今回は、「松井証券のFXの自動売買」についてまとめていきます。
松井証券は創業100年を超える老舗の証券会社で、インターネットによる取引でも、他社に先駆けてサービスを提供してきました。
そんな松井証券が、いよいよFX取引の自動売買サービスをスタート、その内容がどんなものか、気になっている方も多いのではないでしょうか？
そこでこの記事では、松井証券のFXの自動売買について詳しく解説、メリット・デメリットを徹底的に比較して、どのような方におすすめなのか紹介していきたいと思います！
- 業界初となる100円からの自動売買！
- 50万円以下の取引なら手数料も無料！
- 初心者には設定が少し難しい？
- おすすめの通貨ペアは「豪ドル/NZドル」「ユーロ/ポンド」
- 数千円の資金で余裕をもって始めよう
松井証券のFXは、1通貨からでも取引できる少額投資が魅力のFX取引サービスです！
スプレッドやスワップポイントも高水準で、国内他社とくらべても有利にトレードを進められるでしょう。
もちろん、自動売買もすべて同じ条件となっているので、興味のある方はぜひこちらから始めてみてください！
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Contents
松井証券のFXの自動売買とは
松井証券のFXは、2023年4月22日から新たに、FX取引サービスの自動売買を導入しました。
いわゆる「リピート系」の自動売買で、事前に「注文する値幅」や「仕掛けるレンジ」を設定しておくだけで、あとはそのルール通りにプログラムが繰り返し取引してくれる、というものです。
売買は24時間すべて自動で行われるので、時間や手間もかからず、とても効率的なトレードが実現できます。
自動売買のサービスを提供している国内FXの取引サービスはほかにもいくつかありますが、松井証券では何といっても1通貨から取引できるのが最大の特徴。
業界初となる100円からの自動売買も可能で、初めての方でも気軽に始められる内容となっています。
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松井証券のFXの自動売買のメリット
それでは、具体的に松井証券のFXの自動売買を利用することでどのようなメリットがあるのでしょうか。
おもなポイントとなるのが、以下の5点です。
- 100円から始められる
- 余分なコストはゼロ
- 忙しい人にも便利
- レンジ相場で稼げる
- 感情に左右されない
- スマホアプリで取引できる
トレーダーの環境や条件によってもメリットは変わってくるので、ぜひ自分自身の投資スタイルに照らし合わせて見てみてください。
100円から始められる
松井証券のFXでは、1通貨単位で通貨ペアを取引することができます。
これは自動売買による取引でもまったく同じ条件なので、初心者の方でも気軽に始めることができるでしょう。
たとえば、2024年1月現在であれば、米ドル/円を1ドル=150円程度から取引できることになります。
ほかにも新興国通貨などには、ランド/円やトルコリラ/円、メキシコペソ/円のように、1通貨が10円を下回る通貨ペアもあります。
さらにレバレッジ最大25倍をかければ、米ドル/円でも150÷25=6円の証拠金があれば、取引を始められることになります。
これくらいの少額投資であれば損失もほとんど気にする必要がないので、とりあえず自動売買を試してみたいという方には最適なサービスとなるでしょう。
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余分なコストはゼロ
松井証券のFXでは、1日合計50万円以下の取引には手数料がかかりません。
こちらもすべての取引で共通となっているため、自動売買でも余分なコストを一切かけずに利用できることになります。
同じように取引手数料がかからないサービスはありますが、自動売買になるとスプレッドが通常の取引より広くなる、いわゆる「隠れコスト」が存在するケースも少なくありません。
しかし、松井証券ではスプレッドも通常の取引と変わらないので、文字通りコストゼロで自動売買を利用できることになっているのです。
松井証券のFXではスプレッドも、米ドル/円で0.2〜0.9銭と業界最狭水準なので、初心者の方でも安心して始めることができるでしょう。
ただし、1日の約定代金が合計50万円を超えると取引手数料が発生するので、多額の取引を考えている方は注意が必要です。
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忙しい人にも便利
