この記事では、FXのショートについてまとめていきたいと思います。
ショートの手法、注意点、おすすめ通貨など、FXのショートについて徹底解説していきます。
この記事のポイントは以下の通り。
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FXのショートとは?
ここでは、FXのショートや「そもそもショートって何?」という質問に答える内容にしていきたいと思います。
簡単にショートとは何かと言うと、「空売り」を意味しています。
空の売り、つまり持ってもいないものをまず売って、そして買い戻すことをするのがショートポジションです。
この項でじっくりと説明していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
ロングとショートの違い

ここでは、一般的なショートポジションの意味やその手法についてまとめていきたいと思います。
FXや他の信用取引では、基本的に「ロング」と「ショート」の2種類のポジションをとることができます。
「ロング」とは、「買い」のポジション
「ショート」とは、「売り」のポジションを意味しています。
「ロング」の「買い」は、自然な売買で、何の違和感もないと思います。
「ショート」の「売り」とは、先ほども軽く触れましたが、日本語では「空売り」と訳されています。
所有してもいないものをどうやって売るのかというと、それには2パターンあります。
パターン1:第三者から一時的に借りて買い戻す
1パターン目は、所有している人から借りて、すぐに市場に売ってしまえばいいですよね。
そして、その借りた株なり外国通貨なりを安くなった時に買い戻して、その所有者に返還します。
もちろん借金をしているのと同じことなので、借りている間はその所有者に利息や株の配当を支払う必要があります。
そうすることで、下落した分の価格差を利益へとすることができます。
パターン2:オプションプットで実質的なショートポジション
2パターン目ですが、これは少しアドバンスな内容になります。
金融商品(証券)とは、大きく分けて債券、株券、そしてデリバティブの3種類あります。
その3種類の内、デリバティブとは金融派生商品と訳され、債券や株券などの金融商品にひもづいた金融商品となります。
このデリバティブというものを売買することで、空売りと実質的に同じことができるようになります。
デリバティブの1つに、オプションプットというものがあります。
オプションプットというのは、「(未来の)ある期日にある金融商品を¥~円で売る権利」を商品とした証券です。
¥∼円というのは、ここまで下がると予測した価格以上の設定のものを買っておきます。
そして、その期日に予測した価格まで下がった時に、市場からその商品を安くその価格で調達してきます。
最後に、そのオプションプットの権利を行使してその値段より高く売ることで下落相場でも利益を出すことができます。
このようにして売買することで、実質上ショートポジションをとったことになります。
FXのショートの仕組み
FXのショートについて具体的に説明していきます。
FXでは、2つの通貨をペアにして表示されます。
つまりFXとは外国為替のことですので、2つの通貨の交換比率を示しているので、当然二つの通貨をペアとして価格が表示されます。
ドル円を例に説明していくと、USD/JPYと表示されていると思います。
USD/JPYをロングポジションで持つということは、JPYを売ってUSDを買うことを意味します。
USD/JPYをショートポジションで持つことは、USDを売ってJPYを買うことを意味します。
これを踏まえて、次に説明するスワップポイントについて考えてみましょう!
ショートポジションのスワップポイントは?
ショートポジションのスワップポイントということですが、スワップポイントとは二国間の通貨に設定された金利差のことです。
(買った通貨の金利)ー(売った通貨の金利)のことです。
米ドル円 USD/JPYをロングポジションで買うとすると、
(USDの金利≒3.25~3.50%)-(JPYの金利≒-0.1%) ≒ 3.35~3.60%となります。
反対に米ドル円のショートポジションをとるとどうなるのかというと、
JPYを買って、米ドルを売ることになるので、
(JPYの金利≒-0.1%)ー(USDの金利≒3.25~3.5%)=ー3.15~3.4%となります。
つまり、ロングポジションのスワップと同じだけマイナスで取られるということになります。
日本円は世界の中でも軒並み低金利政策を続けているので、日本円を含む通貨でショートポジションをとると(〇〇〇/JPYの通貨ペアの場合)、多くの場合マイナスのスワップポイントになってしまいます。
FXショートでおすすめのやり方と注意点
ここでは、おすすめのFXのショートポジションの手法やショートポジションに関わる注意点を紹介していきたいと思います。
ショートポジションも基本的にロングポジションをとるのと変わらないですが、相場がどちらに振れやすいのかに気をつけましょう!
