今回はFXの通貨ペアの相関関係について解説していきます。
FXの通貨ペアには相関関係があり、豪ドル円が上昇するとNZドル円も一緒に上昇したり、逆にドル円が上昇するとユーロドルが下落したりする傾向があります。
本記事では、FXの通貨ペアの相関関係の一覧をまとめるだけではなく、相関関係を活用したトレード手法や注意点を解説します。
- 相関関係があると同じ値動きをする傾向がある
- 逆相関関係にあると逆の値動きになりやすい
- 相関関係を活用したトレード手法は両建て
- 両建ては初心者でも使いやすい手法
- 初心者におすすめなFX会社はLIGHT FX!

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1000通貨から取引ができるということは、比較的少ない資金から取引ができるので、通貨ペアの相関関係を生かしたトレードをしたいのであればLIGHT FXがオススメです。
FXの通貨ペア相関関係一覧
まずは、FXの通貨ペアの相関関係を一覧にして見ていきましょう。
- 豪ドル円とNZドル円
- ユーロ円とポーランドズロチ円
- 豪ドル円とユーロ円
- 豪ドルとスイスフラン
- 人民元と豪ドル円
- カナダドル円と豪ドル円
- カナダドル円とユーロ円
- ポンド豪ドルとユーロ豪ドル
- ノルウェークローネ円とユーロ円
- スウェーデンクローナ円と豪ドル円
- スウェーデンクローナ円とユーロ円
- 米ドル円と香港ドル円
こちらは相関関係が強い通貨ペアの一覧になります。
相関関係が強い通貨ペアということは、同じ方向にチャートが伸びやすいので、売買をする際のヒントにすることができます。
- ドル円とユーロドル
- ポンド円とユーロポンド
- スイスフランシンガポールドルとドル円
- ポンド円とユーロ豪ドル
- ポンド円とユーロカナダドル
- ユーロ円とユーロ豪ドル
- ポンド豪ドルとユーロ豪ドル
- 豪ドル円とユーロ豪ドル
- 豪ドル円とユーロシンガポールドル
- 豪ドル円とポンド豪ドル
こちらは逆相関関係が強い通貨ペアの一覧になります。
逆相関関係が強いということは、一方の通貨ペアの価格が上昇するともう一方が下落する関係性ということになります。
このように通貨ペアには相関関係があるので、FXトレードの時に参考にすることができます。
なので、テクニカル分析があまりうまく出来ないと悩んでいるFX初心者の方は、通貨ペアの相関関係について知っておいて損はないですね。
主なFXの通貨ペア相関関係
続いて、主なFXの通貨ペアの相関関係について解説していきます。
- 豪ドル円とNZドル円
- ユーロ円とポーランドズロチ円
- ドル円とユーロドル
- ポンド円とユーロポンド
豪ドル円とNZドル円

豪ドル円とNZドル円は相関性が強く、同じ方向に値動きする傾向があります。

こちらは豪ドル円とNZドル円の日足のチャート画面なのですが、同じように価格が推移していることが分かりますね。
上昇しているタイミングや下落しているタイミングがほぼ同じですし、強い相関関係にあることがわかります。

こちらは1時間足の豪ドル円とNZドル円なのですが、先ほどの日足同様に同じように価格が推移しているように見えます。
上昇や下落のタイミングがほとんど同じように見えることから、相関性が強い通貨ペアということがわかります。
オーストラリアとニュージーランドの経済の連動性が高いからと言われています。
というのも、オーストラリアもニュージーランドも輸出先として中国が有名なので、中国経済を一緒に受けやすいのが特徴です。
さらに、オーストラリアとニュージーランドの実質GDP成長率や消費者物価向上率も同じような推移を見せていることも、豪ドル円とNZドル円の相関性の強さに関係しているのでしょう。
ユーロ円とポーランドズロチ円

ユーロ円とポーランドズロチ円も相関性が強く、チャート画面を見ると同じような価格の推移をしていることが確認できます。

こちらはユーロ円とポーランドズロチ円の日足チャートなのですが、同じような価格の推移をしていることがわかります。
確かに、豪ドル円とNZドル円ほどの相関性はないかもしれませんが、上昇する時はもう一方も上昇し、下落する時はもう一方も下落していることがわかります。

こちらはユーロ円とポーランドズロチ円の1時間足チャートなのですが、先ほどの日足同様に相関性が高いことがわかります。

やはり、ユーロ円が下落したら、ポーランドズロチ円はそれを上回るように下落します。

ユーロ円が上昇するとポーランドズロチ円の価格が大きく上昇することがわかります。
このように、ユーロ円とポーランドズロチ円は相関性が強いことが確認できますし、ユーロ円が上下するとポーランドズロチ円は、ユーロ円以上に上下する可能性があることがわかりました。
そもそもポーランドは、2004年のEU加盟以降もユーロではなくズロチを使っています。
さらに、ポーランドは輸出の約8割と輸入の約6割をユーロ圏が占めているので、ユーロとポーランドズロチは相関関係にあるのです。
なので、ユーロ円とポーランドズロチ円のチャートを比較すると、同じような価格の推移が見られるというわけです。

ドル円とユーロドル

ドル円とユーロドルは相関性がありますが、逆相関関係になります。
なので、ドル円が上昇したらユーロドルは下落する傾向があります。

ドル円とユーロドルのチャート画面を見ると、鏡に映したかのように価格の推移が見られます。
一方が上昇したらもう一方が下落する傾向があり、上昇トレンドや下降トレンドの時はわかりやすく逆相関関係であることがわかりますね。