松井証券のFXの自動売買は、一度注文の設定をしてしまえば、あとは24時間取引をまかせることができます。
仕事や家事などで手が離せないときでも、プログラムがコツコツと利益を積み重ねていってくれるので、投資に取り組むひまが見つからないという方におすすめのサービスです。
特にFXは世界中の市場で24時間取引されているので、利益を得る機会がとても広い投資です。
松井証券のFXの自動売買を利用すれば、そのようなチャンスも確実にものにしていくことができるようになるでしょう。
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レンジ相場で稼げる
松井証券のFXの自動売買は、「レンジ相場」で利益を出すのに向いているサービスです。
- レンジ相場→一定価格の幅を行き来する相場
- トレンド相場→価格が上昇・下落いずれかの一方へ進む相場
FX取引というと、大きく値動きしたタイミングを狙って利益を獲得する、というイメージが強いかもしれません。
しかし、実際にはそのようなトレンドが生じるケースは少なく、為替相場のほとんどは一定の値幅で小さな波を繰り返す「レンジ相場」と呼ばれる状態になっています。
レンジ相場で利益を得ていくには、常にチャートとにらめっこしながら、分析によってその動きを細かく予測していく必要があります。
しかし松井証券のFXの自動売買なら、最初に決めた値幅の設定にしたがって、どんなに細かい値動きでも逃さず売買してくれるので、初心者にも稼ぎやすいツールとなっているのです。
感情に左右されない
松井証券のFXの自動売買は、最初に決めたルールにしたがって着実に売買を繰り返していってくれます。
このとき、人間のように迷いが出てしまわないことも大きな強みとなっています。
FX取引では、手動で取引する際にも、あらかじめどのような値幅で取引していくかなど、利確や損切りのルールを自分で決めておくことが重要です。
しかし、実際に利益や損失がふくらんでいくのを目の当たりにすると、「もう少し粘ればもっと儲かるかも…」、「もう少し待てばマイナスを回復できるかも…」などと欲が出てしまい、そのタイミングを逃してしまうこともあります。
その点、自動売買ならそのような感情にまどわされることなく、冷静に取引を進めていってくれるので、安心してまかせることができるのです。
スマホアプリで取引できる
松井証券のFXでは、リリースして間もなくはスマホアプリが自動売買に対応していませんでした。
しかし、2023年7月8日から、「松井証券 FXアプリ」にも待望の自動売買の機能が実装されることとなりました。
これによって、仕事場や外出先で相場が急変したときなどでも、その場ですぐに対応することができるようになったわけです。
これまでアプリで自動売買ができないことを理由にためらっていた方も、ぜひこの機会に始めてみてはいかがでしょうか。
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松井証券のFXの自動売買のデメリット
一方、松井証券のFXの自動売買にもデメリットがないわけではありません。
なかでも特に気をつけておきたいのが、以下の2点です。
- 初心者には設定が難しい
- トレンド相場に弱い
先程のメリットと比較して、どちらがよりプラスになるかマイナスになるか、自分の投資スタイルとも照らし合わせて考えてみましょう。
初心者には設定が難しい
松井証券のFXの自動売買は、FXの知識や分析をあまり必要としない稼ぎやすいサービスです。
ただし、そのためには適切なレンジや値幅などを設定する必要があり、ある程度の経験や相場観も求められるので、まったくの初心者には少し難しい面もあります。
そこでおすすめしたいのが、まずは通貨ペアに一定のレンジ内で細かい変動をしやすい「豪ドル/NZドル」、「ユーロ/ポンド」を選ぶことです。
注文レンジは、通貨ペアの直近3ヶ月〜1年間程度の変動値幅に合わせ、注文値幅は50〜100pips程度、益出し幅は10pipsに設定しておくとよいでしょう。
初心者の方は、とりあえずこのおすすめ設定で運用をスタートして、成績などを見ながら、少しずつ自分で調整していってみてください。
トレンド相場に弱い
松井証券のFXのようなリピート系の自動売買には、トレンド相場に弱いという特徴もあります。
トレンド相場で為替が急激に変動すると、自動売買の設定を超えてしまい、せっかくの利益のチャンスを逃したり、大きな損失を出してしまうというケースも出てきます。
そのため、相場に大きな変動が起こりそうなときには、自動売買を停止するか、または数値の調整を行うことをおすすめします。
