今回は、「CFD投資」についてくわしくまとめていきます。
CFDといわれても、まだ日本の投資家にとってはあまりピンとこない人の方が多いかもしれません。
しかし、海外では欧米を中心にすでにメジャーな投資のひとつとなっていて、近年では日本国内でもサービスを提供する証券会社が増えてきました。
FXと同様に少額資金から参加できて個人投資家にも利用しやすく、今後はますます取引人口も広がっていくことが予想されます。
そこで、ここではCFDとは一体どのような取引なのか、その仕組みからメリット・デメリット、さらにどのような人におすすめかといった点についても、徹底的に紹介していきたいと思います!
- CFDは商品の受け渡しを行わず差額だけをやり取りする取引
- FXと共通点が多くスプレッドやレバレッジなどがある
- 商品の種類が幅広くリスク分散しやすい
- FXや株式からさらに投資を展開していきたい人におすすめ
- CFDをはじめるならまずは「DMM CFD」がおすすめ!

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Contents
そもそもCFDとは?
まず、CFDがどのような取引なのか、その仕組みなどを見ていきましょう。
ポイントとなるのは、FX取引との共通点です。
CFDとは

CFDとは「Contract For Difference」の略で、日本語では「差金決済取引」となります。
これは簡単にいうと、「実際の商品(現物)を受け渡しすることなく、売買によって生じる差額(差金)だけをやりとりする」取引のことです。
たとえば株式取引で、A社の株を1株=1,000円で100株購入し、1,500円まで上昇したところで売却したとします。
この場合、投資家はまず10万円を支払って1,000株を受け取り、それを15万円で売り渡したことになります。
しかし、CFDで同じような取引をした場合は、株式や売買の金銭は受け渡しせず、利益分の50万円だけを投資家が受け取ることになります。
CFDでは株式以外にも、金・石油などの商品や、日経平均株価などの株価指数をもとにした取引を行うこともできます。
CFD取引の仕組み

実は、みなさんがよくご存知のFXも、外国為替を投資先としたCFDの一種ということになります。
そのため、CFDとFXには以下のように多くの共通点があります。
- スプレッド
- 空売り
- レバレッジ
- ロスカット
- スワップポイント(金利調整額)
まず、取引手数料は基本的に無料で、代わりに買値と売値の差額(スプレッド)が取引コストとなります。
また、差金決済取引では現物のやり取りが必要ないので、「売り」ポジションから取引をはじめて相場が下落しているときでも利益を上げることができます。
証拠金取引でレバレッジをかけることができるので、実際の資金の何倍もの取引を行うこともできます。
なお、最大レバレッジは銘柄の種類によって以下のように倍率が異なります。
- 株式:5倍
- 株価指数:10倍
- 商品:20倍
含み損によるマイナスで一定の証拠金維持率を割ってしまうと、強制的に決済(ロスカット)されてしまうので、資金管理には注意が必要です。
また、CFDでもFXと同じように、日をまたいでポジションを持ち越すことで「スワップポイント(金利調整額)」が発生します。
CFDの場合はこれにくわえ、さらに株式の配当金にあたる権利調整額も発生します。
この2つは、買いポジションと売りポジションで以下のように支払いと受け取りが異なるので、その差額にも気をつけましょう。
調整額 | 買いポジション | 売りポジション |
金利調整額 | 支払い | 受け取り |
権利調整額 | 受け取り | 支払い |
CFD投資のメリット
それでは、CFDにはほかの投資とくらべてどのようなメリットがあるのでしょうか?
そのポイントとなるのが、以下の5つです。
- FXと似ているので取引ルールがなじみやすい
- 銘柄の種類が幅広くリスク分散しやすい
- 取引コストが安いので少額資金からはじめられる
- 決済期限がないので好きなタイミングで取引できる
- ほぼ24時間取引できてでいそがしい人にも便利
FX取引をしている人ははじめやすい

