今回は「FXと仮想通貨はどっちがおすすめか?」について、くわしくまとめていきます。
投資といえば、今もっとも幅広いトレーダーから人気を集めているのがFXです。
一方、あらたな投資先として近年、特に注目されるようになっているのが「仮想通貨」です。
これから投資をはじめようという方のなかにも、どちらを選べばよいか迷っている人がいるのではないでしょうか?
そこで、ここではそれぞれの特徴やメリット・デメリットをポイントごとに比較して、最終的にどちらがおすすめかを紹介していきたいと思います!
- 仮想通貨は実体のないデータ上のお金
- FXは法整備や業者がしっかりしていて安全
- 仮想通貨は値動きがはげしく利益・損失が大きい
- 取引コストはFXのほうが圧倒的に安い
- 現実な投資を目指すならFXがおすすめ!
トータルで見てみると、安全性の高さやコストの低さから、おすすめできるのはFXです。
特に、仮想通貨は値動きがはげしく大きな損失を出しやすいので、初心者は注意してください。
FXでは知識やテクニックを身につけていけば、それだけより着実に利益を上げていくこともできるようになるはずです!
FXを始めるなら、少額から投資でき、スプレッド(手数料)も業界最狭水準のGMO外貨を使うのが一番おすすめ。
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FXとは?

- 各国の通貨を2つ1組のペアとして交換(売買)する
- レートの変動による差額で利益をねらう
- 保有しているだけでもらえるスワップポイントがある
FXとは「Foreign Exchange」の略で、日本語では「外国為替証拠金取引」のことを指します。
「Exchange(両替)」という言葉からも分かるように、ようするに日本円や米ドル、ユーロなど、世界各国の通貨を交換していく取引のことです。
たとえば、1米ドル=100円のときに1万ドル(100万円)を購入したとします。
その後、為替レートが1米ドル=105円まで上がったとして、そのタイミングでふたたび円を買いもどすと、105円×1万=105万円となり、5万円分の利益が得られることになります。
このように、2つの通貨を1組とした通貨ペアを売買し、その差額(為替差益)をねらっていくのがFXの取引方法となります。
そしてもうひとつ、FXの特徴となるのが、「証拠金取引」です。
これはあずけた資金を証拠金として、レバレッジをかけることでその何倍もの取引を行うことができるというシステムのことです。
また、FXでは通貨ペアの金利差をカバーする「スワップポイント」というものがあり、
低金利の通貨で高金利の通貨を購入していると、ポジションを保有しているだけでそのプラス分を毎日利益として得ることもできます。
▼FXとは何かについては以下の記事をご参考ください

仮想通貨とは?

- 硬貨や紙幣などの実体がないデータ上のみの通貨
- 需要の高まりで価値が上がっていく
- ビットコインを中心にさまざまな「アルトコイン」(代替のコイン)がある
仮想通貨(暗号資産)とは、硬貨や紙幣のような実体がなく、インターネット上のデータだけで流通している「お金」のことを指します。
その最大の特徴は、国や中央銀行が発行・管理しているわけではない、という点です。
その代わり、仮想通貨では利用者のパソコンやスマホをつないでネットワークを形成し、そこにすべての取引履歴を記録していく「ブロックチェーン」という技術を用いています。
この情報は暗号化され、すべてのユーザーに共有されるため、書き換えなどの不正をすることができず、それが通貨としての信頼性を保つ仕組みとなっています。
そのため、海外でお金をやり取りする際にも両替をする必要がなく、送金手数料のコストも格段に安くなっています。
なお、仮想通貨はデータの記録を手伝うことであたらしく発行され、受け取ることができるようになっていますが
すべての発行量はあらかじめ決められているため、需要が高まれば高まるほどその価値も上がっていくことになります。
仮想通貨は最初に作られたビットコインをはじめ、それ以外のイーサリアムやリップルなどもふくめ、現在では3,000種類以上もあるといわれています。
それぞれにさまざまな特徴や仕組みの違いなどがありますが、投資としては基本的に同じものと考えて差しつかえないでしょう。
FXと仮想通貨の違い
それでは、FXと仮想通貨には具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
それぞれの項目ごとに、くわしく比較していきましょう。
投資先の違い