特に、重要経済指標の発表時や要人の発言、政治・経済の大きな動きや、事故・災害などのアクシデントが起こったときには急変しやすいので、ニュースなどはしっかりチェックしておきましょう。
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松井証券のFXの自動売買のおすすめ設定
ここからは、松井証券のFXの自動売買で実際にどのような設定をすればよいか解説していきます。
特に重要となるのは、以下の3つの設定です。
- 通貨ペア
- 注文レンジ注文
- 値幅・益出し幅
初心者の方は、まずこちらを参考にして始めてみるとよいでしょう。
通貨ペア
松井証券のFXで取引を始めるには、まず「FXお客様サイト」にログインし、左側のメニューから「自動売買」を選んで注文画面を表示します。
こちらのプルダウンメニューから、取引する「通貨ペア」を選択しましょう。
松井証券の公式サイトでは、自動売買で取引しやすい注目の通貨ペアとして、「豪ドル/NZドル」と「ユーロ/ポンド」が挙げられています。
どちらも両国の政治的・経済的な結びつきが強く、金融政策も近いスタンスを取っているため、為替相場も似たような動きとなっています。
そのため、通貨ペアの値動きにも大きな変動はなく、一定のレンジ内で細かく上下動しやすい傾向となっているわけです。
ですので、初心者の方はまずこちらのいずれかの通貨ペアから自動売買を試してみることをおすすめします。
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注文レンジ
次にポイントとなるのが、「注文文レンジ」です。
注文レンジは自動売買の発注を行う範囲のことで、広く取れば取るほど売買の機会は増えていきますが、その分だけ資金も多く必要になります。
一方で、為替相場が注文レンジの範囲を超えると売買が行われず、せっかくの利益のチャンスを逃したり、損失が膨らんでしまうリスクもあるので、その辺りも考えて設定する必要があります。
基本的には、直近の為替相場がどれぐらいのレンジで推移しているかを確認して、それを参考にして決めていくとよいでしょう。
たとえば、豪ドル/NZドルとユーロ/ポンドでは、2024年1月現在、直近の変動値幅は以下のようになっています。
| 期間 | 豪ドル/NZドル | ユーロ/ポンド |
| 3ヵ月間 | 1.06〜1.09NZドル | 0.85〜0.87ポンド |
| 半年間 | 1.05〜1.10NZドル | 0.84〜0.88ポンド |
| 1年間 | 1.06〜1.15NZドル | 0.84〜0.89ポンド |
最初は取引期間も短めに想定しておいて、ここではそれぞれ、豪ドル/NZドルは1.06〜1.10NZドル、ユーロ/ポンド 0.85〜0.89ポンドに設定しておきましょう。
運用をスタートしたあとも、この注文レンジを超えないように、為替相場の大きな流れはチェックしていく必要があります。
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注文値幅と益出し幅
最後の重要なポイントとなるのは、「注文値幅」と「益出し幅」です。
注文値幅はどれぐらいの間隔で「買い」の注文を出していくか、そして益出し幅はそのポジションがどれくらいプラスになったら「売り」で決済するか、を決めておくものです。
注文値幅の間隔を狭くすれば、注文回数が増えて利益を得る機会も多くなりますが、その分だけ証拠金も多く必要となります。
一方、益出し幅は広くすれば一度の利益額は大きくなりますが、決済の機会は減ります。狭くすれば機会は増えますが一度の利益額は小さくなります。
初心者の方は、まずできるだけリスクを減らす方がよいので、基本的には注文値幅は広めに、益出し幅は狭めにしておくのがおすすめです。
ここでは、注文値幅は50〜100pips程度にして、益出し幅は最低値の10pipsとしておきましょう。
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松井証券のFXの自動売買で関するよくある質問
松井証券のFXの自動売買について、よくある質問をまとめてみました。
以下のうち、気になる点がある方はぜひチェックしておいてください。
- いくらから始められますか？
- 始めるのに必要なものは？
- 50万円以上の取引でかかる手数料は？
- デモトレードは利用できますか？
いくらから始められますか？
松井証券のFXは1通貨単位から取引できるので、100円程度の資金からでも取引を始めることができます。
