今回はQQQの特徴や今後の予想などをチャート画面を使って詳しく解説していきます。
QQQは右肩上がりにチャートが伸びているため、長期的に保有して資産を増やそうと思っている投資家が多いように感じます。
QQQはアメリカの株式市場であるNASDAQに上場している会社の中で、時価総額が上位の100社の平均株価を表した指数のことです。
本記事では、QQQの特徴や今後の予想、さらにこれからどのように株価が推移するかわかりやすく解説していきます。
- 主要銘柄にAmazonやApple、テスラが含まれる
- 構成銘柄にIT企業が多いため今後の成長に期待
- 2016年頃から順調に上昇している
- 長期的な投資の方が向いている
- AIや5Gの発展でさらに上昇する可能性アリ
- QQQはIG証券で取引するのがおすすめ
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QQQとは?
QQQとは、アメリカの株式市場であるNASDAQに上場している時価総額トップ100企業の指数のことを言います。
IT企業が多く構成銘柄としてあるのですが、金融関連の企業が含まれていないのが特徴になります。

長期的に保有する投資家が比較的多いETFとして有名で、チャート画像を見ると近年右肩上がりで上昇していることがわかります。
2022年に入ってからは下落も強くなりましたが、長期的に見れば上昇トレンドの過程と言えるでしょう。
ETFとはExchange Traded Fundの略で、上場投資信託のことを言います。
QQQ以外だと、日経平均株価、TOPIX、NYダウ、S&P500などがETFに含まれます。
【ETFの例】
- 日経平均株価
- TOPIX
- NYダウ
- S&P500
QQQは、名前が似ているTQQQがあるのですが、TQQQはQQQの3倍のレバレッジがかかっているETFになります。

こちらのチャート画像を見ると、TQQQの方が上昇しているのでQQQより投資としていいのでは?と思ってしまうかもしれません。
しかしTQQQはレバレッジが3倍かかっているので、長期的というよりは短期的に投資をする人が多くいます。
なので、長期的に投資をするのであればQQQの方がリスク的に適していると考えることができますね。
ちなみにレバレッジをかけて取引をすると大きく稼ぐことも可能ですが、その分損失も大きくなるので、これから投資をしようと考えている方は注意が必要です。
QQQの特徴
続いて、QQQの特徴について解説していきます。
以下の特徴が考えられます。
- NASDAQ上場の100社の平均株価
- 長期的な投資で利益を上げられた
- 2000年のITバブル崩壊で株価が下がった
こちらのQQQの特長を順番に解説していきます。
NASDAQ上場の100社の平均株価

まず考えられるのがQQQはNASDAQに上場している時価総額がトップ100の企業で構成されているということです。
金融関連の企業で構成はされておらず、QQQの中でもトップの会社名を確認すると、世界中誰でも知っているIT企業で構成されていることがわかります。
構成銘柄 | 組入比率 |
アップル | 11.81% |
マイクロソフト | 9,87% |
アマゾン | 6.84% |
アルファベット(議決権なし) | 3.73% |
メタ・プラットフォームズ | 4.19% |
テスラ | 4.33% |
アルファベット(議決権あり) | 3.52% |
エヌビディア | 3.82% |
シスコ・システムズ | 1.79% |
アドビ | 1.77% |
このようにパソコンで有名なアップルやマイクロソフト、ネットで買い物ができるアマゾンや世界最大規模のSNSであるフェイスブックなど、超有名なIT企業が主要銘柄としてQQQに構成されています。
先ほど紹介したTQQQはQQQと同じ銘柄で構成されており、単純にレバレッジが3倍かかっているETFになります。
長期的な投資で利益を上げられた

QQQはアメリカのIT企業を中心に100社で構成されているETFなので、アメリカ株に幅広く投資をすることができます。
さらに、先ほどの主要銘柄を見ると、急成長した企業も構成されているので、ここ数年のQQQの伸びがすごいことになっています。
2000年代のQQQの株価は低迷していましたが、ここ数年間の伸び率は素晴らしいですし長期投資として保有していた方は利益を上げたれたはずです。
さらに、構成されている銘柄を確認すると今後もQQQは上昇すると予想されているので、期待されているETFの一つになります。
しかし、必ず上昇するわけではないので、常に経済ニュースやQQQのチャートのチェックは欠かさないほうがいいでしょう。
2000年のITバブル崩壊で株価が下がった