CFDには、スプレッドやレバレッジなど、取引の仕組みにFXと共通する部分が多くあります。
そのため、すでにFX取引を行っている人にとっては分かりやすく、とてもなじみやすい取引となるでしょう。
これらをうまく使い分けていけば、たとえば為替相場にあまり動きがない日には株式市場でCFDを取引するなど、利益を上げるチャンスも広がっていくでしょう。
▼CFDとFXの比較については以下の記事で紹介しています。

リスク分散しやすい

CFDは売りポジションからでも取引できるので、ほかの投資と組み合わせリスク分散しやすいというメリットがあります。
たとえば、ある株式を保有しているときに、CFDでその銘柄や市場の株価指数を売りポジションで取引しておけば、株価が下落したとしてもCFDの利益でカバーできるようになります。
また、株式から金・原油、さらに世界中の株価指数とさまざまな投資先が用意されているので、CFDの口座ひとつだけでもさまざまなリスク分散を行うことができます。
取引コストが安い

CFDは、基本的に取引手数料は無料です。
実質的なコストとなるスプレッドもわずかな金額なので、ほかの投資とくらべて取引コストはかなり安くなります。
また、取引単位も小さく、たとえば日経平均株価なら多くの証券会社で1ロットあたり10単位(20〜30万円程度)と、少額資金での取引もしやすくなっています。
レバレッジをかければ、さらに少ない証拠金からでも取引をはじめることができるでしょう。
決済期限がない

CFDには、原則としてポジションに決済期限がありません。
たとえば、CFDと同じように株価指数をあつかう投資に先物取引がありますが、こちらはあらかじめ決済する日を決めて取引するため、3・6・9・12月の限月にはポジションが自動的に決済されてしまいます。
CFDならそのようなタイムリミットを考慮する必要もないので、相場の変動に応じて柔軟な取引を行うことができるようになります。
ほぼ24時間取引できる

CFDは、取引できる時間帯が午前8時〜翌午前6時ごろと長くなっています。
たとえば株取引の場合、東京証券取引所なら平日の午前9時〜11時半、午後12時半〜15時までと、かなりかぎられた時間帯しかオープンしていません。
しかし、CFDならほぼ24時間取引できるので、仕事などでいそがしくなかなか時間がとれない人でも、自宅でじっくり取引に集中することができます。
ただし、CFDは取引銘柄によって取引時間が異なるので、その点はよく確認しておいてください。
CFD投資のデメリット
一方、CFD投資にもいくつかのデメリットがあります。
そのポイントとなるのが、以下の3つです。
- レバレッジで証拠金を上回る損失が出る可能性がある
- 銘柄によって細かいルールの違いがある
- 長期保有に向いていない銘柄もある
レバレッジで損失がふくらむ

CFDでは、レバレッジをかけることで実際の資金より大きな金額の取引を行うことができます。
その分だけ利益も大きくなりますが、同時に損失も大きくなるというリスクも忘れないようにしてください。
倍率が大きいと、含み損によってあっという間に証拠金維持率を割ってマイナスとなってしまうこともあるので、資金管理には十分に注意が必要です。
銘柄ごとにルールが異なる

CFDでは、取引銘柄によって以下の取引ルールが異なってきます。
- 最大レバレッジ
- 取引時間
- 金利調整額・権利調整額の有無
この点をよくたしかめておかないと、自分の思いどおりの取引ができなかったり、調整額がマイナスとなって思わぬ損失が出たりすることもあります。
いずれも公式サイトに記載があるので、事前によくチェックしておきましょう。
長期保有しにくい

CFDでは、ポジションを持ち越すことで毎日スワップポイントにあたる金利調整額が発生します。
売りポジションの場合、これを受け取ることができるようになりますが、権利調整額は逆に支払わないといけなくなるので、その合計がマイナスとならないよう気をつけなければいけません。
特に、長期保有している場合はマイナスがどんどん積みかさなっていってしまうので、銘柄によってはあまりおすすめできません。
CFD投資をおすすめできる人

