今回は、バイナリーオプションのチャートについてくわしくまとめていきます。
バイナリーオプションは、為替レートが一定の価格ラインに達するかどうかを予測する取引なので、FXのように細かい値動きまで読む必要はありません。
しかし、だからといってチャート分析が必要ないわけではありません。
むしろ、相場のトレンドを大まかにでもつかむことができるようになれば、それだけで大幅な勝率アップにつながっていくでしょう。
ここでは、そのためのチャートの基礎知識から分析方法、さらにおすすめのアプリについても紹介していきたいと思います。
- チャートはローソク足を見れば為替の動きがひと目で分かる
- インジケーター(指標)で相場の流れを分析する
- トレンドの転換ポイントを見きわめてエントリー
- 過去のチャートパターンからも先が読める
- おすすめのチャートアプリはみんなのFXの「FXトレーダー」
みなさんもこの記事を参考にして、ぜひ勝てるバイナリーオプションを目指してみてください!
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Contents
バイナリーオプションのチャートの見方
バイナリーオプションのチャートでは、為替レートの動きを、縦軸を価格、横軸を時間のグラフであらわします。
さらに、それを分析するためにさまざまな指標もくわえていくので、まずはその見方についておぼえていきましょう。
ローソク足
太い棒の上下から細い線が飛び出し、それがローソクのような形に見えることから、その名称がつけられています。

太い部分は「実体」といい、両端がその期間内の最初の価格(始値)と最後の価格(終値)をあらわしています。
一方、細い部分は「ヒゲ」といい、両端がその期間内のもっとも高い価格(高値)ともっとも低い価格(安値)をあらわしています。
また、始値より終値が高い(値上がりしている)白抜きのローソク足は「陽線」、終値より始値が高い(値下がりしている)塗りつぶされたローソク足は「陰線」といい、それぞれ価格の上下動もあらわしています。
こうして図示することで、その期間内に為替レートがどのように動いたかが、ローソク足を見るだけでひと目で分かるようになっているわけです。
ローソク足の期間には、おもに以下のような種類があります。
1分足・5分足・15分足・30分足
1時間足・4時間足
日足・週足・月足
バイナリーオプションでは取引時間が短いので、おもに1〜15分足までのローソク足を用いることになりますが、大きな流れを読むときには30分〜1日足も用います。
移動平均線

移動平均線は、ある期間の「為替レートの終値の平均値」を結んだグラフのことです。
為替レートはつねに上下動をくりかえしながら推移していくものですが、移動平均線を引けば、そのような細かい動きを無視して、大まかな流れだけを見ることができます。
いわゆるトレンド系と呼ばれるインジケーター(指標)の一種で、相場が大きく上昇傾向にあるのか下降傾向にあるのかを見きわめ、それに合わせて順張りでエントリーするのによく用いられます。
どれぐらいの期間で平均値を取るかによって、短期・中期・長期のパターンに分けられ、それぞれの形を見くらべることもできます。
ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは、過去の値動きのばらつき具合を示す標準偏差「σ」から、為替レートがおさまりやすい範囲をあらわすインジケーターです。
標準偏差は移動平均線を中心にして、「±α」、さらにそれを倍にした「±2α」の、おもに5本のバンドからあらわされます。
為替レートは、それぞれ以下の確率でその範囲内におさまることになります。
- ±α…約68%
- ±2α…約95%
こちらもトレンド系の一種ですが、バンドに触れると反転しやすくなるので、逆張りにも用いることができるインジケーターです。
バイナリーオプションのチャートの分析方法
バイナリーオプションでは、ただトレンドを知るだけではなく、その向きが変わる転換点を見きわめることで、より勝率を高めることができるようになります。
ここでは、そのようなエントリーポイントを分析するための方法を紹介していきます。
トレンドライン

トレンドラインとは、為替レートの高値や安値同士を結んだ直線のことをいいます。
上昇トレンドの場合は安値同士を、下降トレンドの場合は高値同士を基準にラインを引いていきます。