QQQは2000年までに順調に株価を上昇させていったのですが、いきなり下落してしまいました。
しかも、下落してから15年ほどかけて2000年頃の株価に戻しているので、かなり時間がかかる結果となりました。
この2000年に入り、ITバブル崩壊が始まりました。
QQQはIT企業を多く構成しているETFなので、ITバブル崩壊によって一気に下落してしまいました。
ITバブル崩壊の原因として以下のことが考えられます。
- パソコンの普及が思ったよりも進みすぎて飽和状態になった
- 株価がいきなり上がりすぎた
- ITブームが落ち着いた
こちらの3つの原因が考えられます。
つまり、QQQが2000年頃から下がった原因は、新しいIT文化が落ち着いたタイミングであり、大衆が考えが冷静になったということだと思われます。
なので、2000年頃からQQQの株価が下落し15年ほどかけて元に戻ったと考えられます。
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QQQを取引できる証券会社

おすすめ度 | |
---|---|
使いやすさ | A- |
安全性 | A- |
特徴 | ノックアウトオプションができる |
公式サイト | IG証券はこちら |
QQQを取引できる証券会社でおすすめなのが、幅広い投資が可能なIG証券です。
IG証券はQQQのような株価指数だけではなく株やFX、バイナリーオプション、そしてコロナショックで流行ったゴールドのトレードも可能です。
さらに、ノックアウトオプションを使うことができるので、上級者だけではなく投資初心者の方でも扱うことができる証券会社なのです。
QQQなどの株式指数の取引を考えているのであれば、この機会に是非口座開設をしておきましょう。
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QQQのこれまでの株価推移・チャート
続いて、QQQのこれまでの株価の推移をチャート画面を用いて解説していきます。
これまでの株価の推移の大まかな出来事は以下のとおりです。
- リーマンショックでさらに下落した
- ITバブル崩壊の株価まで5年かかって回復
- 2016年から右肩上がりで上昇
- 2022年米株価下落の影響
株価の推移をこちらの順番で解説していきます。
リーマンショックでさらに下落した

QQQは2000年頃のITバブル崩壊によって株価が下落しましたが、2008年のリーマンショックでさらに下落してしまいました。
ゆっくり回復してきた株価が、リーマンショックによって短期的に下落しましたね。
リーマンショックで下落したQQQの株価は、約5年ほどかけて回復していきましたが、かなりゆっくりな速度でした。
その後、2015年ほどにITバブル崩壊した頃の株価まで上昇していきましたね。
ITバブル崩壊の株価まで15年かかって回復

QQQは2000年頃のITバブル崩壊によって、約15年ほどかけて元通りになりました。
上昇する期間中も一気に上昇したわけではなく、ゆっくり時間をかけて元に戻りましたね。
QQQは2016年頃に一時的に株価が下がってしまいましたが、その後一気に上昇し、現在の株価は2016年頃と比べると約3倍近く上昇していることがチャート画像を見ると分かります。
2016年頃からQQQの株価が上昇した背景には、主要銘柄の急成長が関係していると言われており、それらの企業がさらに成長することで、今後の株価上昇に繋がります。
2016年から右肩上がりで上昇

QQQの株価は2016年頃から一気に上昇しているのが、チャート画面を見ると確認できますね。
今までにないくらい上昇していますが、2020年のコロナショックで一時的に下げてしまいました。
コロナショックで株価が下落したことでQQQも下落しましたが、主要銘柄がコロナショックでも需要があったことで、株価が元に戻るスピードが早かったように思えます。
2022年~2023年米インフレ懸念から下落も回復傾向に

2022年に入ってからの米国株は不調気味です。
2022年3月には、FOMCにて米金利の段階的利上げが始まりましたが、それに反して米国株は下落傾向にあります。
高インフレ懸念が投資家の間に蔓延し、ほとんどの株価が一気に下落する事態となったのです。
QQQも例外ではなく、2022年に入ってからは大きな下落を見せました。
しかし、今後のQQQの成長にも繋がるという意見もあるので、今後の予想をする材料として使うことができますね。
QQQの今後の予想・見通し
QQQのこれまでの株価推移を確認したところで、続いて今後の予想や見通しを解説します。
今後の予想は以下のことが考えられます。
- AIや5Gの成長すれば上昇の可能性
- 短期的には下落する可能性もある
- VTIやS&P500よりも期待できる可能性
こちらの今後の予想を順番に解説していきます。
AIや5Gの成長により上昇の可能性

QQQは2016年頃から株価が上昇していますが、今後も上昇すると予想することができます。
なぜなら、QQQの主要銘柄はIT企業が多く構成されているので、今後AIや5Gの成長すればQQQも合わせて上昇すると考えられているからです。
今後AIや5Gの発展によってQQQにも大きく影響されると予想されるので、今後も上昇する可能性があります。
しかし、ITバブル崩壊の原因のように一気に注目されすぎると、QQQの株価が下がってしまう可能性もあるので注意が必要ですね。
短期的に下落する可能性がある

