GMOクリック証券は人気のネット証券会社としてネット証券業界でのシェアも高く、スポーツ会場の広告看板でも時々目にすることがある有名な企業です。
そんなGMOクリック証券は、証券の差金決済取引(CFD)を取り扱っていることも知られているものの、その内容について認知している方は意外と多くありません。
そこで今回、以下の流れでGMOクリック証券が扱っているCFDについて紹介していきます。
- GMOクリック証券のCFDのメリット
- GMOクリック証券のCFDのデメリット
- GMOクリック証券のCFDで開催中のキャンペーン
- GMOクリック証券のCFDがおすすめな人
- GMOクリック証券のCFDをおすすめできない人
これらを読めばきっと、GMOクリック証券のCFDについて、どんなサービスか、どんな人が向いているのかと言ったことまで分かるのではないでしょうか。
それではGMOクリック証券のCFDの概要からお話ししていきましょう。
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Contents
GMOクリック証券のCFD概要

GMOクリック証券は、株式の現物取引以外にレバレッジをかけて銘柄を売買するCFDの取り扱いを行っています。
ここでは、そもそもCFDとはどんなものなのか、GMOクリック証券で取り扱っているCFDの内容は何なのかと言ったことについてそれぞれ解説していきましょう。
各項目の内容を知ることでGMOクリック証券のCFDについて、その金融商品としての特徴を知ることができます。
CFDとは?

CFDとはContract For Differenceと呼ばれる金融商品であり、日本での正式名称を差金決済取引といいます。
端的に言えば、実際の株式や原油などの資源を直接売買するのではなく、その値段を銘柄と呼ばれる商品にして売買する方法です。
例えば、カボチャを直接売買するのではなくカボチャの値段と同じ価値の値札を売買するイメージに近いといえます。
この金融商品自体とても歴史の浅い商品で、1998年にイギリスで印紙税の回避のために機関投資家に対して開発された金融商品です。
そのため、伝統的な株式の売買や資源の売買と言った取引とは異なった売買となっていることからこういったユニークな取引も可能としてします。
CFDの特徴は実際の商品(例でいればカボチャ)の売買であること以外にもいくつかの特徴があります。
それは、以下の3つです。
- レバレッジがかけられる
- 月曜日から金曜日までほぼ24時間売買できる
- 「売り」からも取引ができる
- 多彩な商品展開がある
最初に取引する銘柄にレバレッジがかけられるのは、CFD最大の特徴です。
少ない資金であってもその数倍以上の資産を購入できるので、大きな資金がない状態でも利益を上げやすくできます。
この特徴は、実際の商品を購入しているのではなく、銘柄という形で購入を行っているので可能な取引となっています。
また、銘柄によって異なりますが、月曜日から金曜日までほぼ24時間取引できます。
最長で月曜日~金曜日の午前8:00~翌午前7:00まで取引を可能としているのは、自分のライフスタイルに合わせて取引できると言う点でメリットです。
さらに、銘柄によって夜間も日本の祝日も取引可能という点も注目すべき特徴といえます。
また、本来の現物取引では不可能な「売り」からのスタートも可能です。
現物であれば、株式や資源を持っていないのに売りからスタートするのは物理的に行えません。
しかし、CFDは銘柄という架空の品物を売買するため、売りからのスタートもできる仕組みになっています。
この特徴によって、現物取引では行えない多彩な取引スタイルを行うことができるのが特徴です。
多彩な商品展開も特徴です。株式だけでなく、個人での現物売買が困難な原油などの資源もCFDなら容易です。
さらに厳密にいえば通貨の為替取引を行うFXもCFDの一種といえ、非常に広い範囲の商品があるというのもCFDの特徴と言えるでしょう。
- CFDは株式や原油などの資源を対象に取引する
- イギリスで1998年に生まれた比較的新しい金融商品
- 株式や原油そのものを取引するのではなく銘柄という値札のようなものを取引する
- レバレッジがかけられるので少しの資金でも取引可能
GMOクリック証券のCFDの特徴