- FX:外国為替に投資する
- 仮想通貨:仮想通貨に投資する
FXの投資先となる外国為替とは、異なる2国間の通貨を交換することをいいます。
通貨の価格レートは、その国の経済情勢や金利政策などの影響を受けて変動していくので、それらをチェック・分析していけば、それなりに確率の高い予測をすることができます。
また、ある国の通貨が上がるとある国の通貨は下がる、といったような関係性もあるので、それらをうまく利用していけば、リスクをおさえた分散投資もしやすくなるでしょう。
それとくらべると、仮想通貨は何がきっかけで変動するかが読みにくく、プロの投資家でもなかなか予想することはできません。
また、仮想通貨にも多くの種類がありますが、それぞれに関係性はあまりなく、ひとまとめで値上がりや値下がりをしやすいので、リスク分散はしにくいでしょう。
それ以外にも、仮想通貨は流通している場所が今のところかなりかぎられていて、お金そのものとしては使いづらいというデメリットもあります。
結論:FXのほうが経済情勢などから為替の値動きを読みやすい!
規制の違い

- FX:信託保全で資産が保証される
- 仮想通貨:資産が完全には保証されない
FXについては、2005年に「金融先物取引法」が改正され、国内のすべてのFX業者は金融庁認可のもと営業を行うようになりました。
さらに、2009年には信託保全も義務づけられるようになっています。
これは、投資家からあずかった資産は第三者の金融機関が管理するという仕組みで、仮に業者が倒産などをしても、口座残高はかならず返済されることとなります。
また、2010年にはレバレッジが最大50倍まで、さらに翌年にはレバレッジ最大25倍までと引き下げられるようになりました。
一方、仮想通貨では2017年に仮想通貨法が施行され、すべての取引所や販売所に金融庁への登録が義務づけられるようになりました。
ただし、投資家の資産については、あくまで業者が分別管理を行うだけなので、完全に保証されているわけではありません。
また、2018年には一般社団法人「日本暗号資産取引業協会(JVCEA)」が設立され、
国内で取引される仮想通貨はその審査を経た20種類程度のみ、レバレッジも最大4倍までという自主規制がかけられるようになりました。
結論:規制がしっかりしているFXのほうが安全に投資できる!
歴史の違い

- FX:20年以上の歴史で国内のサービスも安定化
- 仮想通貨:10年程度の運用で近年には大規模トラブルも
FXは、1990年代なかばにアメリカで取引が行われるようになりました。
日本では、1998年の外為法改正で個人投資家も参加できるようになり、2000年代以降はインターネットの普及にともない、ユーザーも一気に増加していきました。
当初は、悪質な業者による出金拒否や資金の持ち逃げなどのトラブルも少なからずありましたが、
2010年代以降は法整備により安定化、現在ではいずれのサービスも信頼性の高い大手証券会社によって提供されています。
一方、仮想通貨のビットコインが発行・運用されたのは2009年になってからのことです。
はじめは、1BTC=1ドルを下回るほどの価値しかありませんでしたが、2010年代なかばには数百ドルまで上昇、さらに2017年に市場が急速に拡大すると、一時的に2万ドル近くまで大きく値を上げています。
ただし、歴史そのものがまだ浅く、仮想通貨の信用度も低いため、その後はちょっとしたニュースやアクシデントなどで大暴落するというケースも頻発しています。
また、法整備がなかなか追いつかず、2018年のCoincheckでのハッキングによる流出事件のように、大手取引所でもセキュリティ面に甘い部分が見られます。
結論:仮想通貨はまだ歴史が浅くトラブルの不安も…!
値動きの違い