CFD投資は、以下のような人におすすめできます。
- すでにFX取引を行っている人
- 幅広い投資戦略をとりたい人
- 少額資金で取引したい人
CFDは、基本的にFXと取引ルールがよく似ています。
そのため、すでにFX取引を行っている人や、より幅広い投資先で戦略を広げていきたい人には、とてもおすすめの投資となります。
FXと同じように取引コストも安く、少額投資からでもはじめられるので、初心者にもおすすめの投資です。
もしCFDをはじめるのであれば、「DMM CFD」はスプレッドが原則固定で分かりやすく、スマホアプリもふくめ取引ツールが豊富なので、興味のある人はぜひ利用してみてください。
サポート体制や資金管理もしっかりしているので、初心者でも安心してはじめられるサービスとなっています!
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CFD投資をおすすめできない人

CFD投資は、以下のような人にはあまりおすすめできません。
- 取引ルールの確認が面倒な人
- スワップトレードで稼ぎたい人
CFDでは、銘柄ごとに取引ルールが異なっているので、かならず事前に確認しておく必要があります。
特に、調整額の違いは利益にダイレクトに反映されるので、このような細かいチェックが面倒という人はCFDは避けた方がよいでしょう。
また、金利調整額(スワップポイント)がプラスとなっていても、銘柄によっては権利調整額のマイナスが上回ってしまうこともあるので、スワップトレードでじっくり稼ぎたい人には、FX取引のほうがおすすめできます。
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CFD投資をするならDMMCFDがおすすめ

これからCFDをはじめようと考えている人には、「DMM CFD」がおすすめです。
DMM CFDの取引銘柄には「DMM CFD-Index」と「DMM CFD-Commodity」があり、計7種類が用意されています。
取引銘柄 | スプレッド(原則固定) |
JPN225/JPY(日本225種株価指数) | 7.0円 |
USDJ30/USD(ダウ工業株30種平均) | 5.0pips |
NDQ100/USD(ナスダック100指数) | 2.0pips |
SPX500/USD(米国SPX500指数) | 0.5pips |
GOLD/USD(金/米ドル) | 1.2pips |
SILVER/USD(銀/米ドル) | 5.4pips |
OIL/USD(原油/米ドル) | 3.9pips |
いずれもメジャーな銘柄ばかりで、はじめての人にも選びやすく、かつそれぞれに特徴のあるバラエティに富んだラインナップとなっています。
取引手数料はもちろん無料、さらにスプレッドも原則固定なので、取引コストが計算しやすいのも大きなメリットです。
また、取引ツールには以下の3種類を用意して、初心者から上級者まで幅広く使いやすくなっています。
- DMMCFD STANDARD:取引アイテムを一画面に集約
- DMMCFD BASIC:シンプルな定番取引ツール
- プレミアチャート:29種類のテクニカルツールを搭載
スマホでも、これらとほぼ同等の機能が使える「DMMCFD スマホ」が利用でき、外出先からでも本格的な取引を行うことができます。
サポートは24時間体制で、電話やメールにくわえ、LINEからでも気軽に問い合わせできるので、初心者でも安心してはじめられるでしょう。
法整備のととのっていないCFDにあって、投資家の資金を全額信託保全でしっかり保証してくれているのも大きなポイントです。
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【まとめ】CFDとは?

ここまで、「CFDとはどのような投資か」についてまとめてきました。
CFDは、FXは取引と同じようにレバレッジをかけることができ、少額資金からでもはじめやすい投資です。
また、銘柄の種類も証券から商品、株価指数とかなり幅広いので、より柔軟な取引を行っていきたい人にはおすすめです。
ただし、FXとくらべ銘柄ごとに取引ルールが異なるなど、若干複雑な部分もあるので注意が必要です。
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