このように様々な特徴を持つ金融商品であるCFDですが、今回紹介するGMOクリック証券の特徴はどのようなものがあるのでしょうか。それは、以下の3つです。
- CFD以外にも様々な商品に分散投資できる
- 取引ツールが使いやすい
- シングル・サインオンを採用している
CFD以外にも様々な商品に分散投資できることはGMOクリック証券の特徴です。
CFD専門での取引を行っているのではなく、先物・オプション、FX、債券といった金融商品も取り扱っています。
そのため、分散して資産を運用することが可能であり、一社でリスクヘッジを意識した取引ができるのはGMOクリック証券ならではです。
取引ツールの使いやすさも特徴です。
母体のGMOグループは、通信業やIT関連のサービスも展開しています。そのため、取引ツールの使いやすさも工夫されており、CFD初心者の方であっても利用するのが簡単です。
特にCFDの商品は取引に慣れていない方も多いので、そういった方々でも操作しやすいのは大きな特徴といえます。
シングル・サインオンの採用も特徴です。
このシングル・サインオンは簡単に言えば1つのIDとパスワードでGMOクリック証券が提供するCFD以外の取引にもすぐにアクセスできる仕組みであり、
CFDから別の取引に移って、またCFDに戻るといった操作がいちいちログインなしで行えます。
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GMOクリック証券のCFDのメリット

GMOクリック証券のCFDには、以下のメリットがあります。
- 国内シェアナンバーワンの実績
- ロスカットラインの設定が自由にできる
- デモ取引の実施
- スプレッド以外の手数料が無料
国内シェアナンバーワンの実績
GMOクリック証券はCFDの分野において国内シェアナンバーワンの実績があります。
単にシェアが高いだけでなく、使いやすさやCFD取引の継続のしやすさといった点で多くのトレーダーの支持を集めている証拠といえるでしょう。
実際に取引ツールはスマートフォンアプリとしてもリリースされていたり、ブラウザ用のツールも操作のしやすさで定評があります。
また、こういった多くのトレーダーが利用しているという実績は、安心材料にもなるため、初めてのCFDでも申し込みやすい点も注目です。
ロスカットラインの設定が自由にできる
簡単な操作というと、いくつかの注文が一つの設定にまとめられているというケースがあります。
しかし、この簡単さは便利な反面自由な取引の妨げになることも少なくありません。
ロスカットラインもその1つで、一回の設定で全ての注文が一律にこういった設定ができると一見便利ですが、
その銘柄ごとに性格の異なるものを同じ設定することで機会損失やリスクの拡大に繋がることもあります。

そういったことがないように、GMOクリック証券では各建玉ごとにロスカットラインを設定できます。
「セーフティバルブシステム」と呼ばれる、この方法でリスクを限定できるは大きなメリットです。
ロスカットに関しては、レートを入力するだけで必要な資金を算出してくれる機能もGMOクリック証券の便利なメリットとして挙げられます。
- 注文ごとにロスカットのレートが設定できる
- 自動で必要資金を算出する
デモ取引の実施

FXは経験があるけど、CFDは取引したことがない、そういったケースは少なくありません。
このようなケースでも事前に練習してから資金を投入できるデモ取引をGMOクリック証券では実施しています。
処理システムの負担になることからデモ取引を行っていない企業も多い中、とても嬉しいポイントです。
スプレッド以外の手数料が無料

GMOクリック証券は基本的な手数料がすべて無料です。
そのため、余計な出費を気にせずにCFD取引を行うことができます。
たしかに売値と買値の差、実質的な手数料であるスプレッドはありますが、これはほとんどの証券会社に存在します。
むしろ、それしか手数料らしいものがないという点はGMOクリック証券の大きなメリットと言えるでしょう。
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GMOクリック証券のCFDのデメリット
GMOクリック証券のCFDのデメリットも残念ながらあります。それは以下の2点です。
- 銘柄数が少なめ
- 再投資前に決済を行う必要
これらについて解説していきます。
銘柄数が少なめ