ただし、自動売買では注文回数が増えると保有ポジションも増えていくので、実際の資金は、注文の設定をした後に表示される「必要証拠金目安」を参考に用意してください。
また、必要証拠金が100%を割るとロスカットで強制決済されてしまうので、それを防ぐために、ギリギリではなく、余裕をもってその3倍程度の資金を用意しておくことをおすすめします。
松井証券の1通貨単位の運用であれば、それでも米ドル/円なら数千円もあれば十分に自動売買の運用を始められるでしょう。
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始めるのに必要なものは？
松井証券のFXの自動売買を始めるには、まず松井証券で取引口座を開設する必要があります。
こちらの口座開設ページから移動して、申し込みフォームに必要な情報を入力していきます。
フォーム入力後に、本人確認書類とマイナンバー確認書類のアップロードを行うので、あらかじめ用意しておきましょう。
■本人確認書類
日本国籍の方：運転免許証、健康保険証、住民票、印鑑登録証明書、住民基本台帳カード、マイナンバーカード
外国籍の方：在留カード、特別永住者証明書、住民票
顔写真付きのものはいずれか1点
顔写真なしのものはいずれか2点
■マイナンバー確認書類
通知カード、マイナンバーカード、マイナンバー付き住民票
いずれか1点
審査が終了すると、松井証券からログインIDと初期パスワードが記載された書類が郵送されてくるので、会員ページにログインし、入金することで取引をスタートできます。
口座開設から実際の取引までは、オンライン上での手続きなら最短2日で行うことができます。
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50万円以上の取引にかかる手数料は？
松井証券のFXでは、1日合計50万円未満の取引では自動売買も含め一切の手数料がかかりません。
ただし、1日に50万円以上の約定代金となった場合は、以下の手数料（税込）がかかります。
| 1日の約定代金合計 | 取引手数料 |
| 100万円まで | 1,100円 |
| 100万円超 | 2,200円 |
| 1億円超 | 110,000円 |
いずれも少額取引のうちはそこまで気にする必要はありませんが、自動売買は繰り返し売買を行うので、注文回数が増えていきそうな場合は気をつけましょう。
なお、25歳以下であればこれらの手数料もすべて無料となっています。
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デモトレードは利用できますか？
松井証券のFXには、デモトレードは用意されていません。
デモトレードでは、実際の為替相場を元にしたシミュレーションで、本番と同じような取引を体験することができます。
利益や損失も一切生じないので、取引方法や取引ツールの操作などに慣れるのにとても便利なサービスです。
残念ながら松井証券のFXではデモトレードを利用することはできませんが、1通貨単位での取引が可能なので、ごく少額でテスト的に運用を始めてみることをおすすめします。
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松井証券のFXの自動売買をおすすめできる人
最後にまとめとして、どのような方に松井証券のFXの自動売買がおすすめできるか紹介していきます。
以下の条件にひとつでも当てはまる方は、ぜひサービスの利用を検討してみてください。
- 自動売買を体験してみたい人
- 忙しくて時間が取りづらい人
- FXは難しそうだと感じている人
- 貯金感覚で投資を始めてみたい人
松井証券のFXの100円からでも始められる自動売買は、とにかく自動売買を一度でも体験してみたい、という方には絶対におすすめのサービスです。
たとえ損失が出たとしてもわずかな額なので、あまり気にすることなく、さまざまな手法を試していくことができるでしょう。
自動売買の初心者にとって、これ以上、練習用としても使いやすいサービスはありません。
注文の設定さえしてしまえば、あとは24時間取引をまかせられるので、これまで投資に興味があってもなかなか時間が取れずにいた、という人にもおすすめの方法です。
いちいち細かいチャート分析などをしていく必要もないので、難しそうだ、面倒そうだ、とFXを敬遠してきた人にも、ぜひ試してほしいです。
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