このラインを超える変動は起こりにくいので、タッチした場合は反発しやすくなります。

逆に、このラインを抜けた場合は、トレンドそのものが転換するサインとなります。
ただし、ブレイクしてもふたたび反発して元のトレンドに戻る「だまし」のケースもあるので、その点には気をつけてください。

信頼性の高いトレンドラインを引くには、たとえば上昇トレンドであれば「つねに高値を更新しつづけている(安値は更新していない)」、下降トレンドであれば「つねに安値を更新しつづけている(高値は更新していない)」かどうかを、よくチェックしておきましょう。
また、反発している回数が多かったり、ラインの角度が45°に近づいたりするほど、その精度は高くなっていきます。

ほかにも、ある期間内での高値と安値を通過する水平線をレジスタンスライン(上値抵抗線)とサポートライン(下値支持線)として、値幅の目安とすることもできます。
ゴールデンクロス/デッドクロス

移動平均線でエントリーポイントを見つけるのに用いられる分析が、ゴールデンクロスとデッドクロスです。
それぞれ、短期と中長期の移動平均線が以下のように交わるポイントのことを指しています。

ゴールデンクロス:短期線が中長期線の下から上に抜けている→上昇のサイン
デッドクロス:短期線が中長期線の上から下に抜けている→下降のサイン
2本の移動平均線が同じ方向に動いていたり、交差している部分の傾斜が急であったりするほど、より強いトレンドが発生していることを示しています。
見た目にも分かりやすいので、バイナリーオプションではとてもよく用いられています。
RSI

RSIとは、現在の相場が「買われすぎ」であるか「売られすぎ」であるかを知るための、オシレーター系のインジケーターの一種です。
その数値は、以下の数式によってパーセンテージであらわします。
期間内の値上がり幅÷(期間内の値上がり幅+値下がり幅)
数値が以下のレベルを超えると、それぞれ買われすぎや売られすぎであることを示します。
- 70%以上:買われすぎ→下降のサイン
- 30%以下:売られすぎ→上昇のサイン
買われすぎている場合は売られやすくなり、売られすぎている場合は買われやすくなるので、逆張りのタイミングをはかるのにはとても向いている分析方法です。
ただし、トレンドが発生している場合は簡単に70%以上や30%以下を記録してしまうので、あくまでレンジ相場での予測に用いるようにしてください。
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バイナリーオプションで覚えるべきチャートパターン
チャートには、過去の値動きと同じようなパターンを示したときには、その先も同じように推移していくという性質があります。
特に、以下のチャートパターンはバイナリーオプションでのエントリーポイントとなりやすいので、よくおぼえておきましょう。
トレンドの天井/大底で見られるチャートパターン
相場の天井、あるいは大底で決まったパターンが見られたときは、それがトレンド転換のサインとなる場合があります。
そのチャートパターンには、おもに以下の4種類があげられます。
ヘッド&ショルダートップ/ヘッド&ショルダーボトム

チャートに3つの山ができるパターンで、「三尊/逆三尊」ともいいます。
真ん中の山がもっとも高くなっているのがポイントで、それを人間の頭と肩に見立ててこの名称がつけられています。
ヘッド&ショルダートップでは、1つ目の安値を通る水平線がネックラインとなり、3つ目の山のあとでそれを抜けるとトレンドの転換点、つまりエントリーポイントとなります。
そこからの下落幅は、ネックラインからヘッドの頂点までの幅と同じ程度になりやすいので、具体的にどこまで下がっていくかも予測することができます。
相場の大底では、このパターンを上下逆転させたヘッド&ショルダーボトムが見られると、上昇に転換するサインとなります。
ダブルトップ/ダブルボトム

ダブルトップは、チャートに2つの山があらわれるパターンです。
山の間の安値を通る水平線がネックラインとなり、2つ目の山のあとにそれを抜けるとトレンドが転換しやすくなる、つまりエントリーポイントとなります。
こちらもヘッド&ボトムショルダーと同じように、ネックラインから頂点までの幅で転換後の下降幅を予測することもできます。
ただし、ヘッド&ボトムショルダーとくらべるとネックラインを抜けないケースも多いので、見きわめはしっかりする必要があります。
相場の大底では、これを上下逆転させたダブルボトムが見られると、上昇に転換するサインとなります。
V字トップ/V字ボトム