- FX:どれだけ大きくても1日に数円以内の値幅
- 仮想通貨:1日に10%以上変動することも多い
値動きについては、その変動幅の大きさ、いわゆる「ボラティリティ(ボラ)」に大きな差があります。
FXの場合は、1日に1円以上の値幅を記録することはそれほどありません。
かなり大きな値動きがあったとしても、せいぜい数円程度の範囲内におさまるでしょう。
一方、仮想通貨は米ドル円にくらべ3〜5倍程度のボラがあるといわれ、1日に価格が10%以上の変動を見せることもめずらしくありません。
1ヵ月〜1年間で数倍、数十倍にまで上昇することもあり、実際に運用開始からわずか10年程度でビットコインの価格は10万倍以上にふくれ上がっています。
ただし、値動きがそれだけ大きいということは、同じぐらい暴落のリスクもかかえていることになるので、その点には十分に注意してください。
結論:仮想通貨は値動きが大きく暴騰・暴落しやすい!
取引量の違い

- FX:世界中の投資家がつねに多くの取引をしている
- 仮想通貨:まだ参加者が少なく取引量もあまり多くない
投資家同士が直接的に売買を行う「相対取引」では、取引量の多さ=流動性の高さが重要なポイントとなります。
たとえば、FXには世界中から多くの投資家が参加しているため、どのような注文でもすぐに買い手や売り手が見つかり、スムーズに約定することができます。
しかし、仮想通貨はまだ投資の対象としてはあたらしく、特にビットコイン以外のアルトコインには参加者も少なく、取引量も多くありません。
このように流動性リスクが高いと、取引の絶好のタイミングをのがしてしまったり、すぐに現金化できなかったり、またできたとしても不利な価格になってしまうこともあります。
仮想通貨ではそれをふせぐため、取引所から売買できる「販売所方式」での取りあつかいが多くなっていますが、その場合は投資家が直接やり取りする「取引所形式」よりもコストが高くなってしまいます。
結論:仮想通貨は取引量が少なくねらいどおりの売買がしにくい!
スプレッドの違い

- FX:米ドル円で0.2〜0.3pips程度
- 仮想通貨:販売所形式だと2〜10%程度
スプレッドというのは、買値と売値の差額のことで、これがFXや仮想通貨では取引手数料の代わりとなっています。
このスプレッドは、FXではとても狭い設定となっています。
たとえば、米ドル円なら国内FXでは0.2pips(0.2銭)としているところも多く、この場合は1万通貨(約100万円)を取引したとしても、コストはわずか20円しかかかりません。
一方、仮想通貨ではコストの高い販売所方式の場合、2〜10%程度のスプレッドとなっています。
これは、ビットコイン1枚が100万円だとすると、その売買に2〜10万円程度の手数料がかかってしまうということです。
取引所法式なら、スプレッドも10〜100分の1程度まで下がりますが、その場合、今度はねらいどおりの約定がしにくくなるというデメリットもあります。
それにくわえ、仮想通貨ではレバレッジをかける際に1日0.04%前後の金利も支払わなければならず、これは年利にして14.6%程度ものコストとなります。
コストの高さは利益率にも大きく関係してくるので、見のがせないポイントとなるでしょう。
結論:FXの取引コストは仮想通貨とくらべて格段に安い!
FXをするなら、手数料が安く運営元がGMOインターネットグループで安心の、「GMO外貨」がおすすめ。
FXを始めるなら、まずはGMO外貨を使うと間違いありません。
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投資スタイルの違い

- FX:短期トレードで積極的に為替差益をねらう
- 仮想通貨:長期保有で値上がりを待つ
FXと仮想通貨では、ここまで見てきたようにそれぞれ大きく特徴が異なります。
そのため、適した取引スタイルもおのずと変わってきます。
FXの場合は、スキャルピングやデイトレードのように、1日の間に何度も売買をくり返していくスタイルを取るトレーダーが多くいます。
これは、値動きが小さく、また取引コストも安いことから、わずな利益でも積極的に確保していくほうがより有利となるからです。
ただし、ほかにも相場のトレンドを重視する中期取引や、スワップポイントをねらった長期取引を行うトレーダーも少なくありません。
一方、仮想通貨は取引コストが高いことから、長期保有して大幅に値上がりするのを待つスタイルが多くなります。
短期トレードで利益をねらうこともできないわけではありませんが、相場が読みにくく、とてもはげしい動きをするので、思いどおりに取引を成功させるのはむずかしいでしょう。
結論:仮想通貨は短期トレードで利益を上げるのはむずかしい!
FXと仮想通貨はどっちに投資すべき?