こちらは4時間足のドル円とユーロドルのチャートなのですが、先ほどの日足同様に鏡に映したように反対方向に価格が推移していることがわかります。
チャート画面を見ると上昇と下落のタイミングがほとんど同じなので、FX取引をする際のヒントにできるかもしれませんね。
米ドルが主な要因で価格が推移した場合は、ドル円とユーロドルの両方の通貨ペアに影響されると言われております。
逆にユーロが主な要因で価格が推移する場合は、ドルほどの影響はありません。
なので、ドル安になった場合は、ドル円は下落しユーロドルは上昇します。
しかし、ドル円が上昇したら必ずユーロドルが下がるかというと、そんなことはありません。
ですが、FX取引をする際に買いか売りの1つの根拠として使えるかもしれませんね。
ポンド円とユーロポンド

ポンド円とユーロポンドは先ほどのドル円とユーロドルと同じように、反対方向に価格が推移する傾向があります。
逆相関関係にあるので、ポンド円が上昇するとユーロポンドは下落していることがチャート画面を見ると確認できます。

ポンド円とユーロポンドの日足のチャート画面を見ると、綺麗に反転しているところが多いように見えますが、下落したらもう一方も下落するところも見られますね。
なので、必ずしも一方が下落したらもう一方は上昇するということではないので、トレードをする際は注意が必要ですね。

逆相関関係と言われているポンド円とユーロポンドですが、30分足でチャート画面を見るとどちらも上昇していることがわかります。
先ほどの日足のチャートを見ると鏡映しのように反転して価格が推移しているように見えますが、30分足のようにどちらも上昇する場面もあります。
ポンド円とユーロポンドの逆相関関係はドル円とユーロドルと同じように、ポンド安になった場合は、ポンド円は下落しユーロポンドは上昇します。
なので、逆相関関係はドル円とユーロドルの時と同じように価格が推移するということになりますね。
FXの取引をするなら、34通貨ペアを取り扱っており1000通貨からの取引ができるLIGHTFXがおすすめです。
定番のFX会社ですので、ぜひこの機会に口座開設してみてください。
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FXの通貨ペア相関関係を活用したトレード手法
続いて、FXの通貨ペアの相関関係を活用したトレードを紹介します。
NZドル円
豪ドル円

こちらのチャート画像は1時間足のNZドル円と豪ドル円なのですが、価格の推移がかなり似ていますね。
このように相関性が強い通貨ペアで取引をする場合は、両建ての手法を使って取引をすることが可能です。
両建てとは同じ通貨ペアで買いと売りでポジションを保有する方法です。
相関性が強い通貨ペアで取引をする際は、一方の通貨ペアでは買いでポジションを持ち、もう一方で売りでポジションを持つことを言います。
相関性の強い通貨ペアでの取引は、別々の通貨ペアで買いと売りのポジションを保有します。
例えば、NZドル円では買いでポジションを持ち、豪ドル円では売りでポジションを持ちます。
NZドル円買い

豪ドル円売り
このように買いと売りでポジションを持ち、エントリーの根拠が崩れた方を先に決済します。
豪ドル円の損切り

豪ドル円の売りを損切りしたら、NZドル円のポジションを持ち続けて利益を伸ばしていけます。
相関性の強い通貨ペアで両建てする方法は、上昇するか下落するか判断できない時に便利です。
これからFXで稼いでいこうと思っている方は、こちらで紹介したトレード方法を1つの武器にしてみるといいかもしれません。
相関を活かしたスワップポイントの獲得
両建てをする際は、相関を活かしたスワップポイントの獲得も効果的になります。
- 豪ドル買い→80円
- 豪ドル売り→-80円
- NZドル買い→110円
- NZドル売り→-110円
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豪ドルとNZドルでは、約30円のスワップ差額がついています。
同じ方向に動きやすいという相関を活かして、豪ドル買いとNZドル買いのポジションを持っていれば、為替変動のリスクが少ないまま約30円のスワップ獲得が可能です。
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FXの通貨ペア相関関係を活用する際の注意点
FXの通貨ペアの相関関係を活用したトレード方法を紹介しましたが、注意すべき点があります。
注意すべき点は相関性が強い通貨ペアでも同じ方向に価格が推移しない場合があることです。
先ほど紹介した両建てをするトレード方法は、どちらの通貨ペアでも同じような価格の推移を見せた時に使えるものです。
しかし、買いでポジションを持った通貨ペアが下落し、売りでポジションを持った通貨ペアが上昇する可能性もあります。
なので、相関関係がある通貨ペアを選んで過去検証をしてみるといいでしょう。
同じ時間足で相関関係がある通貨ペアを開き、それぞれどのように価格が推移しているかを検証をすることで、自分のトレードに生かせるはずです。
FXの通貨ペア相関関係まとめ
FXの通貨ペアの相関関係についてまとめました。
同じように価格が推移する通貨ペアがあったり、全くの反対方向に価格が推移する通貨ペアがあることがわかりましたね。
相関関係が強い通貨ペアを知ることで、FXトレードに生かすことができるはずです。
しかし注意点もあり、相関関係があるからと言って同じ方向に価格が推移するとは限りません。
思った方向と反対に動く可能性もあるので、本記事で紹介した両建ての手法を使う際は注意が必要です。
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