今回は、「FX‐スキャルピングに必要なテクニカル分析」についてまとめていきたいと思います。
この記事のポイントは以下の通り。
- 【基礎】スキャルピングに必要なテクニカル分析3選
- 【上級】スキャルピング向けのテクニカル分析3選
- スキャルピングで勝率を上げるための4つのコツや注意点
スキャルピングに用いられるテクニカル分析や、そのコツ、注意点を中心にまとめていきたいと思います。
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Contents
【基本】スキャルピング向けのテクニカル分析3選
ここでは、スキャルピングに使われる主な基本的なテクニカル分析の3つの手法を紹介していきたいと思います。
基本的な内容なので、仕組みさえ理解してしまえば、明日のトレードからすぐに使っていくことができます。
なので、ぜひ最後まで読んで何か吸収していただければと思います。
基本は移動平均線でトレンド把握
移動平均線とは、過去数日間の平均価格を線として表したものです。
過去数日間というのも、日数を設定できて、
5~20日は短期平均線
20~100日は中期平均線
100~200日は一般的に長期平均線として用いられています。
短期移動平均線が長期移動平均線をクロス(交差)して上回る場合、
これから価格が短期的に長期的な平均価格を上回ることを示唆していますので、短期的に長期的に推定される価格を上回る
つまり「買い」が推奨されます。
逆に下回る場合は、短期的に価格が長期平均価格を下回ることを示唆しており、その場合「売り」が望ましいです。
トレンド把握にはライン手法も
ラインの分析もスキャルピングには有効です。
ライン分析は、一般的な数値的な分析というよりは、視覚的な分析となります。
なので、初めての方にもイメージが付きやすいのではないかと思います。
価格が一旦落ち着く終着点のようなもので、市場参加者の多くの人が意識するポイントとなります。
主なラインとして、サポートラインとレジスタントラインがあります。
サポートライン
まずは、サポートラインから。
サポートラインとは…
下値抵抗線といい、価格がそれ以上下落しにくく相場の下支えとなるライン・価格帯のこと。安値の目安となり、そこで跳ね返ったり、突き抜けて下がると大きく下落する可能性があります。
サポートラインは、主に過去に付けた安値や何度も過去に何度も反転して上昇していく価格帯です。
何度も安値として反転しているポイントなので、市場参加者も「今回も反転するのでは」という思惑で、
「買い」が集中するポイントとなります。
しかし、市場心理がかなりネガティブな場合は、その下値を突き抜けてさらに下がる場合があり、下落相場の始まりを示唆しています。
レジスタントライン
次にレジスタントラインです。
レジスタントラインとは…
上値抵抗線といい、価格が頭打ちして上昇相場の天井となるライン・価格帯のこと。高値の目安となり、そこで跳ね返って下落する場合や、突き抜けてさらに大きく上昇する可能性があります。
レジスタントラインは、上昇相場の頂点で反転して下落する価格帯で、「売り」が集中しやすいポイントとなります。
また、「買い」で入っている投資家も利益確定し安いポイントなので、反転して下落する可能性が高くなります。
しかし、市場環境が非常に良く、ポジティブなサプライズなどがあれば、上に突き抜けて高値更新し、上昇相場の始まりを示唆しています。
三角保ち合い
最後に、価格が長期に渡って、レンジ相場に用いられるラインが三角保ち合い線と呼ばれています。
三角保ち合い線とは…
トライアングルともいい、価格が上下しつつもその変動幅が徐々に小さくなり、収束した時に大きく上下に大きく変動する相場となる。その線を突き抜けた方向にポジションをとることで、大きく利益をだすことができます。
価格が収束するに従って、相場が大きなエネルギーを溜め込んで、最終的に一方向に大きく変動していくことがあるので、
トライアングルは、そのようなレンジ相場から変化する瞬間をつかむ良い指標となります。
これらのラインを駆使することで、スキャルピングの売買やポジションを取るときの良い指針とすることができるので、
ぜひ、これらのライン分析を使ってみてください!