つまり相場の地合い ファンダメンタルズの視点をもってショートポジションをとることが大事です。
ファンダメンタルズが強ければ、一時的なニュースなどで下がる場合でも、結果的にはあまり下がりにくかったりします。
逆にそのファンダメンタルズを弱めたり覆すような情報であれば、大きく売られる可能性が高いです。
なのでまずは、相場の地合いがどうなのかを常に気にするようにしましょう!
移動平均線をシグナルにショートトレード
1つ目は、「移動平均線をシグナルにショートトレード」です。
移動平均線はトレンド系ツールの代表的なもので、最も人気のあるテクニカルツールの一つです。
ショートポジションをとる上で(ロングでも応用可)、移動平均線には二つの使い方があります。
暴騰相場の短期移動平均線からの乖離を狙ってショート
1つ目は、短期移動平均線(1~10日平均線)は価格推移に張り付くように引かれるということを利用した手法になります。
上のチャートを見てもらうと分かる通り、短期移動平均線(5日移動平均線)は実際の価格推移に張り付くように引かれています。
相場が暴騰したり暴落して短期移動平均線から大きく乖離してしまっても、最終的にはその次のローソク足では短期移動平均線に引っ付くように引き戻されています。
これを利用して、暴騰相場がきて短期移動平均線から大きく乖離した時に、ショートポジションでエントリーすればよいですね。
短期移動平均線と長期移動平均線のクロス(交差)を狙う

2つ目の移動平均線を使った分析手法が、短期移動平均線と中・長期移動平均線との交差シグナルです。
短期移動平均線(1~20日)、中期移動平均線(20~50日)、長期移動平均線(50~100日)とあり、
短期移動平均線が中・長期移動平均線を上回ると、上昇相場を示唆
短期移動平均線が中・長期移動平均線を下回ると、下落相場を示唆してます。
理由は、短期移動平均線は短期間の平均価格を結んだもので、それが長期間の平均価格を下回れば、短期的に価格が平均価格を下回ることになるからです。
つまり、短期的に価格が下がることを示しています。
なので、ショートポジションで儲けるためには、短期移動平均線が中・長期移動平均線を交差して下回る時をシグナルにしてトレードすればよいということですね。
スワップポイントアービトラージ
次に紹介する手法は、スワップポイントアービトラージです。
これは、ロングポジションとショートポジションを組み合わせて為替損益をトータルでゼロに保ちつつスワップポイントで利益を上げる手法です。
どうやるのかと言うと、2つのFX会社で片方はロングポジションをとり、他方をショートポジションを取り、為替損益をゼロにします。
ここでポイントになるのが、スワップポイントは会社ごとによって異なるということです。
例えば、ドル円のスワップポイントでFX会社AとB社で比較してみます。
スワップポイント(ドル円) | 買い | 売り |
FX会社A | 80 | -80 |
FX会社B | 70 | -70 |
もし、FX会社Aでドル円のロングポジションをとり、FX会社Bでドル円でショートポジションをとることで、毎日80-70=10円のリターンをだすことができます。
しかも、同じ通貨ペアでロングポジションとショートポジションをとるので、為替損益はプラスマイナスゼロをキープできます。
なのでこのスワップポイント差を利用して、スワップポイントアービトラージをして確実な利益をだすことができます。

【注意点】ショートポジションの損失は潜在的に無限
最後に、ショートポジションを取るときの注意点です。
それは、ショートポジションは潜在的に損失額は無限ということです。
ショートポジションは、下がれば下がる程利益がでますが、上がれば損失となります。
そして、ものの価格というのはゼロよりも低いものはありませんが、価格の上昇に限界などありません。
なので、ショートポジションの損失にも限界はないので、損切りの注文は忘れないように注意が必要ですね。
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FXのショートが難しい?