GMOクリック証券は、確かに株式や資源など非常に多くの銘柄があり、その取引銘柄は130種類以上です。
一見多そうに見えますが、他の証券会社が提供している銘柄は、6,000種類を超えるものもあり、そういった証券会社に比較すると少ない印象は否めません。
ただ、基本的な銘柄は一通り網羅されているので、そこまで少ないというわけではなく、CFDで純粋に取引をしたい方にとっては、不便を感じることはまれです。
それに、どれに投資していいか迷いにくいという点で、非常に多くの取引銘柄を誇る他社のCFDに比べて利用しやすいという見方もできるため、完全なデメリットとは言えないでしょう。
再投資前に決済を行う必要
再投資を行いたい場合は、建玉決済が必須です。
配当金を持っている場合、つい別の銘柄にも投資したくなりますが、GMOクリック証券では、一度決済を行わないと別の投資をすることができません。
確かに別にお金を用意して、他の銘柄に投資することは可能ですが、限られた資金でCFD取引をしたい場合、柔軟な資産運用を行いにくいというデメリットがあります。
もう少し今の銘柄で投資をしつつ、他の銘柄にも挑戦したいと思った場合、このルールは若干不便さを感じるのではないでしょうか。
ただ、こういった取引パターンを行うのはそこまで多くないため、デメリットとして挙げているものの、そこまでデメリットと感じることは多くないでしょう。
GMOクリック証券のCFDの評判・口コミ
GMOクリック証券のCFDに関して、Twitterなどで以下のような口コミが見られました。
・GMOクリック証券でCFDをやる理由
私のやり方ならGMOが一番使い勝手がいいからです。
(スイングトレードならOANDAとか他にもいい所があります)
GMOクリック証券のはっちゅう君CFDは スパンモデルとスーパーボリンジャーを 搭載している数少ないチャート
やはり、使いやすさには定評があるようです。
基本手数料無料で、高性能なツールを使えるため、人気があります。
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GMOクリック証券のCFDがおすすめな人

GMOクリック証券のCFDがおすすめな人は、CFD初心者の方や複数の注文のCFDを分散して投資したい方です。
GMOクリック証券は操作がしやすいことやサポートが充実していることから、初心者の方でも気軽に取引を開始できます。
また、ロスカットも自由に設定できるためリスク大きな取引をしたくない方でも安心した設定でCFD取引ができるのもポイントです。
一方、シームレスに様々な注文へ移動できるため、複数の注文を同時に取引する方にもおすすめです。
ロスカット設定を注文ごとに詳細に設定できるため自由な注文ができることがポイントとして挙げられます。
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GMOクリック証券のCFDをおすすめできない人
一方、GMOクリック証券のCFDをおすすめできない人は、限られた資金で多くの建て玉を管理したい方やマイナーなCFD銘柄を買いたい方です。
決済を行わないと資金を別の注文に利用できないというデメリットがあるので、限られた資金で様々な注文や銘柄のやりくりをしたいと考えている方にはおすすめできません。
また、銘柄に関しては基本的な銘柄はほとんど網羅されていますが、マイナーな銘柄は取り扱っていない場合が少なくありません。
そのため、マイナーな銘柄で取引したいと考えている方にはおすすめできないといえます。
GMOクリック証券のCFDまとめ

GMOクリック証券のCFDは分かりやすい取引ツールや手数料がほとんどかからないこと、そして国内シェアナンバーワンの実績で安心できるCFD取り扱いの証券会社です。
基本的な銘柄を一通りそろえていることやデモ取引で練習ができるなどメリットも多く、ロスカットの設定も自由にできるため、リスクヘッジもしやすいといえます。
CFD投資をする際の、定番の証券会社となっています。
まだ口座開設していない方は、今のうちに開設しておきましょう。
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▼CFDのおすすめ証券会社は以下の記事で解説しています。