RSIで簡単にトレンド把握
RSIはオシレーター系の分析ツールで、「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」のレベルを数値的に示してくれます。
後で説明する「ボリジャーバンド」と同様に、逆張りの売買をする際に有効なツールとなります。
「買われ過ぎ」なのか「売られ過ぎ」なのか、直観的に見極めることができるツールとなっており、
ラインを引いたり、それから「買い」なのか「売り」なのかを見極める必要もなく、
「買われ過ぎ」のレベルであれば、「売り」
「売られ過ぎ」のレベルであれば、「買い」というように
初めての人でも直観的に判断できるので、初めての人にも使いやすいツールであると思います。
【上級】スキャルピング向けのテクニカル分析3選
ここでは、上級者向けの3つのテクニカルツールを紹介していきたいと思います。
複数のツールを使いこなせれば、それだけトレードに自信をもって挑むことができますし、確信をもって判断できるのではないかと思います。
できるだけ多くのツールの使い方を理解して、自分に合ったツールを見つけ出すことができればより自信をもってトレードに挑むことができるでしょう!
ボリンジャーバンドを利用しよう
先ほどのRSIに似たオシレーター系ツールで「ボリジャーバンド」という分析指標があります。
逆張りのトレードを好む人には、RSI同様ボリジャーバンドもとても有効なツールとなります。
ボリジャーバンドとは、過去のデータをもとに標準偏差(σ)(₌ボラティリティ・リスク度)を割り出し、移動平均線に1σ∼3σ分を加算して表した線のこと。
この分析ツールは、過去のデータのサンプル68%において、価格がその上下1σ分の範囲に収まることを示唆しています。
仮に価格が、その上限のどちらかにタッチした場合、比較的高い確率で中心に戻る力が働き、上下1σの範囲内に収まる可能性が高くなります。
なので、上の1σ線に当たれば、「売りシグナル」 下の1σ線に当たれば、「買いシグナル」となります。
MACDも使おう
MACDは、短期移動平均線と中長期移動平均線の推移をもとにしたMACDラインとシグナルラインから、「買いシグナル」と「売りシグナル」を伝える分析指標となります。
MACDラインは、短期EMAと中長期EMAの差を線で表したもの
シグナルラインは、単純移動平均線です。
売買のシグナルは3種類あり、
- MACDラインとシグナルラインの交差
- MACDラインとシグナルラインがゼロライン(中央ライン)を交差
- ダイバージェンス
となります。
MACDラインとシグナルラインの交差
MACDラインがシグナルラインと交差して上回れば、「買いシグナル」
下回れば、「売りシグナル」となります。
MACDラインとシグナルラインがゼロライン(中央ライン)を交差
MACDラインとシグナルラインが共に、中央のゼロラインを
上回れば、「買いシグナル」、 下回れば「売りシグナル」となります。
ダイバージェンス
価格が高値(安値)よりも上昇(下降)しているにもかかわらず、以前の高値(安値)をつけた時の水準よりもMACDラインが下(上)に位置していることを言います
つまり、価格は下落しているのに、MACDラインがその時よりも上に位置していれば、強い上昇相場の兆候
反対に、価格は上昇しているのに、MACDラインがその時よりも下にきていれば、強い下落相場の兆候
を示しているということです。
フィボナッチで注文設定
最後に紹介するのが、フィボナッチです。
このツールは他のツールとは少し異なり、「買い」なのか「売り」なのかを既に決めているということを前提として使う必要があります。
これまで紹介してきたツールの多くは、トレンドがどちらの方向に進むのかを知るために用いられるのに対し、
フィボナッチはどの価格で、エントリーし、利食い、損切りするのかという目安を知るために用いられます。
他のツールで上昇相場(買い)なのか下落相場(売り)なのかを知り、フィボナッチで具体的にどこでエントリーするのかを決めるような感じになります。
それでは具体的にどのように使うのかということをお話していきます。
フィボナッチとは、フィボナッチ数列から来ており、0.236,0.382, 0.618という数字がキーとなります。
フィボナッチのメインのツールが
- フィボナッチリトレースメントと
- フィボナッチエクスパンションです。
フィボナッチリトレースメント
上昇(下落)相場の途中で、一時的に反発した時に使うことで、どこまで反発して下落(上昇)するのかを教えてくれます。
反発した時点を0%とすると、23.6%, 38.2%, 61.8%のラインまで反発して下落(上昇)する可能性が高くなります。
なので、その価格帯に注文を入れておくことで、底買いや天井売りすることができます。
フィボナッチエクスパンション
上昇(下落)相場で、一時的に反発して下がり(上がり)きった時点で使うことで、そこからどこまでトレンドが続くのかをしめしてくれます。
利食いポイントになるのが、61.8%, 100%, 161.8%の価格ラインとなります。
その価格帯に注文を入れておくことで、トレンドをきっちり利益としてとることができます。
スキャルピングのテクニカル分析でのコツ
ここでは、スキャルピングにテクニカル分析を用いる上でのポイントや注意点を説明していきたいと思います。
短時間の内に大きなポジションをとって、大きくリスクをとるのがスキャルピングですので、
スキャルピングをする上での第一のメッセージは
「一番勝率の高い手法を常に選ぶこと」、そして「テクニカルツールも常に正しいとは限らず、頼りすぎない」ということです。
それでは見ていきましょう!