QQQは右肩上がりで上昇していますし、今後も続くと予想できます。
しかし、短期的に下落する可能性も考えられます。
2022年はアメリカが早期で利上げの方針を掲げており、外貨の流入に期待が持たれていました。
その反面、米インフレが拡大して経済の悪化も見込まれている状況です。
緊迫するウクライナとロシアの対立といった世界情勢は懸念ですが、アメリカの利上げの実施と共に株価上昇が期待できます。
なので、QQQは様子を見ながら長期的な投資のプランを立てるといいでしょう。
VTIやS&P500よりも期待できる可能性

QQQはVTIやS&P500と比較すると、コロナショックからの上昇が一番伸び率が高いことがわかります。
やはり、QQQはコロナショックでも業績にあまり影響が出にくいIT企業が中心に構成されているということが理由で、コロナ後も順調に上昇しました。
VTIとS&P500と比べると伸び率は高いですが、QQQが今後必ず上昇するという理由にはなりません。
先ほどもお伝えしたように、短期的に下落する可能性もあるので投資をするタイミングは慎重になった方がいいでしょう。
ですが、QQQの主要銘柄を見ると、今後も成長する可能性が高いETFだと予想ができます。
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QQQを取引する際のQ&A
最後にQQQを取引する際によくある質問をまとめていきます。
- QQQはどこの証券会社で取引するのがいいのか?
- いくらから投資をすることができるの?
- 長期的に投資をした方がいいのか?
QQQはどこの証券会社で取引するのがおすすめ?

結論、QQQを投資するならIG証券がおすすめです。
IG証券はCFD取引ができるので、買いだけではなく売りでもポジションを持つことが可能です。
QQQは基本的には長期的に買いで保有して資産を増やす方が多いですが、短期的に株価が下がると判断したら売りで利益を上げることも可能です。
IG証券のCFD取引で売りでもポジションを保有できることで、投資の戦略を増やすことができます。
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いくらから投資をすることができるの?

QQQの価格をチェックすると、2023年9月11日現在の価格は約374ドルになっています。
なので、おすすめしているIG証券では4万円ほどからQQQの投資をすることができます。
確かに41171円ほどでポジションを持つことができますが、IG証券はレバレッジを10倍かけることができるので、最低取引額を4000円ほどに下げることが可能です。
なので、QQQは約4000円で投資することが可能ということになりますね。
しかし、仮に長期的に投資を考えているのであれば、レバレッジのかけすぎには注意が必要になります。
リーマンショックやコロナショックのように一気に株価が下落したときに、ものすごい損失を抱える可能性も考えられるので注意が必要です。
長期的に投資をした方がいいの?

QQQのチャート画像をを見ると、ここ数年で上昇していることが分かりますね。

本記事でも解説しましたが、今後も右肩上がりで上昇する可能性があります。
なので、長期的に投資をした方が利益を上げられる可能性が高いと予想されます。
QQQのレバレッジ3倍かけられているTQQQは短期的な投資に向いていると言われているので、買いでも売りでもポジションを持って利益を上げる投資をすることができます。
- QQQ:約40,000円
- TQQQ:約15,000円
ちなみに、QQQとTQQQの2022年10月現在の株価です。
しかし、QQQは長期的な投資の方が利益を残しやすいので、長期的な投資の方がいいでしょう。
ちなみに、TQQQもIG証券で取引をすることが可能です。
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QQQまとめ
本記事ではQQQについて、チャート画面を用いてわかりやすく解説してきました。
QQQがこれまでどのように推移してきたか、これからどのように推移していくのかを確認できたと思います。
- QQQの主要銘柄はAmazonやApple、テスラで構成
- 構成銘柄にIT企業が多い
- 2000年頃のITバブル崩壊で伸び悩んだ
- 2016年頃から順調に上昇している
- 短期よりも長期的な投資に向いている
- コロナショックを受けてもすぐに上昇
- AIや5Gの発展でさらに上昇する可能性アリ
- QQQはIG証券で取引するのがおすすめ
- IG証券は今すぐ口座開設ができる!
QQQの構成銘柄にIT企業が多く含まれているので、今後も成長すると期待されているETFです。
主要銘柄にAppleやFacebook、Microsoftなどの世界でも超有名な企業があるので、一気に急成長する可能性も秘められています。
しかし、QQQだけではなく他のETFと分散投資をすることで、リスクも分散させることができます。
株価が下がると上がる傾向があるVIX指数と合わせて投資をすると、リスクヘッジをすることが可能です。
この機会にIG証券の口座開設をしておきましょう。
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