ここまでFXと仮想通貨を比較してきましたが、いずれの項目でも、仮想通貨のほうが取り扱いが難しいという傾向が出ています。
もちろん、仮想通貨にも短期間で大きな利益を上げやすいというメリットがあります。
しかし、それは投資というより投機やギャンブルに近く、損失を出すリスクもかなり高くなってしまうので、あまりおすすめすることはできません。
また、仮想通貨は歴史の浅さから、ハッキングによる流出事件や、取引所がダウンして機能しなくなるといったトラブルがたびたび起こっています。
その点、FXは証券会社の信頼性も高く、また初心者向けにデモトレードやセミナーなどのコンテンツも充実しているので、はじめての人でもすんなり取引に入ることができるでしょう。
あくまで、投資として着実に利益を上げていくことを目ざすのであれば、FXを選ぶことをおすすめします。
FXがおすすめな人

FXをおすすめしたいのは、以下のようなタイプの人です。
- 着実に利益を上げていきたい人
- 積極的に取引をしていきたい人
- スワップポイントで稼ぎたい人
FXはあまり大きな値動きがなく、短期間で一気に儲けるのには向いていません。
その代わり、損失も大きくなりにくく、またさまざまな通貨ペアを保有することで、よりリスク分散がしやすいというメリットもあります。
また、チャート分析や経済ニュースを活用すれば、その分だけ有利に取引を進めていくことができるので、着実に利益を上げていきたい人にはおすすめの投資です。
また、取引コストがかなり安いのも大きな特長です。
そのため、デイトレードやスキャルピングなどで、短期間で積極的に利益をねらっていきたい人にもおすすめしやすい取引です。
一方、トルコリラや南アフリカランド、メキシコペソなどの高金利の通貨を購入すれば、ポジションを保有しているだけでスワップポイントが得られるので、トレードに手間や時間をかけたくない人にもおすすめです。
FXを始めるなら、手数料が安く、安全性も高いGMO外貨を使うのが一番おすすめです。
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仮想通貨がおすすめな人

仮想通貨がおすすめなのは、以下のようなタイプの人です。
- 短期間で大きく儲けたい人
- 長期保有で資金を大きくしたい人
- 休日にも取引をしたい人
仮想通貨はボラがとても大きく、わずか1日の間に数十%の値上がりをすることもめずらしくありません。
1ヵ月もあれば、資金が2倍、3倍にもなることがあるので、一攫千金を考えている人にはおすすめの投資です。
また、取引コストが高いことから、長期保有でじっくり大きな利益をねらっていきたい人にもおすすめです。
過去の例では、資金が十倍、百倍と桁が上がって増えていくこともあり、ほかの投資ではまず実現することができません。
また、土日にクローズとなるFXとは異なり、仮想通貨は24時間365日いつでも取引できるので、平日は仕事で忙しいという人にも向いています。
FXと仮想通貨の比較まとめ

ここまで、「FXと仮想通貨のどっちがおすすめか?」についてまとめてきました。
FXと仮想通貨にはさまざまな特徴がありますが、なかでも大きく異るのが以下の3点です。
- FXは法整備がととのっていて安全
- 仮想通貨は値動きがはげしく大きい
- FXは取引コストが格段に安い
これらのことから、以下の結論がみちびかれます。
- 堅実に利益を上げる「投資」ならFXがおすすめ
- 一攫千金をねらう「投機」なら仮想通貨がおすすめ
特に、初心者のうちはできるだけリスクをひかえた投資がおすすめなので、興味のある人はぜひFXからはじめてみてください。
FXを始めるなら、「GMO外貨」というFX会社を使うのが一番おすすめ。
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