スキャルピングなら逆張りメイン
好みにもよりますが、スキャルピングは逆張りメインがよいのではないかと思っています。
先ほど説明したRSIやボリジャーバンドで「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」の度合いが高い時を見つけて、それを狙った売買すれば多くの場合勝てると思っています。
仮に、強い上昇(下落)トレンドの途中であっても、売買の度合いが高い時は、多くの場合足踏みをするかのように小さい反発をすることが多いです。
そのタイミングを取っていけば、スキャルピングで高い確率で勝つことができます。
注意点があるとすれば、
5分足などのチャートで1本のローソク足で30~40銭動くような強い暴騰相場や暴落相場では、
ポジションは逆張りするのではなく、その流れに逆らわず強いトレンドの方向に従う方がよいです。
そのような短時間での強いトレンド相場は何か重要な理由があって起こっているはずなので、すぐに反発してくることはあまりありません。
なので、そのような市場ではスキャルのような短時間の取引でも反発を狙うよりは、流れに従う方が勝率は高くなります。
移動平均線やMACDのラインの角度に注目する
移動平均線やMACDを用いる際に、注意すべきことは、
上昇局面や下落局面において、移動平均線やMACDのラインの角度が急であるか緩やかであるかということです。
仮に緩やかである場合、中長期平均線に交差する時に跳ね返されて、反発してしまう場合があります。
つまり、価格自体も反発しているということになりますので、
移動平均線やMACDのラインをもとにトレードする場合、シグナルの度合いの強弱をしっかりとおさえる必要がありますので、注意すべきです。
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▼スキャルピングの手法は以下でさらに詳しく解説しています!

スキャルピングのテクニカル分析での注意点
次にテクニカル分析をするときの注意点、2点を紹介していきます。
安定して利益を出すために大切なことですので、しっかりと抑えておきましょう。
損切りを必ず設定しておく
スキャルピングに限らず、どのトレードにおいても損切りは必須です。
たとえ、テクニカル分析が上達しても、予想を間違えることは必ずあります(間違えることの方が多いくらいです)。
大事なのは、ミスを減らすこともそうですが、ミスをいかに最小限におさえるかということですので、
損切りは必ずいれましょう!
テクニカル分析を用いる場合は相場の状態も確認
テクニカル分析は、相場の変化の強弱に関わらず、シグナルを発することがあります。
それは、その時の相場の取引規模や変化量に応じて、少しの変化でも敏感に感知してシグナルとして示します。
なので、5銭も動かないような膠着状態にある相場でも、少し強い変化が来れば、強いシグナルとして検知してしまいます。
統計ツールは、絶対的ではなく、相対的な基準でシグナルを示していくので、相場の状態を考慮した上で使うようにしましょう!
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【まとめ】FX‐スキャルピングに必要なテクニカル分析

- 初めての方向けのテクニカル分析ツール:移動平均線、ライン分析、RSI
- 上級者向けのテクニカル分析ツール:ボリジャーバンド、MACD、フィボナッチ
- スキャルピングで勝率を上げるためのコツや注意点:①RSIやボリジャーバンドを用いた逆張りメインのトレード ②移動平均線やMACDのラインの角度に注意 ③損切りを入れておく ④テクニカル分析には相場の状態も考慮する必要がある
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▼FXの始め方は以下の記事をご一読ください!