V字トップは、それまで小きざみに上下していた為替レートが、急激に大きな上昇で山を作るパターンです。
このようなケースでは、何か重大なニュースが入って市場が混乱している可能性もあるので、そちらもチェックしておきましょう。
ネックラインを作ることができず、初心者にとってはどこからトレンドの転換が始まるのかも分かりづらいので、しばらく待ってダブルトップかヘッド&ショルダートップに変化するのを待つのもよいでしょう。
相場の大底では、このパターンを上下逆にしたV字型ボトムが見られると、上昇に転換するサインとなります。
ソーサートップ/ソーサーボトム

ソーサートップは、上昇トレンドの高値近辺で細かい上下動をしながら、お皿のようになだらかな横ばい状態となるチャートパターンです。
横ばいがはじまってから最初の安値を通る水平線をネックラインとして、これを抜けたタイミングで大きな下降がはじまる、つまりエントリーポイントとなります。
相場の大底では、このパターンを上下逆にしたソーサーボトムが見られると、上昇に転換するサインとなります。
トレンドの途中で保ち合いとなるチャートパターン
トレンドの途中でしばらく一定の幅の上下動をくりかえしたあと、ふたたび大きく動きはじめるチャートパターンがあります。
これらのパターンは、ブレイクするまでの保ち合いの時間が長ければ長いほど大きな変動につながりやすいので、その点もよくチェックしておきましょう。
上昇フラッグ/下降フラッグ

上昇フラッグは、一定の変動幅で保ち合いが続いていくチャートパターンのことをいいます。
つねに前の安値を下回りつつ、高値を上回ることがないので、レジスタンラインとサポートラインはほぼ平行となり、フラッグ(旗)のような形を作ります。
レジスタンラインを抜けると、ふたたび大きな上昇がはじまるので、そこがエントリーポイントとなります。
下降トレンドの場合は、このパターンを上下逆にした下降フラッグが、下降のサインとしてあらわれます。
上昇ペナント/下降ペナント

上昇ペナントは、保ち合いの変動幅が少しずつ狭くなっていくチャートパターンです。
最初の高値と安値につねに届かない形で上下動していくため、レジスタンスラインとサポートラインがペナント(三角旗)のような形を作ります。
レジスタンラインを抜けるとふたたび大きな上昇をはじめるので、そこがエントリーポイントとなります。
下降トレンドの場合は、パターンを上下逆にした下降ペナントが、大幅な下降のサインとなります。
バイナリーオプションの見やすいおすすめチャートアプリ

バイナリーオプションにチャートを導入したい人にぜひおすすめしたいのが、トレイダーズ証券が提供する「FXトレーダーアプリ版」です。
こちらは本来「みんなのFX」で用いるアプリですが、バイナリーオプション取引の参考にするのにもとても便利です。
インジケータには、移動平均線や一目均衡表などおなじみのものを取りそろえ、サポートラインやレジスタンスラインも、スマートフォンの手軽な操作で引くことができます。
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さらに、同社ではブラウザ版の取引ツール「Webトレーダー」も、スマートフォンの表示に対応してます。
こちらもチャートが使えるのはFXのみですが、画面上部のタブで「みんなのオプション」にすぐ切り替えられるので、よりスムーズなエントリーができるようになります。
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▼みんなのオプションの評判については以下の記事をご参考ください。

バイナリーオプションのチャートまとめ

ここまで、バイナリーオプションのチャートについてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?
チャート分析というと、どうしても初心者にはハードルが高いというイメージがあるかもしれません。
しかし、バイナリーオプションでの予測は大まかなトレンドさえ分かればよいので、そこまで複雑な分析をおぼえる必要はありません。
まずは、ローソク足や移動平均線の見方、ラインの引き方などの基本さえ押さえておけば、それだけでも十分に役立つでしょう。
バイナリーオプションでも、根拠のある投資はかならず勝率アップにつながるので、ぜひみなさんもチャレンジしてみてください!
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▼おすすめのバイナリーオプション業者については以下の記事をご参考ください。
