使えるねっと FX専用VPS
FXTFでは、2020年5月2日AM9:00以降に申込み完了となった口座で自動売買を行うことはできません。
それ以前の口座を持っていない場合は、OANDA Japanなど、別のMT4を導入している業者で自動売買する必要があります。
MT4の自動売買を自作するメリット
MT4で自動売買を自作すると、具体的にどのようなメリットが得られるのでしょうか。
そのおもなポイントとなるのが、以下の3点です。
- 感情に流されず取引できる
- 自動売買の詐欺に遭わない
- 自分だけの自動売買を作成できる
一度運用すれば、感情に流されずに自分のトレードができる

自動売買は、一度稼働させてしまえば、あとはどのような状況になってもかならず決めたとおりのルールで取引を行なってくれます。
これは一見簡単そうに思えますが、じつはとてもむずかしいことなのです。
たとえば人間の場合、どうしてもその場の感情に引きずられ、無駄に取引を引き延ばして損失を広げてしまったり、利益確定をあせって大きなチャンスをのがしてしまったり、というケースが少なくありません。
こうなると、せっかくすぐれた運用の手法を使っていても意味がなく、成績にもバラつきが出て不安定になってしまいます。
しかし、自動売買ならそういった心配もなく、着実に利益を積み重ねつづけていくことが期待できるわけです。
怪しい自動売買を購入する必要がなくなる

MT4の自動売買には、自作以外にも市販されているプログラムが数多くあります。
しかし、このようなプログラムの購入には十分に気をつける必要があります。
もちろん、市販されている商品にもそれなりにすぐれたものはありますが、一方で、高額で購入したにもかかわらず、まったく利益を上げられなかったというのもよく聞く話です。
その点、自作ではある程度の努力や工夫は必要となりますが、確実に儲かるプログラムを作成することも夢ではないのです。
オリジナルの自動売買を作成することができる

MT4で自動売買を自作する最大の魅力は、自分だけのオリジナルのプログラムを作成できるという点にあります。
たとえば、どれだけすぐれた市販の自動売買があったとしても、それを多くの投資家が使っていれば、あまり成績で差をつけることはできません。
また、既存の自動売買を使っていると、相場の変化にうまくついていけなかったり、自分のトレードスタイルとあまり合っていなかったり、といった点に気づくこともあります。
そのようなときに、少しずつ設定を調整していきながら、よりよいプログラムへと進化させていくことができるのが、まさに自作の最大とメリットとなるわけです。
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MT4の自動売買を自作するデメリット
MT4で自動売買を自作するさいにもデメリットがないわけではありません。
おもなポイントとなのが、以下の2点です。
- コーディングの知識が必要
- ある程度のFX取引の経験が必要
コーディングの知識が必要になる場合がある

MT4で自動売買を自作するさいには、専用のプログラミング言語MQL4を用います。
これは、C言語をベースに作られたものなので、使いこなすにはその知識がどうしても必要となります。
もともと知っていればそれほどむずかしくありませんが、まったく知識のない人がいきなりはじめるのは無理があるでしょう。
ただし、作成ツールやトライオートFXのビルダー機能を利用すれば、プログラムの知識がなくても同じように自動売買を作成することは可能です。
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ある程度FXに慣れていないと難しい

MT4で自動売買を自作をするには、まず最初にトレードの手法を考えなければいけません。
そのためには、どうしてもある程度のFX取引の経験が必要となってきます。
たとえば、エントリーポイントや決済のタイミングなどは、実際に取引をしていくうちに気づくことがいくつもあります。
また、それを把握したり分析したりするには、テクニカル分析の知識も欠かせません。
なお、トライオートのビルダー機能ならテクニカル指標も使わずに作成できるので、より初心者向けのサービスとなっています。
自作した自動売買をMT4で使えるおすすめFX業者
では、自動売買作成におすすめの業者をまとめて紹介していきます。
FXTF

国内FXにはMT4を導入している業者がいくつかありますが、なかでも特におすすめしたいのが「FXTF」です。
何といっても、無料で使えるインジケーターの種類がとても豊富で、自動売買の自作でもかなり幅広い戦略を取ることができます。
また、MacではMT4を利用できない業者も多いなか、スマホやiPadをふくめ、あらゆる環境で導入できるのも大きなメリットです。
ほかにも、ヒストリカルデータを2012年までさかのぼってダウンロードできたり、MT4での取引高に応じてキャッシュバックがもらえたりと、
とにかくMT4を使用するには最高の環境がととのっている業者といえます。
ただし、2020年5月2日AM9:00以降に申込み完了となった口座では、残念ながら自動売買による取引はできなくなっているので、その点には気をつけてください。
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▼FXTFの評判については以下の記事で詳しく紹介しています。

トライオートFX

一方、MT4を使わずに自動売買を自作できるサービスとしてしておすすめしたいのが、「トライオートFX」です。
ビルダー機能を利用すれば、レンジ幅や注文・決済条件などといったいくつかの条件を入力していくだけで、とても手軽に自動売買を作成することができます。
設定画面もチャートを見ながらで分かりやすく、入力を終えるとすぐにシミュレーション結果も表示してくれます。
スマホアプリからも使用することができ、カートに入れて発注するなど、初心者にもなじみやすいシステムとなっているのもポイントです。
もちろん、サービスはすべて無料で利用することができるので、自動売買の自作をためしてみたい人は、ぜひ口座を開設してみてください!
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▼トライオートFXの評判については以下の記事で詳しく紹介しています。

MT4の自動売買を自作してみよう

ここまで、「自動売買をMT4で自作する方法」についてまとめてきました。
MT4は、自動売買の作成からテスト、稼働まですべてを行うことができるとても便利な取引プラットフォームです。
自作は直接プログラミングで行いますが、作成ツールを使えば、その知識もまったく必要ありません。
MT4を使うのがむずかしそうだという人には、トライオートFXのビルダー機能でより手軽に自作してみるのもおすすめです。
何といっても、自動売買の自作には、自分だけのベストな自動売買を作り上げることができるというとても大きなメリットがあります。
どの方法でもその点は変わらないので、ぜひ自分なりのやり方でチャレンジしてみてください!
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▼自動売買のおすすめランキングの記事も合わせてご一読ください