FXのショートが難しいと言われる理由は複数あります。
例えば、
- 暴落を狙うもタイミングが掴みにくい
- 暴落をとれても、すぐに買い戻されて価格が上がってくる
- 損切り設定していないと、無限に損失が膨らむ
というように、ショートポジションはどちらかと言うと、中級者向けなのかもしれません。
しかし、どの市場で取引するかやその時の相場の状況、個人の好みによっても大きく変わってくると思います。
日本の株式市場であれば、ここ数年間は上昇する時はとてもペースが遅いのに対して、暴落する時はとても速いスピードで下落します。
それに対して、米国の株式市場は鬼のように上昇し、そろそろ調整で下がるかもという時でも上がり続けていたりします。
なので、市場や状況、人によって難易度は変わってくると思います。
2022年はショートで入るべき通貨3選
最後の項では、「2022年はショートポジションで狙うべき通貨3選」についてまとめたいと思います。
それでは見ていきましょう!
①ユーロやポンドなどのヨーロッパ系通貨
まずは、ユーロやポンドなどの欧州系通貨です。
スイスフランは例外だと思いますが、ユーロやポンドは特に売り目線です。
理由はファンダメンタルズがとても弱いからです。
ユーロ圏で唯一強い経済大国であるドイツのメルケル首相退陣や新型コロナでの経済落ち込みなどが背景にあります。
ユーロ圏は、ドイツが引っ張ってきたにも関わらず、そのドイツがこけるとなるとヨーロッパ圏は大きく後退する可能性が高いと思います。
ただし、イタリアでは新たに元欧州中央銀行総裁のドラギ氏が就任して、その手腕には期待の声が上がっています。
新型コロナによるヨーロッパの経済不安は大きく、2022年にすぐ改善されるものではないと考えられていることから、売り目線でトレードした方が良いと考えられます。
②中国人民元
次に中国人民元です。
近年、中国の経済成長率は低迷していると言われており、さらに今年の米中の貿易交渉の難航や関税の引き上げ、貿易の規制強化のため、中国経済にとっては多難な状態にあります。
中国人民元は、今後の交渉の状態にもよりますが、難航する場合はさらに売り目線で見るべきであると思います。
また、今年に入ってからコロナの影響で経済面がかなり弱くなっています。
現状でもかなり下げていますが、今後も売り目線でのトレードが主軸となるでしょう。
2022年には北京オリンピックの開催、またデジタル人民元への期待が集まっていますが、もし有効性が示されなければ下落に転じる可能性も高いです。
③新興国通貨
最後に新興国通貨も売り目線になると思います。
新興国通貨の価値は、景気の状態に大きく左右されます。
景気が良い時は、高金利であることや潜在的な成長度合いに期待して投資される通貨ですが、不景気の時はそのリスクの高さから売られやすい通貨です。
特に、不景気入りの時はリスク回避のために大きく売られることになります。
2021年の後半にかけては新興国通貨の暴落がありましたが、2022年も懸念が持たれているのです。
アメリカでは2022年に利上げが確実視されており、リスクの高い新興国通貨から資金の移動先が米ドルへ変わるとも言われています。
これは、IMF(国際通貨基金)が実際に出した声明の1つで、新興国通貨の通貨危機を招きかねないともされているのです。
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FXのショートまとめ
最後に今日のまとめをしたいと思います。
- ショートとは「売る」こと
- FXのショートとは、〇〇〇/△△△の通貨ペアで〇〇〇を売って△△△を買うこと
- FXのショートでおすすめ ‐ ①移動平均線をシグナルにショートポジション ②スワップポイントアービトラージ
- FXのショートで注意点: 潜在的な損失は無限大
- FXのショートは難しい場合も
- 2023年は売り目線な通貨3選 – ①ユーロやポンド ②中国人民元 ③新興国通貨
今日学んだことをショートポジションを取るときに、ぜひ生かしてみてください!
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▼FXの始め方は以下の記事をご一読ください!
